イルニアシア大陸戦記PBeM概要

イルニアシア大陸戦記PBeM概要

イルニアシア大陸戦記PBeM概要

 イルニアシア大陸戦記PBeMは”ルガイア”という仮想世界に存在する巨大な大陸、「イルニアシア」で起きる様々な出来事(主に国家間の戦争や冒険)をロールプレイすることを目的としたPBeMです。
本PBeMのシステムは、プロローグとエピローグのみ決まった小説の、その過程をキャラクター達の投稿によって作成していて行こう、というものです。
そのためマスターである私はキャラクターに絶対の自由を渡すことが出来ませんのでご了承ください。
 システムについてもう少し詳しく説明します。 シナリオにおけるプロローグ自体はきっちりと決まっていますが、エピローグは大まかなものしか決めません。

 簡単な例を上げますと、一つのシナリオは「世界を脅かす魔王を倒すべく神の命を受けた勇者が冒険にでる」というプロローグで始まります。
ところがエピローグの方は「魔王は倒されること」しか決めません。
 冒険に出た勇者は人によっては様々に情報を集め、十分に経験を積み、魔王に挑むかもしれませんし、わき目もふらずに魔王の城を目指すかもしれません。
一人で行くかもしれませんし、百人で行くかもしれません。
魔王の配下として魔王の城に入り込むかもしれません。
剣で正々堂々と戦うかもしれませんし、食事に毒を盛るかもしれません。
手段と方法はともかくも「魔王を倒す」という目的に向かっていけばいいのです。
 さて無事「魔王が倒された」として、その物語の真のエピローグはどうなるのでしょうか?
世界に平和が訪れたのかもしれませんし、かつては勇者だったという新たなる魔王が取って代わっただけかもしれません。
魔王を倒した者は英雄と讃えられているかもしれませんし、卑怯者としてさげすまれているかもしれません。
いや、魔王と相打ちになって死しているかもしれないのです。
物語の起点は同じで流れる方向も同じですが、キャラクター達の行動によって、経過は無数に枝分かれし、結果の中核は変わりませんが、その他の部分は変わるかもしれないのです。
 つまりもう少し簡単に言いますと、戦いの勝敗は明らかですが、それが大敗になるか惜敗になるかはキャラクター達の行動次第というわけです。


シナリオ形式について

 まずはじめに新しいシナリオの冒頭(プロローグ)がホームページ上に掲載されます。
と、同時に掲載されるシナリオの募集要項に沿って、プレイヤーの募集(または既成キャラクターのプレイヤーの募集)を行います。
(根本的な働きをするキャラクターはマスターがプレイすることもあります)
だいたいの人数が集まったら募集を締め切り、シナリオをスタートさせます。
シナリオが始まりましたらプレイヤーは自分のキャラクターの行動を順次、マスター宛までメールしてください。この際締め切りを設けます。
マスターは締め切り内に到着した投稿(もしくはメールを元にした小説)をホームページ上に掲載し、再びキャラクターに行動をメールしてもらう、というサイクルを繰り返していきます。
(時間の概念がかなり強いものとなるので、時機を逸したメールや意味のないメールなどは不掲載となったり、許可なく修正が入ることもあります)
話が進行し一応のエピローグにたどり着いた時点で、1つのシナリオ終了となります。
以上のような流れで、シナリオが繰り返されていきます。


シナリオ上の注意点

 シナリオの結末が分かっている以上、今現在は全く意味をなさない行動だけど、物語のクライマックスに近づいていくと実はこうだったんだというような伏線を張りたいという方がおられるかもしれません。
私もそういうものは大好きなので禁止にはしませんが(むしろ大歓迎です)、その場合は必ずその一見意味のなさそうな行動の理由を明記しておいてください。
またマスターから確認のメールが行くかもしれませんので、その時も質問事項に御返送ください。
 また、他人の過去の行動が実はこうだったと解釈するのも自由ですし、事実大どんでん返しも可能なことがあるかとは思いますが、あまり他のキャラクターの行動を妨げるようものは控えてください。
またあまりにご都合主義的な解釈や行動は取り上げないこともあります。
 シナリオをプレイする上で注意していただきたいことが一つあります。 それは本PBeMでは”戦争”や”冒険”という題材を扱うことが多くなると思いますので、一歩対応を間違えばキャラクターが”死ぬ”可能性もあります。ただし相手キャラクターを殺していくのが目的のPBeMではないことは明言しておきますので、間違えないでください。
 この世界には死者を甦らせる方法はありませんので、この点を注意してキャラクターに行動をさせてください。(実際はありますが、一般人であるキャラクターにはまず縁のないことです)


シナリオへの投稿について

 シナリオへの投稿メールには本文に必ずキャラクター名と投稿場所(シナリオ番号)を含ませておいてください。
subjectに日本語を使用すると文字化けして読めない可能性がありますので(^^;
また投稿メールのフォーマットについては特に定めませんので、各シナリオで進行中の物語に沿って自分のキャラクターならこう動くという行動を自由に書いてください。

(例1)
FROM:ギムレット
「また人間が愚かな争いをしようというのか・・・・」
物見として世界を旅するエルフの青年は偶然クレネリアスの陣地近くへとたどり着いていた。
森の木陰からじっとクレネリアス軍を眺める彼を用を足しに来たクレネリアスの兵士が見つけてしまったのは不幸なことであった。
叫び声と異変を知らせる笛の音が陣地を支配し、背後に迫りくる足音と怒声、かすめる矢を避けながら、彼は自らの不運を呪いながら森を疾駆していた。
追いつめられたかと思いきや、巡回していたエルベランの兵士に助けられ、彼はルクスの砦へと赴くことになった。

(例2)
FROM:ギムレット
偶然クレネリアスの陣地近くへとたどりた彼は、折り悪く兵士の一人に見つかり、斥候と間違えられて森の中を追われる羽目になった。
そこをエルベランの兵士に助けられ、ルクスの砦へと連れていってもらうことになった。


キャラクター間の連絡について

 プレイヤー同士で連絡を取り合いたい、という場合は、本文に誰々さんのプレイヤーと連絡が取りたいという一文を添えて、私宛までメールしてください。
そのプレイヤーに私から転送いたします。
めんどくさいと思いますが参加者のメールアドレスは原則非公開なのでご了承ください。

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