AIDS FAQ
Q.エイズウイルスに感染すると、どうなるのですか?
- 1.感染
- HIVに感染すると、2〜8週間後に風邪に似た症状が現れることがあります。
多いのは、発熱、咽頭炎(咽の腫れ、痛み)、発疹、関節痛などです。リンパ節
(リンパ腺)が腫れて、触ると痛むこともあります。
これらの症状は、風邪の時と同様に、暴飲暴食や過度の疲労、徹夜などを控
えて、普通に大人しくしていれば、2〜3週間で自然に無くなります。
いずれにしても、感染した人すべてに、これらの症状が現れるわけではなく、
また、これらの症状は、普通の風邪や肝炎その他のウイルス感染症によっても起こり得る一般的な症状です。
この時期には、学校や職場でも感染する前と同じ生活を送ることができます。
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- 2.エイズの前段階
- 通常7〜10年以上の長い潜伏期を経て次第に免疫の働きが弱くなってくると、発熱、下痢、体重減少といった、いろいろな症状が出てきます。
これがエイズの前段階に当たります。
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- 3.エイズ
- 免疫の働きがさらに低下すると、体の抵抗力が弱まり、通常かからないような重い感染症や悪性腫瘍、神経症状などが現れます。これがエイズの発病です。
発病すると死亡率が高く、また、現在のところエイズを完全に治す薬はありません。
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