パンタナール 旅行記(ブラジル)  
 

  ■2009/01/1
  ■Pantanal in Brl    
   
 

  2008年12月29日からブラジルに出かけました。

  @サンパウロ 2泊
  Aイグアスの滝 2泊
  Bパンタナール3泊

仕事の都合で、当初の予定から3泊ほど短縮。駆け足でのブラジル旅行。そのうちの、パンタナール旅行記です。

■クイアバ空港と北パンタナール横断道路

(予定)

パンタナールは丁度地球の裏側。日本とは12時間の時差があります。

サンパウロで1泊せずにパンタナールに直行しても、最低30時間はかかります。
かなり遠いです。

 @東京    → サンパウロ    飛行機 24時間
 Aサンパウロ → クイアバ       飛行機 2時間
 Bクイアバ  → ポコネ       車    1時間30分 
 Cコポネ   → 宿泊ロッジ     車     30分 


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 Bがポコネ、Cがクイアバ、Dがサンパウロです。
 A−B間が北パンタナール横断道路と思われます。


 


飛行機からみたパンタナール
(ほんの一部です)。

広さは本州の面積に匹敵する程。全貌は想像がつきません。

雨期になると河川が氾濫し草原の大半が水没するため、氾濫湿原、又は氾濫草原と
言われています。

100キロ行っても高低さは僅か数センチと聞きました。いわゆる真っ平らな大草原です。



(ガイド)

詳しい専門のガイドがいなければ、広大なパンタナールでは何できません。
空港からロッジに行くことさえできません。




今回は単独旅行でしたが、幸い、ポコネの町に住んでいる湯川さんにガイドを引き受けてもらいました。馬に乗っているのが、湯川さんです。

湯川さんは、NHKの「パンタナール特集」の取材を6か月間にわたり担当した方で、パンタナールについての豊富な知識と経験を持ち、またパンタナールにかける情熱は、生半可ではありませんでした。
また、カメラマンとしての経験と実績もあり、折りにふれ適切なアドバイスも頂きました。

下が、3日間のおおよそのスケジュールです。
暑さが厳しい日中には十分な休憩時間を入れるなど、決して強行日程ではありませんでしたが、4日間とも非常に充実た内容でした。

 @  ポコネの町を散策
 A  早朝 ロッジ周辺の鳥の観察(徒歩、デジスコ)
 B  馬に乗って湿原を探索
 C  ボートを使った大きな湖の周遊
 D  ランドクルーザーに乗って、森、草原の探索
 E  夜行性動物の観察
 F  鳥や動物を観察しながら、北パンタナール横断道を車で数時間ドライブ
 
湯川さんは、ロッジに泊まり込んで、正月の4日間、早朝から夕刻まで付きっきりで案内してくれました。そのお陰で、短期間でしたが、広大なパンタナールの魅力の一旦を垣間見ることができました。

湯川さんのガイドに心から感謝です。






クイアバ空港 右がターミナル

国際空港の割にはかなりローカルな雰囲気 徒歩で移動します。

湯川さんに出迎えてもらい、いざパンタナールに出発。





クイアバ空港から郊外へ向かう一直線の道






ポコネの町

クイアバから90分ほどの所にあるポコネの町。これから先は町も店もありません。
人口3万ほどで昔は金鉱で栄えた町だそうです。



町の中心部



町の教会



町は趣があります。何故か、チョット暗い雰囲気がありますが・・・

町を歩くと 日本人が珍しいのか 全員がジイーと見ていました。
これほど注目を浴びたのは初めてです。



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パンタナール横断道

ポコネの町を出るとパンタナール横断道路がスタート。未舗装の凸凹道が100キロ以上続きます。
雨が降らなかったため 路面は洗濯板状態

ここから先は牧場以外、何もありません。もちろんお店もありません。
ただただ平原が延々と続きます。





これがパンタナールの入り口ゲイト

宿泊した牧場からさらに車で1時間ほどの所にあります。
密漁防止のために、係員が常駐し、通行人をチェックしています。





パンタナール横断道路沿いの沼地 

雨期に入り、スコールが始まりました。
草原は1時間おきに湿地に変わり、行きと帰りでは景色が違っていました。
数日後には、草原が全て水没し、風景は一変するとのことでした。

いよいよ本格的な雨期の到来です。





沼地に沢山いた鳥




道路脇にいたカピパラの群れ





ジャップル(スグロハネコウ)

コノトリの仲間で、ブラジルのシンボル的な鳥です。

土を掘り起こして横断道路を造ったため、道路脇は丁度小川のようになっています。
乾季でも水があるため、パンタナールの道路沿いには、沢山の動物や鳥類が生息しています。
怪我の功名です。


■宿泊した牧場






宿泊ロッジ

これが宿泊した牧場内のロッジ ポコネの町(横断道路の出発地点)から車で30分位のところにあります。

当初はさらに先(奥地)のロッジに泊まることも予定していましたが、日程の都合でキャンセルしました。
残念です。次回には是非...。





ロッジの室内 このように清潔でキレイでした。市中ホテルと変わりません。
携帯電話、インターネット(衛星)も使用できました。




小さいですが、プールもあります。





クイアバの町からやってきた愉快なブラジリアン。
夕食後の団欒をご一緒しました。

シーズンには沢山の欧米人が訪れるそうです。





ロッジの朝食

肉、野菜、米、果物と結構品数が豊富
周辺には店はありませんので、朝、昼、晩と3食をロッジでとります。
主食はインディカ米 結構いけます。





こちらは、ロッジで働いていたお姉さん。とても親切で愛嬌がありました。
英語を話す数少ない人です。








牧場には馬やウシがが沢山放牧されています。



巨大なアリ塚 周辺に沢山あります。





牧場の夕陽です。





こちらは、車で1時間ほどの所にある別の牧場ロッジ。

横断道路沿に、このような宿泊施設が点在しています。





ロッジにいたブラジル人の家族

娘さんがとても美人でした。



■パンタナール(雨期前)




牧場周辺の平原 

雨期には、平地は全て水没し、小高い場所や樹木だけ残り
瀬戸内海の島のようになるそうです。








ここも雨期には全て水没します





ガイドさんが乗っていた格好良いトヨタのランクル初期型

絵のように風景にマッチしていました。
この車で平原を移動します。





ランクルに乗って、草原を散策





湿原は馬に乗って移動します。

乗馬は初めてですが 何とかなりました。

水溜まりには、沢山のワニが潜んでいますし、ブッシュには蜂もいます。
ワニを踏みつけて馬が暴れたときは、一瞬パニックになりました。
馬は大型動物ですので、油断は禁物です。

2時間を過ぎると尾底骨付近が痛くなり、赤く腫れ上がって1週間はまともに座ることができませんでした。


 

首から提げているのが、NewSweek社製のカメラバックです。報道カメラマンや、戦場
カメラマンが使うもので、体に密着していますので、走って逃げることができます。

上下動する乗馬の時には非常に便利でした。でも、町中で着る勇気はありません。





サーチライトに映し出された動物 アメリカヌマジカ?

夜、ランクルに乗って、夜行性動物を探しに行きました。
大きなサーチライトであたりを照らします。ワニ、馬、狐、などの動物は、目にライトがあたると、キラッと光ります。動物がこちらを向いていないと光りません。ナイトツアーは、偶然にも左右されます。

当日は、大きな動物は見ることはできませんでしたが、写真のような小型の動物は沢山見つけることが出来ました。まあまあの結果です。




ロッジの近くには、大きな湖があり沢山の鳥類がいます。ボートを使って湖を一周しました。

このようにパンタナールでは、
  ランクル、
  馬、
  ボート
を使って草原、湿原、湖を探索します。



■パンタナールの動物

パンタナールには沢山の動物が生息しています。
今回観察した動物の一部です。





言うまでもなくワニです。王者の風格があります。





沼地にいた2頭のワニ

近寄ると、サーと水中に逃げてしまいました。

パンタナールの代表的な動物はワニ。
雨期前でも、湿地、沼、草むらと、そこら中にいます。
近くによると、「シュー」と言う不気味なうなり声をあげて、威嚇してきます。
きっと、ワニも怖いのだと思います。

でも、ワニ以上にこちらも恐怖心があります。
人を襲わないと聞かされましたが、不気味な目、爬虫類独特の皮膚感覚。やはり不気味です。





小猿がジーッとこちらを見ています。





木の中の虫を食べています。





プレゴという猿。

大変知能が高く、道具を使う猿として知られています。
人を恐れず、10メートル近くによっても平然としています。

ロッジから1,2キロ離れた森のなかで集団生活しています。早朝に、群れで移動しているのに遭遇したこともあります。




こちらも有名な、カピパラ

結構沢山いました。



■パンタナールの鳥類

パンタナールは鳥類の宝庫です。
あさは鳥の合唱で目を覚まします。

雨期が終わり、水が引いたあとに、沢山の沼地が残ります。沼地に取り残された沢山の魚を目当てに、空を埋めつくすほどの鳥類があつまるそうです。次回には是非見てみたい。

1月は雨期前で、沼地はありません。鳥類は8,9月頃に比較すると圧倒的に少ないとのことでしたが、それでも日本とは較べものにならない鳥類が生息しています。あたりは鳥だらけです。
これだけの鳥が生育する生態系の豊かさには驚ろかされました。








ウシタイランチョウ




手前がアカハシリュウキュウガモ 奥がサカツラトキ


ロッジの周辺だけでも、何十種類もの鳥がいます。

湯川さんは、裸眼では全く見えない鳥も、鳴き声を聞いただけで、デジスコを使ってすぐさま発見します。
また、何処に行けば、猛禽や珍しい鳥がいるかも知り尽くしています。
しかも、鳥の学名と俗名を殆ど知っています。
素人の私にとっては神業のように見えました。

自宅の野鳥を撮影した以外には、いままで野鳥を撮影した経験がありません。
矢のように飛んでくる猛禽を撮影するには、かなりの技量と経験が必要です。





今回は

 カメラ  Nikon D3
 レンズ  70−200F2.8 VR + 1.4倍テレコン

で挑戦しました。

結果は惨敗ですが、鳥の種類がわかる写真を何枚かを載せておきます。
鳥の名前は、湯川さんに教えてもらいました。





スミレコンゴウインコ




キバラタイランチョウ

笑っているように見えませんか。






クビワヤマセミ

何故か迫力があります。




タニシトビ













ナンベイアオサギ





ジャップル(スグロハネコウ)





カオグロクロハラトキ





オキナインコ

まわりの色に同化しています。






キバラオオタイランチョウ



ミズベマネシツグミ

■まとめ
 
制作中


■パンタナールiの写真

パンタナールのの拡大写真は、左の写真をクリック

(写真をマウスでクリックすると、次々と隠れた写真が出てきます)