銀の嵐
銀の嵐

○銀の嵐とは?
銀の嵐はおよそ2年半ほどの間、イルニアシア大陸東部、主にエルムール、カナーン、ファラスムーンで活躍した冒険者グループです。
パーティー名の由来はそれぞれが銀にちなんだものやあだ名を持っていたことから付けられました
幾多の冒険を行いましたが、その中でもっとも人々に流布しているものはファラスムーン王国でのミノタウロス退治でしょう。
惜しまれつつ解散したため、噂が噂を呼び、冒険譚のいくつかを吟遊詩人が詠うほどにまでなっています。
パーティーの構成はレイ(戦士及び精霊使い)、エルマー(魔術師にして賢者)、リーン(エルフの精霊使い)、ブラッディエッジ(盗賊)、ディルド(ドワーフの戦士)、メル(大地母神の神官戦士)の計6人である。
○銀の嵐の構成
・レイ(銀の髪)について
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- フルネームはレイ・レドリック=エルファスタ・シグランド・デ・クレセント、16歳
- 大陸東部にあるかつては”太陽の王国”とまでいわれたクレセント王国の第5王子
- 日に映える綺麗な銀髪であり、また優れた剣の使い手でもある
- 戦に負け占領された旧クレセント王国領の惨状を見るべく現国王から3年の期限付きでエルムールの地を訪れている。
- 途中泊まった宿でエルマーから誘いを受け、3回目の春までという期限付きで銀の嵐に参加した
・エルマー(銀の杖)について
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- フルネームはエルマー・ランカスト、28歳 パーティーのリーダー格
- 大陸中部にある賢者と魔法使いの国、”魔法王国”マグレーンの出身
- マグレーンにある賢者の学院の卒業生であることを示す銀の杖を持つ
- 閉鎖的な学院に対し嫌気がさし、冒険者となることを決意
- 以来、統一王朝時代の文献や失われた魔法を探して大陸を旅している
・リーン(銀の瞳)について
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- フルネームはリーン・レンメリア・ジナーリック、120歳
- 大陸の南東部にある、この世界では数少ないエルフの森”蒼き森”の出身
- 好奇心旺盛なエルフの少女で”外”の世界にあこがれて森の縁付近を散策中、妖魔におそわれたが近くを通りかかったエルマーとメルに助けられる。
- 退屈な村の生活に飽き飽きしていた彼女はそのまま二人についてきている
- 闇夜では銀色に輝く愛らしい瞳が特徴
・ブラッディエッジ(銀のダガー)について
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- フルネーム、出身地共に不明 外見は30すぎた辺り
- その二つ名の通り、古ぼけた銀のダガーを肌身放さず持ち歩いている。
- 腕のいい盗賊だったが、それが災いし大した仕事も与えられなくなりギルドに見切りを付けていた時に酒場で騒動に巻き込まれたエルマーらと出会う
- その場は彼の取りなしで収まったが、何となく彼らが気にかかり、遺跡荒らしの名目でギルドを抜けてパーティーの一員となった。
- パーティー解散後はシルバーダガーを名前として好んで用いるようになった。
・ディルド(銀の髭)について
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- フルネームはディルド・ヴェイド、35歳
- 大陸最大のドワーフの町、ドンテ・ゴンナ出身
- 腕のいい銀細工職人だったが、子供の頃に聞いた昔話に出てくる幻にして銀細工の最高傑作”女神たちに捧げる賛歌”を探して旅していた
- ドワーフ特有のひげの中に一房だけ白い髭が土中から顔を出す銀のように混じっている
・メル(銀の印)について
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- フルネームはメル・ティナノフ、25歳
- 大陸中央部にある”聖王国”フィル・ファモニー出身
- 大地母神の司祭で優れた癒やし手でもあり、戦士でもある
- 大地母神の教えを広めるべく、世界を旅している
- 彼女の胸にはフィル・ファモニーの王都にあるガイア大神殿の司祭の証である銀の印のペンダントが光っている