■その2 インドで音楽 by まx
インド人は、みんな音楽が好きなのです。
普通の家庭にはカセットプレイヤー(という表現があってる)があって、みんなで音楽を聴いているようです。
メディアは基本的にカセットで、CDは発見することができませんでした。
人気があるのは、映画音楽です。
カルカッタのサダルストリート付近の、カセット屋(レコード屋とはいわんだろうな)でこう聞いた。
"あんたのおすすめは、どいつだい"
すると、かけている音楽にノリノリのそのインド人、速攻で薦めてきたのは全部、映画音楽だった。
"こいつが94のベスト1の“マフィア”だ。まちがいなくおすすめだ。次はこいつだ・・・"
という風に、あっという間に4本ほど買わされてしまった。
たしか、4本で80Rsぐらいだったと思うが、あんまり定かではない。
(ひょっとしたらぼられてるかもしれない)
実際、売っていたものには洋楽の(ってインド音楽も洋楽か?)ロックやポップスがあり、なんでも手が入るといった感じだった。(日本の音楽はなかった)
しかし、インドで見るイーグルスとかというのは、ミスマッチっていううんですか?どうも変な感じがする。
ジミヘンとかは、逆にあって見えるけど。
さて、実際の音楽の中身はというと、想像していたとおり 「いんどお」 な音楽であった。
"はにゃらあああぁ"
とかってやつです。
1曲がとても長く、みんなすさまじく高音域を多用します。(ポリーブとかにならんのだろうか)
基本的には、女性ボーカルが多く、男性はデュエットなんかで登場します。
あと、ラップなんかのものもありますが、途中からはやっぱり
"はにゃらあああぁ"
なわけで、奇妙な感じ。
きっと、日本語のラップも英語圏の人間から見るとこんな風に聞こえるのかもしれない。
ラップにもかかわらず、内容がハッピーそうで笑顔で唄っているところも日本との共通点か。
こういった、流行歌とは別にインドにも、クラシックなインド音楽もあります。
これは、Yogini Music Ashylum (つづり自信無し)というシタールを代表とする、インドのクラシック音楽を聴かせてくれる演奏会での風景です。(ちなみに写真はわたしのBros.です)
場所はヴァラナシィ、6時ごろガートをうろうろしていると子供がチラシをくれます。
(ここまではタダ)
大体、8時くらいから、SitaHotelをのぼったところの2階であります。
Bros.といったときは25Rsでしたが、今回は30Rsになってました。(結局聞けなかったけど)
実際の演奏は、楽器のチューニングから始まります。
と、思ってるといつのまにか曲がはじまっています。
曲は、漠然とイメージされるインドの音楽です。
(こればかりは、聞いてみんことには・・・)
さて、演奏が終わると、楽器をさわらせてくれることができます。
上の写真もその時の物ですね。
(彼はこのとき、ビートルズにチャレンジしていた・・・)
インド音楽は奥が深い。
というわけで、これぐらいでおしまい。