人発第0421006号
平成15年4月21日

各内部部局の長
中央労働委員会 殿

厚生労働省大臣官房人事課長
(公印省略)

年次休暇の計画的使用の促進について

 年次休暇の計画的使用の促進については、従来より、政府全体として、その推進に取り組んでいるところであるが、貴職におかれては、本年度においても引き続き、下記事項に留意のうえ、趣旨の徹底を図り、年次休暇の計画的使用の一層の促進に努められたい。
 なお、施設等機関及び地方支分部局を有する部局においては、貴職より通知されたい。

  1. 職場の環境整備について

 年次休暇の有効な活用は、職員の心身のリフレッシュ等が図られ、精力ある職場の形成に資するものであることから、年間を通じた年次休暇使用計画表を作成し、これを活用することにより、年次休暇の計画的使用促進に努められたいこと。
 このため、管理職員等は、自ら率先して休暇を取得するよう心掛けるとともに、年次休暇の計画的、連続的使用に関し職員の指導、応援体制の整備、休日に挟まれた日における会議等の自粛など、職員が休暇を取得しやすい環境整備を積極的に推進されたいこと。また、年次休暇等の取得状況を定期的に把握し、年次休暇使用計画表に基づく年次休暇等の取得促進が図られるよう指導されたいこと。
 なお、これら環境整備に当たっては、事前に業務の調整を行い、業務処理に支障が生じないよう、また、国民に対して行政サービスの低下を来すことのないよう十分配慮すること。
  1. 連続休暇の取得について

 ゴールデンウィーク、年末年始の期間における、期間中の平日や前後を含めたまとまった連続休暇のほか、夏季(7月から9月)、公務員生活の節目である10年目、15年目、20年目、25年目、30年目などにおける一週間以上の連続休暇の取得促進に努められたいこと。
 その他にも土曜日、日曜日、国民の祝日等と年次休暇を組み合わせることにより、連続した休暇の取得促進に努められたいこと。

  1. その他

 日頃から職員の健康の維持管理に十分注意を払い、必要に応じ休暇取得の勧奨を行い、応援体制を整備するなど、職員の休暇の取得を促進するよう配慮すること。


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2003年05月18日