Webアクセシビリティとは？　

このサイトで考えるWebアクセシビリティとは、
「Webを利用する全ての方々が、Webサイトのコンテンツを利用できるようにすること」
です。　

具体的には、障害の有無に関係なく、WWWブラウザ（パソコンだけでなく、PDA、携帯電話、ゲーム機なども含める）を使えば、Webサイトのコンテンツから、必要な情報を取り出したり、サービスを受けたりする事が出来るようにすることです。

定義面で簡単に言うと、障害のある方でも、Webサイトのコンテンツを利用できるようにすることです。
しかし、障害者向けに開発された技術によって、恩恵を受けるのは障害者だけではありません。健常者も恩恵を受けています。

すなわち、アクセシビリティ考慮によって、Webを利用する全ての人々が恩恵を受けることが出来るということです。

例えば、img要素のalt属性。この属性は、画像を見ることの出来ない視覚障害者にも、画像についての情報を伝えるためのものです。
しかし、これが視覚障害者のためだけに役立っているかというとそうではありません。

健常者でも、携帯電話を使っていたり（画像形式が違う場合）、グラフィカルブラウザで画像OFFの状態にして閲覧していれば、画像を見ることが出来ません。しかし、alt属性があれば、画像が表示されていなくても、画像についての情報を得ることが出来ます。
また、Internet ExplorerやNetscape等のブラウザでは、画像にカーソルをあわせるとポップアップの形で、画像に関する説明を出すことが出来ます。画像を表示したまま、更に画像に関する説明を得ることが出来るのです。