1951年、「ルネサンスの楽曲を日本の子供たちにも」紹介しヨーロッパの音楽的伝統をうけつぐ本格的な児童合唱団を作るべく、長谷川新一氏が故ポーロ・アヌイ神父らの協力を得て、東京少年合唱隊を結成しました。その後、第1回北米親善旅行の際に少女(東京少女合唱隊)も加わり、現在の東京少年少女合唱隊となりました。
(写真下は1956年に初来日したパリ木の十字架少年合唱団〜Little Singers of Paris Wooden Cross〜団員と東京少年合唱隊員とのスナップ)

  発足後まもない1955年にはプエリ・カントレス(世界児童合唱連盟)に日本支部として加盟し、1964年〜2000年の間、26回の海外演奏旅行を行うなど、ヨーロッパをはじめとする海外の児童合唱団との活発な国際交流を通じて演奏技術の研鑽を続けています。現在までに訪問した国はフランス6回、アメリカ4回などをはじめとして世界19カ国・地域にのぼります。

 レパートリーはグレゴリオ聖歌から現代曲まで幅広く、ヨーロッパの古典宗教作品をはじめとして、日本の現代作曲家の作品を多くとりあげております。東京少年少女合唱隊は、日本の現代作曲家の方々に多くの委嘱作曲・編曲作品を依頼、演奏しております。その代表的なものとして松平頼暁氏の「児童合唱のための無窮動」、「五つのフォルクロールス」、「日本の歌、心の歌」、一柳慧氏の「満月の夜の会話」、若林千春氏の「小さなビートルズ、ビートを歌う」、寺島尚彦氏作曲 榎木冨士夫氏作詞の「ともだち」、「動物達のカーニバル」そして、細川俊夫氏の「テネブレ」、「歌う木〜武満徹へのレクイエム」、「森の奥へ〜榎木富士夫の<蘇生>による」等があります。
 東京少年少女合唱隊には東京とその近郊の小中学校に通う6歳から14歳の少年少女達が参加しています。
 そして、
A組からC組まで年齢別の三つのグループから構成され、さらにそれよりも年長の卒隊生達により構成されるシニアコア(女声)、ユースコア(男声)が所属し、単に児童合唱の枠に止まらない幅広い演奏活動を行なっております。
  年二回の定期演奏会のほか、「手をつなごうコンサート」として世界各国の傑出した少年・少女合唱団を招き交流を深めています。その他、国内外のオーケストラとも共演、演奏会ばかりでなくキーロフオペラ、ボリショイオペラ、ウイーン国立歌劇場などのオペラ公演にも共演しています(写 真左は楽屋でおどける合唱隊隊員達)。
 近年の大きな成果 としては1990年、EBU(ヨーロッパ放送網)主催国際合唱コンクール児童合唱部門で第一位 を受賞したほか、 1997年にはフランスで開かれた、"Festival d'Automne a Paris"に参加(写 真右前列左が細川俊夫氏)、細川俊夫氏の個展リサイタルに出演し大きな成功を収めました。

  国内においては、1998年10月のC.アバド指揮ベルリン・フィルハーモニ−管弦楽団来日公演(マーラー交響曲第3番)共演、(写真左©K.Miura)同年11月のJ.フルネ指揮によるフォーレ・レクイエム収録(カメラータトウキョウ/25CM-563)参加、1999年の坂本龍一オペラ「LIFE」出演、2000年5月のP.ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ演奏によるJ.S.バッハ 「マタイ受難曲」出演等、一流音楽家、作曲家との共演を果たし、好評を頂いております。
 50周年を迎えた2001年 には、スウェーデンよりアドルフ・フレデリクス少女合唱団を迎え、50周年記念演奏会シリーズPart1(サントリーホール)、シニアコンサートとして開かれたPart2(カザルスホール)、そして新作初演を含む細川俊夫氏の三作品をとりあげたPart3(東京カテドラル聖マリア大聖堂)と三つのコンサートを行い、多くの皆様の御助力によってこれを成功させることができました。

*******スタッフ*******
 永世名誉指揮者:故ポーロ・アヌイ神父
 創立指揮者:長谷川新一
 音楽監督・正指揮者:長谷川冴子
 常任指揮者:長谷川久恵
 ジェネラル・マネージャー:水沢君江
 指導者:花澤利枝子、谷口典子、嶋崎由衣
******* 所在地** *****
 東京都新宿区百人町1-15-28
 Tel:03-3361-0381 Fax:03-3361-0610