笠懸野文化ホール「PAL」
町民の文化活動を支える大きな町の拠点です。
高い品質の文化情報の提供と
住民自らが創る文化活動を応援します。
場所は・・・大字阿左美1579−1です。
電話は・・・77−1212です。
笠懸野文化ホールは二つの大きな方向を目指しています。
質の高い文化情報発信点へと
そして。「町」と「人」の新しい語り部へと。
■ホール
笠懸野文化ホールは、平成5年10月にオープンしました。
ほぼ町の中央にあり、敷地面積は約3万2千平方メートルあります。
ホールは1千席の多目的ホールですが、本格的なコンサートにも対応
できるよう音響を重視した設計で、ピアノはスタインウェイを備えています。
建設計画が本格的に始まったのは、昭和63年度の総合計画からです。
「この町にはどんなホールがふさわしいのか」を考えるために、
住民による調査委員会が作られ、熱心な調査研究活動が行われました。
その提言は、建設計画策定委員会での基本計画づくりに充分いかされ
住民参加の方法がとられました。
■運営
町民への文化活動への援助として、大きく3つの柱を考えています。
第1は人的援助です。公民館などの学習活動の中で、町外から指導者や講師を
派遣してほしいという場合、ホール事業として学習機会を提供していきます。
第2は事業的援助です。町民が講演会やコンサートを主催したいという場合、
専門的なノウハウを提供したり、業者を依頼します。
第3は財政的援助です。ホール使用料の減免制度があります。
社会教育団体や文化団体を始め、町民の文化活動サークルでも利用しやすいようにしています。
■企画委員会
当ホールの大きな特色の1つが、この企画委員会です。
自主事業の企画には芸術文化にたずさわり、専門的な知識を持つ人材を外部から求めようということで設置したものです。
企画委員会は、音楽、バレエ、国際交流、映画製作、考古学、放送、文芸などの各分野から、
我が国の第1線で活躍中の方々で構成し、多目的ホールとしての機能をソフト面で、
十分に発揮できるようにと考えています。
■運営協議会・利用者懇談会
町民とホールの架け橋として、2つの会を設置しています。
運営協議会は、町民代表や有識者で構成され、ホールの進むべき方向、事業のあり方、
管理運営の方法など、全般にわたって意見を述べる諮問機関です。
利用者懇談会は、ホールを利用した方々から全くフリートーキングで意見や感想を聞くもので、
ホール側と利用者側との交流の場となっています。
いずれも、町民参加の運営をしていく上で大切な役割を担っています。