訪問者に優しいWebサイト作り

サイト内検索  

HOME→あとがき

あとがき

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
理論を並べ立てるのではなく、現在の時点で可能な範囲で、より閲覧しやすいWebサイトを作るためにはどうすればよいかについて、述べたつもりです。 

まだまだ筆者自身勉強しないといけない部分がたくさんありますので、みなさんと一緒に、Webアクセシビリティについて考えていけたらと思います。

みなさんに望むこと

私がこのサイトで言っていることを鵜呑みにしないで欲しいです。
私がこのサイトを読んでくれたみなさんに望むのは、Webアクセシビリティについて考えていただき、その考えたことを自分のサイトで取り入れていくことです。
Webサイトを作る目的や作り続けようという気持ちを見失わないで欲しいですね。 

最終的には自分の目で確認しよう

HTML文法やリンク切れのチェックなど、自動チェックを行ってくれるサイトやソフトも出回っています。便利ですので、かなりお世話になる方もおられると思います。
でも、そこでの診断結果はあくまで機械的に見たものです。つまり、alt属性の内容が適切か、リンクアンカーとリンク先の文書内容が一致しているか等のチェックまではしてくれません。
これらのチェックは最終的には人間の目ですべきです。コンピュータにまかせておけば大丈夫なんていう考え方では、サイトのアクセシビリティを本当によくすることは出来ませんよ。

コンテンツ内容について触れない理由

アクセス向上という観点も一応持っているこのサイトですが、コンテンツ内容については触れていません。
なぜなら、Webコンテンツは、ある人にとっては必要な情報であっても、別な人には必要のない情報である場合が多いからです。逆もしかりです。
自分の伝えたいことを自分の言葉で書けばいいと思います。目的が明確であるなら、テーマは何でもいいんです。
まして、私1人の観点で、コンテンツの善し悪しについて書くほど物事に精通していませんし(興味のあるジャンルがあまり多くない)。
また、コンテンツ内容まで含めて評価するサイト、アクセス向上系サイトは、他にもたくさんあります。今更・・・という感じもありました。

Webサイト作りと料理

Webサイトの制作は、料理を作ることと似ているのかも知れません。この頃、筆者はつくづくそのように感じています。

に置き換えることができると思います。

見た目も美味しそう、実際に食べても美味しい料理を作るには、良い材料と美しい盛りつけ、適切な味付けが必要ですね。
少しぐらい材料の質が悪くても、盛りつけと味付けでごまかせるかも知れません。さすがに、材料が腐っていたら、どんなによい盛りつけと味付けをしても無駄。
良い材料と良い味付けがあれば、盛りつけが少々雑でも、食べてもらえる可能性は高い。見た目は悪いけど、食べたら美味しかったと好感を持たれる可能性が高いです。
良い材料と美しい盛りつけなのに、味付けを間違えてしまう。こうなると一口食べたとたんに、「まずい!」と吐き出されてしまうどころか、二度と口を付けようとしないでしょう。甘ったるいカレーライス、塩味のショートケーキなんて食べたくないですよね(考えただけで吐き気が・・・うぷっ)。

たとえ話が少し長くなりましたね。
Webサイトに置き換えれば、見た目も内容もよいというサイトを作るということですね。
良いコンテンツを、見栄え良く見せて、かつ使い勝手の良いWebサイトというのが、すばらしいサイトなのです。単にアクセス数が多いから、すばらしいサイトじゃないんです。

コンテンツの内容が悪ければ、どんなにデザインと使い勝手が良くてもすばらしくない。逃げられてしまう。料理と違うのは、ごまかしが利かない点ですね。
良いコンテンツがあるというのが、すばらしいWebサイトへの最低条件ですから。

良いコンテンツと使い勝手の良さがあれば、少々デザイン面で野暮ったい部分があったとしても、閲覧してもらえるし、リピーターもつくと思います。
良いコンテンツと良いデザインがあっても使い勝手が悪い。すばらしいように見えるので、一度は閲覧するけど、二度目の閲覧はないでしょう。

良いコンテンツを用意することと使い勝手の良さをまず考えて下さい。良いコンテンツをWebサイトで生かすのも殺すのも、使い勝手の良さにかかっていると言っても過言ではありません。

©Copyright 2001-2006 FUMING fuming@neko.chan.ne.jp

リンクに関してはご自由にどうぞ。