●その3 ブーツにおける甲の柄


ブーツにおける甲の柄はいろいろとある。しかし、特別なものを除いて大体5種類程度存在するようだ。

(1)スタンダードな模様

これは多分みんなも知っているスタンダードな柄だ。何でこの模様なのかはわからないが、ただ単なる飾りだけではないようだ。実は前回もここへ出張した際に購入して履いてみたが、一応皮製品だからブーツに妙なしわがついてはせっかくのブーツもそのかっこ良さが半減してしまう。そこでこのような柄をつけて甲の部分にしわが付きにくいようにしているのではないかと勝手に思っている。本当の理由はこの際どうでもよい。色は黒、こげ茶、灰色、赤茶、ベージュ、緑、ワイン色等数え切れないほど(ただ単に数えるのが面倒なだけだが・・・)ある。また、つやあり、つやなしなんかもある。つまり、いろいろな皮の種類がある。中にはカメレオンの皮なんかもあったりする。

 

(2)ヘビ皮

これはヘビの皮のようで、さわるとかさかさしていて何だか気持ち悪い。しかし、面白いものでそう思いながらいつもこの皮をさわってしまうひょっとしたら好きなのだろうか?この写真はあくまでもこのヘビ柄を強調するためにこのような趣味の悪い(!?)ものを撮りました。当然白の他にも黒、茶色、灰色などいろいろとある。中にはわけの分からない虹色のようなものもあった。これを見るといつも思うが、この1枚1枚の皮は履いていくうちにはがれてしまうのではないかと思うのはおれだけだろうか?よくヘビの皮を財布の中に入れておくとお金が貯まるというが、そんな話が好きな人は是非おすすめ。いざこのブーツの皮がはがれたら財布の中にでも入れておけばよいのだからネ・・・。

 

(3)トカゲの皮

この皮は一体何の皮かはわからなかった。お店の人に聞いてみると、なんとそれはトカゲだったのである。はじめはこの柄はあまり好きではなかったのだが、ある日会社のアメリカ人が履いているのを見て”結構かっこいいじゃん!”と思った。それからは好きになった柄である。しかし実際に履いてみると皮が固いため、慣れるまでには少々時間がかかるだろう。大体この柄の場合はつやつやしたものがほとんど(多分つやつやしたものだけだと思う)で、色は黒、茶色、ワインレッド程度で種類はあまりない。

 

(4)ダチョウの皮

とにかくこの柄だけは非常に気持ち悪い。何だか鳥肌を連想してしまう(当たり前か?、だってがちょうも鳥だもんね。)。ちなみにこの毛穴を爪でグッと押しても形は変わらない。それは当然、あるとき店の人に”この皮は何?”と聞くと、”がちょうだ。とても丈夫な皮だ”と言って¢25コインを出しはじめた。そしてそのコインでなんと皮をゴシゴシとこすり始めるではないか!おいおい、売り物だろう?分かりやすい説明だが、そこまでやらなくてもいいだろう?なんて思いながら”Oh, my god!”と言ってしまったおれ。色は茶色、黄土色、黒等である。でも、”こんなところから毛が生えてきたらどうしよう?”なんて考えるのはおれだけだろうか?

 

(5)ワニ皮

クロコダイルの皮である。これは非常にかっこいい本当にかっこいい。おれも金持ちだったら絶対にこれを買うだろう。というのは非常に高価、あまりに高価なのである。普通の人はあまり買えないだろう。でも店には結構各サイズとも4、5足はある。こんな高価なものが売れるのだろうか?もう少し安くしてほしいものである。いや、絶対安くしてほしい!色は黒、茶色、黄土色がある。ああ、ほしい、ほしい、ほしい!誰か買って!そうそう、この写真はワニのしっぽで、背中の場合はもう少し安くなる。

 

(6)その他

最近見つけためずらしい柄であったため、とりあえず撮ってみました。このようなものもあるということです。ここで1つ思うのは、やはりブーツにもデザイナーと呼ばれている人がいて、その人が思いついたデザインがこのようになるのだろうか?また、ブーツにも流行があってその一例がこのような柄が生まれるのだろうか?疑問である。また、こんなのもありました。

 

一体どういう趣味をしているのだろうか?と思うのはおれだけ?


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