●その5 ブーツを購入するためのチェックポイント
あまりにも豊富な種類の中から自分の好みを探すまでには非常に時間がかかる。おれの場合、まずブーツに目を慣らすことから始め、7、8件の店へ出かけて見ているうちに以下のようなところをチェックするようになった。そこでここではおれのチェック方法を紹介します。ただし、あくまでも自己流なので他の人には参考にならないかもしれない。
(1)柄の決定
どの柄がほしいかをまず決めよう。ここから始めないと本当に時間がかかる。
詳細は”3.ブーツにおける甲の柄”を参照してネ!
(2)価格
当たり前の話だが、予算をきっちり立てよう。
自分が気に入った柄を決め、それを購入するには大体いくら程度必要かを知っておこう。おれの場合はこの価格帯域を知らなかったので、自分でいっぱい店を周ることでこれらの情報を得たため、結構大変だった。やはりブーツは高いからね!
詳細は”4.ブーツの値段”を参照してネ!
(3)色と皮の種類
皮の色と種類もポイントだ。もちろんつやありとつやなしもチェック。
詳細は”3.ブーツにおける甲の柄”を見てネ!
(4)店へ行こう!
大体の目安がついたら早速店へ行こう。
ただし、決して4、5件は出かけるべきである。でないと、希望の品物と値段が折り合わない。店は大体BOOT TOWNというのとBOOT CITYの2種類のチェーン店が存在するようだ。店によってもラインアップが若干違う。またセール品も当然のことながら店によって異なる。決して妥協はしないこと。ちょっとでも気に入らなかったら他の店へ出かけよう。必ず好みのものが出てくるでしょう。きっと。もし出てこなければそれはあなたのこだわりが非常に高すぎるからだ。もう一度ふりだしにもどろう。わっはっはっ。
(5)サイズチェック
サイズも重要なチェック項目の1つである。特に長さもことながら幅も結構重要だ。幅は細い順にB、D、EE、EEEとあったと思う。これは自分がどれに相当するかは履いてみないとわからない。ちなみにおれはDだった。日本人はアメリカ人より足幅が広いとされているため、DかEEあたりがちょうどよいのではないかと思う。あまりきついといくら長さが合っていても履くことができない。逆に入ればあなたはラッキー。アメリカ人並みの足だ。
(6)部分チェック(その1)
さて、良いものが見つかったと思ったらまず甲から足首にかけての部分をチェックする。
ここがダボッとしているものがある。このラインが奇麗というかスマートになっている方がかっこいいと思う。
(7)部分チェック(その2)
つま先をよく見よう!
先がとがったものと若干丸まったものがある。
やはり丸まったものはかっこ良くない。細かい部分なのかもしれないが、やはり先がとんがっていないと安っぽいような気がする。特にスタンダードな柄の場合は”このラインがテキサスブーツの醍醐味”だと思って、ここをチェックしてください。
(8)足の裏チェック
大したことではないが、通常ブーツの足の裏は皮でできている。そして手縫いが基本である。予算をけちった場合はこの裏がゴムでできていたり、接着剤で止めてあったりする。まあ、$60〜90で予算を立てた人はこのあたりを念のためチェックしてみるとよい。
(9)手縫いの糸
靴の裏の貼り付けは大抵糸で手縫いされている。しかし、どういう基準でこの糸の色を決めているのかは知らないが、せっかくのブーツに白い糸なんていうのはどうも気に入らない。
こんな感じでせっかくのブーツもこの糸のせいで台無しになってしまうとおれは思う。やはりこの糸の色は目立たないような色を使ってほしいものだ。
ということでいろいろと書いてみましたが参考になれば幸いです。