偏見に満ちた端末情報

端末いろいろ

まずは自分が使用した事のある端末から始めて、情報を収集して対象端末を増やしていく予定です。今回は思い付く、思い出せる内容を書きなぐってみました。そのうち分類を試みます。

AS11

 今まで、ずっと松下の端末を使っていて今回始めて他メーカ(シャープ)の端末を買いました。変更理由はPIAFSをやりたかったからです。PIAFSの話題はそのうちコーナを設けて解説しますが、一言で言って、とっても素晴らしいです。モバイルをやる人はぜひとも環境を用意したほうが良いですよ。
 さて、AS11ですがとっても素晴らしいです。新しい物はみんな良いんでしょうけど、新しいものの中での比較としまして、ボタンが大きい。ジョグダイアルがある。節電モードの設定がある。ところが良いです。

 ボタンは非常に大きくて押しやすく、メッセージ送信で良くボタンを押すので、この特徴は素晴らしいです。ジョグダイアルで文字も入れられますが、ボタンの方が早く出来ます。

 ジョグダイアルはリダイアル操作などがこれだけで出来るなど、素晴らしいです。また、メニューが前後に表示されて選択していくので、これもまたとっても使いやすいです。また、特筆すべきは特番(モジトーク送信や受信など)もメニューから選択できる事です。いちいち覚えている必要もなく使いやすいです。電話帳でも実現できますが、機能を分類し表示している所が、電話帳では真似出来ませんね。また、クイックリストという電話帳が設定できるのですが、これはジョグダイアルを下に操作すると、10件のリストが出るのですが、こちらも一度に3行表示するため選択が非常に楽に出来ます。

 節電モードとは圏外に居る時にCSの電波を捉えるべく、受信回路が結構ONになってしまうのを圏内に居る時並みに休ませてくれるモードです。逆にこれをOFFにすると圏外から圏内への移動を行った際の復帰が早くなります。A231での復帰の遅さにいやけがさしていましたから、このモードはOFFにして快適に使用しています。ひとつ工夫しなきゃいけないのは、長く圏外に居る時は電源をOFFにする事でしょうか。

 さて、この端末のいやな所ですが、操作を途中で止めると1分で自動復帰しちゃう所です。節電を意識しての動作でしょうが、ポケベル送信を走行中の車内で準備して、駅に着いたら発信しようとすると、せっかく打ち込んだメッセージが消えちゃうんです。これは実際の使用場面を想定した設計を行っていないからでしょう。また、階層の深いメニューにいって操作中に間違った場合、1つ前の階層に戻る機能は用意されておらず、最初からやり直さなくてはなりません。間違えない様に慣れるしかないのでしょうが、前の方である程度の作業を行う、モジトーク送信などではちょっとイライラしてしまいますね。

 そうそう感度ですが、A231と比べてもまったく同じです。違いはありません。ハンドオーバも早いですね。

 まあ、総合評価では今の所満点ですね。とっても使いやすいですよ。


A131
 初代端末の中で唯一のリチウムイオン電池の端末でした。この端末は他のどの端末よりも感度が良い事で有名であり、また隠しコマンドとして電測モードも用意されており、CSフリークを虜にした端末です。使い勝手は悪くはなかったのですが、バックライトが点灯すると必ず電池残量表示になってしまい、「俺はアンテナバーを見たいんだ!!」と嘆いた方も多くいたと思います。バックライトが点灯している状態でバーを見る方法としては、「通話」ボタンをいきなり押して「終了」を押さずに放っておくと5秒程度はバーを確認する事が出来ます。もしお悩みの方はお試し下さい。まあ、この点を除けばとても素晴らしい端末だったと思います。よくCSをつかんで離さない部類と言われますが、A171にしてもA231にしても似たり寄ったりで特別長い感じはしませんがいかがなものでしょうか?
 この端末のいやだったところは、「勝手に電話を取る」現象があった事です。少なくとも5回ほど遭遇しました。私自身もかば妻へ持たせて呼び出したときに遭遇したのですが、呼び出し音がなったかならなかったかの状態で電話がつながり、相手先の状況が聞こえてくるのです。かば妻は電車に乗っている事が周りの音から理解できました。(この現象で私がパチンコ屋にいる事がかば妻にバレた事もありました。)でも、いくら話し掛けても応答はなく15秒ほどで、通話は切断されました。131などに相談したり、ショップに持ち込んでテスターにかけてもらうなどしましたが、初めて聞く現象だ、異常はないとつれない返事でした。もっともこの現象もアンテナが多くなってきた時には滅多に出なくなり、かばも次の端末へ心を奪われてしまい、原因の究明には至りませんでした。まあ、始まったばかりのシステムなのでいろいろな不具合があるのだろうな程度に考えるようにしていました。

A231
 最後の最後までA235とA241の間で葛藤があったのですが、A241はぷいさん所有の物がちょうど不調を来していたので候補から外れ、ショップに行ってからもA235も捨て切れずにいました。結局A131がフリッパー型ではないという事でA231を選択しました。
 使ってみての感想は、A131と感度的には変わらず、逆にアンテナバー0本と言うモードが加わり、1本の信用がある程度出てきました。また、バックライトが点灯したときもアンテナを表示しつづけるように変更となり、暗い中での電測チェックに大いに役立っています。また、デシベルで表示する本当の電測モードも存在し(詳しくはつかななさんのホームページ)とってもラッキーでした。
 この端末のイヤな所は、接続に失敗したときにアンテナマークが0本になるところです。接続ネゴに失敗した事を意味するのでしょうが、それまで2本とか出ていたバーが話中音とともに0本になるのは心理的に許せません。
 また、接続失敗がA131と比べて多くなりました。一度この現象に見舞われると一度電源を切らない限り絶対に成功しないところがどうも納得いきません。ショップに持っていってもA131の不具合のときと同じように原因不明となるのでしょう。もう少し様子を見ます。
 でも、この現象を差し引いても使いやすく便利な端末です。