テストシナリオ０１ 設定資料
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○ルクスの砦について
ルクスの砦は、エルベラン王国領内北東のクレネリアス帝国まで続くなだらかな丘陵地帯にあります。
”西の首”、”東の首”と呼ばれる二つの大河が交差する中州、エルベラン−クレネリアスを結ぶ街道の上に立っています。
関所としての役目を持ち、また近くに大きな町がないため、旅人や商隊用のかなり大きな宿泊施設を兼ね備えています。
ルクスの砦はクレネリアス帝国との主戦場とは遠くかけ離れているため、主にクレネリアス領内での後方攪乱の任を長年負ってきました。
常駐している兵は現在約２００人（正規兵１６０、傭兵４０）です。
現在の守備隊長はランケスト・マークス。元傭兵でしたが、エルベラン国王にその実力を認められ、大抜擢されたのです。
（エルベランでは血筋も出世の一大要因ですが、それ以上に実力が求められるのです）
特例を受け傭兵隊を組織したのも彼なのです。
○カラの村について
ルクスの砦よりもクレネリアス領よりにある名もない街道の脇にある村。
人口およそ２０家族、１００人ていど。村の主産業は農業と牧畜です。
また麦から作るエールも特産品の一つです。
この村はルクスの砦に食料を納めている主要な村の一つでもあります。
村には住民の家と家畜小屋の他、雑貨屋が一軒と小さな酒場兼宿屋が一軒あります。
また村の中央には夏祭りの舞台となる小さな広場があります。
○ルシニアの町について
ク＝ルム同盟から始まりエルベラン王国、クレネリアス帝国、ファラスムーン王国を経て繁栄の道へと抜ける名も無き街道沿いの町です。（カラの村もこの街道上にあります）
ルクスの砦から馬で丸一日ほどエルベラン領内に入った所にあり、少し遠いですがルクスの砦の城下町といった感のある町です。
町のおよそ４００人で、砦の兵隊および街道を行く旅行者、商人目当ての宿屋や酒場、娼館等々があるいわゆる宿場町です。
ここには小さいながらも冒険者ギルド、職人ギルド、盗賊ギルドの支部が存在しています。