■若者の街 |
軍港、シベリア鉄道、マフィア。これがウラジオストクの私のイメージ。
行って見て驚いた。街並みは整然として落ち着いている。低い太陽が長い影を作り、暗い雰囲気が漂っているが、町には若者があふれ、手足の長いスタイル抜群の若い女性が闊歩する。新潟空港から1時間30分。ウラジオは紛れもない極東のヨーロッパである
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週末の街に出でみると、若者でごった返していた。レストラン、ショップに囲まれた数百b程のストリートが最大の繁華街。音楽を演奏する人、ベンチにたむろする人と、街は夜中まで若者で溢れかえっていた。
繁華街の終点は海。海岸一帯は公園となっていて、若者が集うデイスコやレストランが建ち並んでいた。ミニお台場の雰囲気。イメージしていた極東の軍港都市とは、全く違う若者の街がそこにあった。 |
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■美人がイッパイ |
さらに驚いたことは、行き交う女性の殆どが美人。六本木や渋谷に行けば、10人に一人位は美人に会える。ここウラジオでは、10人中7,8人が美人である。
若者のファッションは東京と比べるとかなり遅れているが、スタイルの良さがそれをカバーしていた。ド派手な若者もあまり見かけなかった。
多分ここでは、ヨーロッパ、スラブ、アジアの血が混ざりあい、日光が少ないことが重なって多くの美人を生み出しているに違いない(秋田美人と同じか)。
街並みは北欧のフィンランドやスエーデンと似ているが、女性の美しさは北欧の比ではない。ウラジオ女性の美しさは、ポートレイトをアップしているので見ていただきたい。
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■市内 |
治安情勢はあまり良くない。夜の一人歩きは危険である。また交通マナーも悪く、道路も穴が開いていたりと、とても車を運転する気にはなれない。
日本の会社名や学校名が書かれた中古車が渋滞の市内を走り回っていた。
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左 ウラジオストク駅
中 同じく駅
右 市内のアパート
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ウラジオストクホテルに泊まった。日本の高級ホテルとは比べものにならないが、一応の設備は整っていた。不快な思いをすることは一度もなかった。シャワーはあるが、バスは設置されていない。
また、ホテルの朝食(バイキング)は、パン、ジュース、コーヒーに数点の料理と極めて質素。
しかし、町中で食べたロシア料理、イタリアン、中華料理は、味もよく清潔で、市内にはこのようなレストランが幾つかあった(一人2000円ほど)。
大きなレストランには必ず音楽が流れ、老いも若きも思い思いのダンスを楽しんでいた
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左 泊まったホテル
右 朝のバイキング
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■印象 |
ウラジオでは沢山の美人とあったが、彫りの深い女性と目が合うと、睨まれているような気持ちになりどうも落ち着かない。新潟空港に到着し、日本女性の黒髪と黒い瞳を見てホットした。
数日間の滞在であったが、ウラジオは魅力あふれる街である。日本人観光客が押し寄せる前に、もう一度ゆっくりと訪問してみたい。 |