子どもたちが作るホームページ
        −指導の手だてと環境作り−                    平成10年9月8日(火)
 
 

作品をホームページの形式(html)で作るメリットは?

 

1997年度−パソコンクラブにおける取り組み

(1)  児童の実態

 半年前(1996年9月)にコンピュータが導入されたばかりであり,一部の児童を除いて,大半の児童は簡単なお絵描きができる程度の技量であり,日本語入力はできなかった。そこで4年から6年まで全員に同一の内容を指導をしていくことにした。
(2) 経過
児童 教師
1学期 ・日本語入力練習 
  キューブワードを使用 
・バナー作成練習 
  キューブペイントを使用 
   (文字修飾機能などを活用)
・日本語入力の手引きを作成 
  各キーの機能を紹介
夏休み ・Netscape Gold3.1をインストール 
・IIS1.0(Microsoft Internet Information Server)をインストール
2学期 ・ホームページ作成開始(9月〜) 
    Netscape Gold3.1を使用 
・gifアニメの作成(12月) 
    Giamを使用(フリーソフト) 
・ホームページ作成マニュアルを作成 
   Netscape Gold3.1の使い方を紹介 
・ホームページ作成指導ビデオを作成 
   Lotus「ScreenCam」を使用 
・各個人ページにリンクしたパソコンクラブトップページを作成 
・毎週クラブ終了後にWebサーバーにアップロード 
・Giamをインストール
3学期 ・校内クラブ発表会にて公開 
 
(3) 反省・問題点  
(4) 解決策  

1998年度−学級(3年生)及びパソコンクラブでの取り組み

(1) 児童の実態

 3年生は,お絵描きはできるが,日本語入力はまだ行っていない。Composerの機能を使いこなすことはまだまだ困難であると考えられる。そこで3年生では,ホームページを作らせるというより,キューブペイントで作った作品を自由に閲覧し合うツールとして,htmlを活用していきたい。
 クラブのメンバー(4年〜6年)は,個人差は大きいものの一応日本語入力はできる。画像の扱いも昨年度(Netscape Gold3.1)より簡単なので,Composerを活用させて,個人ページを作らせたい。
(2) 経過
 
児童 教師
1学期 (学級) 
・日本語入力練習 
   キューブペイント上での日本語入力練習 
    (サイズ,フォント,色,修飾機能など) 
(クラブ) 
・バナー作成練習 
   内容は学級とほぼ同じ
 
夏休み ・仮想ディレクトリを設定 
・新規作成用ファイル(白紙)を作成 
・各ページにリンクしたトップページを作成
2学期 ・ホームページ作成開始