パソコンのブラウザとして、有名なのは、Internet Explorer とNetscape とOpera の三つです。現在(2003年3月現在)の最新バージョンは、
(Windows用)
Internet Explorer6sp1 Netscape7.02 Opera7.02
(Mac用)
Internet Explorer5.1.6(Classic用)/Internet Explorer5.2.2(OS X用) Netscape7.0.2 Opera6.0(日本語未対応)
となっています。
WWWが普及し始めた頃(1995年〜1996年)は、Netscape の方が断然普及率が高かったのですが(当時は有料であった)、無料のInternet
ExplorerがOS(Windows98)に標準搭載となってからは、Internet Explorerのシェアが徐々に増え、今となっては8割近くのシェアを持っています。現在のOSでは、Windows、MacともにInternet
Explorerが標準搭載されてます。
Operaは、動作が軽いのと多機能が特徴。Windows版が日本語正式対応したことで、ユーザも徐々に増えているようです。
どれが、優れているか?という議論はここではしませんが、Internet Explorerを利用しているユーザが多数派だというのは、Webサイトを作成する上でおさえておきたいポイントです。
上記3大ブラウザ以外にも、パソコン上で動作するブラウザがあります。文字ブラウザである「Lynx」「w3m」やMS-DOS上で動作する「WebBoy」、Netscape6以上のベースとなっている「Mozilla」等、たくさんあります。
3大ブラウザ以外では、サポートしていない機能(フレーム、スタイルシート、JavaSprict等)もありますので、要注意です。
どんなブラウザがあるかをもっと詳しく知りたい方は、以下のサイトを参考にして下さいね。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~u0882063/browsers/
(How Many Browsers?)
ちなみに、ブラウザが違えば、見え方も違ってきます。特にWindowsの場合、テキストはInternet
Explorerに比べると、Netscapeの方が1サイズ小さい文字で表示されます。
Windowsマシンで、Internet Explorerで見映えの確認作業をしている人は、その点を覚えておいて下さい。小さな文字にして、自分の環境では大丈夫でも、他の環境では見えにくいなんてことに・・・。
パソコン用3大ブラウザで、現在使われているだろうと思われるバージョンは、Internet Explorerが3〜6、Netscapeが3〜7.0.2、Operaは6.0x〜7.0xです。
Webページを作成する上で使えるHTMLタグや、そのほかにサポートしている機能がバージョンによっても異なります。詳しくは、以下に挙げてあるサイトもしくはページを参考にして下さいね。
HTMLのサポートJavaSprictのサポート
http://macosx2.ncs.gr.jp/JavaScript/inst/
(一撃必殺JavaSprict日本語リファレンス(OpenSpace))
スタイルシート(CSS2)のサポート
http://www.zspc.com/documents/css2/index.html (ZSPC)
Windows版Internet Explorer3〜6、Mac版Internet Explorer4.5,5.0、Netscape3
〜6.xの対応表があり。
http://www.inter-cool.net/~phantasm/wdzone/index.html (CSS Laboratory)
Windows版Internet Explorer5.5、Netscpe6.x、Opera6.xの対応表。
携帯電話、WebTV、ドリームキャスト等、あげればきりがないですね。特に、携帯電話への対応はアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)を向上させるためにも、視野に入れておいた方が良いでしょう。
ただ、携帯電話向きでない、じっくり読んでもらうことを前提としたサイトまで無理に対応する必要はないと思います。なんといっても、携帯でのWWWサーフィンはかなり金銭面に負担がかかりますし、見たページをオフラインでじっくり見ることはできないですから。
パソコン以外で動作するブラウザに関しては、以下のサイトが参考になります。
http://www.yo.rim.or.jp/~m_araki/NONPC/
(Non PC ブラウザ対応WWWコンテンツの制作)
リンクに関してはご自由にどうぞ。