さて,3学期も3分の1が過ぎて,どこの学校でも卒業式へ向けて取り組みを進められていることでしょう。私の勤務劫でも,1月末の学習発表会が終わり卒業式へ向けて頑張っているところです。
みなさんのところでは,どんな式なのでしょうね。よびかけやコールがあって,卒業生,在校生,全校で歌を歌ったりするのでしょうか。やるからには音楽があってよかった,やっぱりいろいろな場面に音楽って必要なんだな,そんなことが実感できる式にしたいものです。
さて,いろいろ迷った結果,1997年度の卒業式の音楽は次のような曲に決まりました。
曲 名
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作 詞
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作 曲
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ひろい世界へ |
高木あきこ |
橋本 祥路 |
卒業生の歌 |
はばたけ鳥 |
宮国 留理 |
瀬戸 匡弘 |
在校生の歌 |
きみに会えて |
佐藤 進 |
佐藤 進 |
全校の歌 |
この道わが旅 |
藤 公之介 |
すぎやまこういち |
全校の歌 |
威風堂々
(5年生による合奏) |
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エルガー |
入場 |
今日の日はさようなら
(リコーダーとハミング) |
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退場 |
まぁ,こんなものでしょうか。個人的には「この道わが旅」が,初めて取り組む曲なので,どんな風に仕上がるか楽しみにしています。それにしても,藤公之介さんの詞は素敵ですね。「風になれ」「天の子守り歌」などこれまでいろいろな場で活用させてもらっています。
ところで,この卒業式の歌を決めるにあたって,空き時間に片っ端から卒業式関連の歌を自分で実際に歌いながら選んでいたのですが,よくもまぁ,こんなに似たような曲があるものだと驚きと言うか感心と言うか呆れたと言うか,やってて嫌になるくらいでしたよ。
とにかく,旋律はそれぞれいいものもあるのですが,和音進行がワンパターンなものが多い! 二次Vのオンパレードで,今一つその効果があがっていないものが少なくないのです。歌詞もいいし,メロディも素敵なものになっているのに,いかんせん多用された二次Vの和音が耳についてしょうがない。やはり,こういった和音は多用するとその効果も半減してしまいますね。あえて曲名は出しませんけど(笑)。
もうひとつ。これは卒業式の歌には限らないのですが,市販の曲集で伴奏譜と一緒にコードが書いてあるものがあります。これらの中には間違いではないかと思えるものが多いですね。メロディの中の非和声音を無理矢理にコードで表そうとするものだから,何がなんだか分からなくなってしまっているんですよね。まぁ,その曲の本質とは関係の無いことなんですけれども,その編著者や出版社の底が見えてしまうような気がします。ここでも,あえて実名は出しませんが(爆笑)。
何はともあれ,卒業式まであと少し。感動的で心の通いあう卒業式をめざして頑張りましょう。
卒業式の音楽MIDIデータ特集はこちらをどうぞ。
☆追加
【1998年度】
曲 名
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作 詞
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作 曲
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旅立ちの時 |
ドリアン助川 |
久石 譲 |
卒業生の歌 |
はばたけ鳥 |
宮国 留理 |
瀬戸 匡弘 |
在校生の歌 |
旅立ちの日に |
小嶋 登 |
松井 浩美 |
全校の歌 |
Tomorrow |
杉本 竜一 |
杉本 竜一 |
全校の歌 |
威風堂々
(5年生による合奏) |
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エルガー |
入場 |
卒業写真
(リコーダーとハミング) |
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退場 |
【1999年度】
曲 名
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作 詞
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作 曲
|
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ひろい世界へ |
高木あきこ |
橋本 祥路 |
卒業生の歌 |
また会う日まで |
千田 鉄男 |
千田 鉄男 |
在校生の歌 |
さよならのかわりに |
平野祐香里 |
川崎 祥悦 |
全校の歌 |
フォーエバー |
吉沢久美子 |
坪能 克裕 |
全校の歌 |
威風堂々
(5年生による合奏) |
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エルガー |
入場 |
卒業写真
(リコーダーとハミング) |
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退場 |
【2000年度】
曲 名
|
作 詞
|
作 曲
|
|
旅立ちの時 |
ドリアン助川 |
久石 譲 |
卒業生の歌 |
また会う日まで |
千田 鉄男 |
千田 鉄男 |
在校生の歌 |
はばたこう明日へ |
松井 孝夫 |
松井 孝夫 |
全校の歌 |
この星に生まれて |
杉本 竜一 |
杉本 竜一 |
全校の歌 |
威風堂々
(5年生による合奏) |
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エルガー |
入場 |
贈る言葉
(リコーダーとハミング) |
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退場 |
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