学園祭のストーリー設定

あんまし役に立たなかったけど。

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学園祭・メイン(?)ストーリー

火乃星ジュピトリス(ひのほし・―)女
 僕的ハマりキャラなのでFC内ではわりと知名度が高いが、プレイヤー間ではそれほど有名でない、らしい。FC内でもそれほどでもないか。まあそれはともかく、マフディー党から委譲された兵器を多数所有するジュピトリス兵団(後述)の長。性格は極めて好戦的で、手にした兵器を使いたくて仕方がない。それでも自分からふっかけると悪者になる(というか捕まってしまい、戦えなくなってしまう)ので、何か戦う口実が欲しい。兵器を所有しているにも関わらず公安に捕まらないのは、おそらく公安において「マフディー党の下部組織(イェニチェリ部隊と似たり寄ったり)」くらいの認識がなされているためと思われる。
 ちなみにいつの間にか学園に編入している。二年生。
※ジュピトリス兵団
 ジュピトリスをしたって集まっていた即席軍隊約30名(98年5月1日当時:うちアマゾネス3名)。最初はその本部を今やアマゾネス寮と化した恵比寿寮に置いていたが、剣パーシバルの「お願いだからどっか余所でやってくれ」という願いのため、やむなく移転(暁の会議)。
 まず西部砂漠に基地を置くが、暑さに耐えられなくなり撤退(勝手にふくらむモチ事件)。そこで旧校舎群の側に掘ったて小屋を立てて、そこを本部基地としていたが、体育祭のガンボールのあおりを食らって全壊(提督の初陣)。
 6月初頭にパーシバルらとの交渉の末、一時的に恵比寿寮の端っこに掘ったて小屋を建てることを許されたが、6月中には撤退するように言い渡された(夕暮れの譲歩)。ちなみに、この時点で兵士は50人まで増えている。
 6月下旬に体育祭後の式実委との交渉で得た財力を用いて、学食横町のはずれの空店舗を買収し、新しい基地とした。もちろん地下室完備のイカス秘密基地である(集え我らが新天地事件)。
 7月後半、夏休みに入った頃、訓練と称しジュピ兵団総勢80名(また増えた)を率いて南部密林大行軍を決行する。ここでも三連星との小競り合いがある(ヤシの実投げたら大戦争事件)が、ジュピは相手が三連星であることに気付いてはいない。この時点でまだジュピは三連星のことを敵として認識していないのである。
 8月、9月にもいろいろある(「熱風スコールの変」や「煙モクモク修学旅行事件」など)がここでは省略(要するに三連星とのいざこざがことあるごとに発生するのである)。兵士も100人まで増えた。
 そして十月、季節は学園祭を迎えるのである。

<ジュピトリス兵団>
【分類】
 軍事団体/珍妙・趣味
【雰囲気】
 軍隊気味、好戦的
【門外不出品】
 ジュピお気に入りの戦車
【入隊条件】
 来るものは拒まず
【規模】
 中堅(弱小?)
【代表】
 火乃星ジュピトリス(二年、女)
【ライバル・敵クラブ】
 式典実行委員会、挑戦者
【友好クラブ】
 マフディー党、密林アマゾネス
【技能特典】
 銃火器で人を撃ってもなぜか大した怪我をさせない
【アイテム特典】
 銃火器(ただしジュピ兵団として戦うときのみ)
【補足】
 ジュピトリスの忠実なしもべ、というかただのドンパチ&軍隊マニアの集まり。戦争はしたいが人は殺したくないという平和主義者にぴったり!

グロい三連星
狐黒内やまと(こくろうち・―)男
藻鍬糸朱家(もすきいと・あかいえ)男
粧杖芭えみりぃ(しょうじょうば・―)女
 3人はそれぞれ元昆虫。ジュピトリスに潰されたり殺虫剤吹きかけられたりして瀕死になってるところを、とある魔術師の力で人間として蘇った。それでジュピトリスのことを恨んでいて、なんとか復讐しようとしている。体育祭ではガンボールのコースをわざとジュピの基地を通し、壊滅させるが、その後の交渉で何故かジュピの言葉通り賠償させられてしまう(この時の交渉役は藻鍬糸)。実はこれはジュピのタロットの力なのだが、どちらもそのことに気付いていない。学園祭では今度こそと息巻いている。
 学園祭でどれほどの戦いをするかにもよるが、三連星はそのまま残っても、ジュピにやられてどこかに消えてもいい。せっかく作ったから式実の人材として使えないこともないと思う。
 

学園祭キャンペーンガール
水城ありす(みずき・―)女
本名…水城美紀(みずしろ・みき)
 見た目は清楚だが元気。やや天然ボケの傾向あり。(容姿はNLも参照)
 水生昆虫好き。一連の水生昆虫関係の歌はみずから作詞を手がけている。
 短距離走は速いが、持久力はない。
 化学部にライバルがいるカエル好きの友達がいるとかいないとか。
 アイドル研に属する、いわゆる「学園アイドル」。華々しいデビューこそ飾れなかったものの、狐黒内やまと式実委員のスカウトにより、学園祭キャンペーンガールに選ばれる。
 学園祭をめちゃくちゃにしようとするジュピトリスとファンを率いて対峙する。もっとも、ジュピが学園祭に絡むのは、三連星が挑発しているからなのだが、ありすはそんなことは知らない。アイドルらしい純真な心でジュピを非難する(あるいは「ミンメイアタックもどき」発動)。最終的に三連星の真意に気付いてしまうかどうかはプレイヤーのアクション次第。一応ハッピーエンドは「三連星の真意に気付くが、説得し、ジュピとの和解を成立させる」となる。

ボッツ・ヒア!(企画倒れのレッツヒアボツ原稿)
 今回は、今年の文化祭のキャンペーンガールの、水城ありすさんに話をうかがいます。
「よろしくおねがいします」
 さすがアイドル、笑顔がいいですね。
「そうですか? どうもありがとうございますぅ」
 あの、キャンペーンガールの方には、どういういきさつで?
「はい、式典実行委員会さんの、文化祭総責任者の狐黒内さんからじきじきにアイドル研への依頼をいただきまして」
 狐黒内さんというと、あの『グロい三連星』の?
「そういう風に呼ぶ方もいらっしゃるようですけど、とてもいい人ですよ」
 そ、そうですか? それにしてはとんでもない企画が目白押しとの話もありますよ。
「でも、この学園から見れば、それほどでもないと思うんですけど」
 あ、言われてみればそうですね(納得)。ところで、そもそもアイドルになろうと思ったきっかけはなんですか?
「最初私は生物部にいたんです。昆虫が好きで、もっとよく知りたかったんです」
 ふむふむ。
「この島にはとてもたくさんの種類の昆虫がいて、何回か探検部の方と一緒に南部密林に行ったこともあります」
 理科系の女性にしては行動派ですね。
「そうしたらある日、道端でアイドル研の方にスカウトされまして」
 ……あの、それと生物部とどう関係があるんですか?
「……ないみたいですね。ごめんなさい」
 ああ、そんな涙目になられても……、そうだ、最後に新曲について一言お願いします。
「はい(にこやかに)。文化祭イメージソング『水色アメンボ』発売中です。水たまりの上をすいすい動くアメンボが空を泳ぐように見えた、っていうとっても可愛い歌です。みんな聞いて下さいね」
 どうもありがとうございました。

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 水城ありすはいまいち盛り上がりに欠け、「ミンメイアタックもどき」も結局発動することはなかった。好きなのに。
 グロい三連星の「元虫」っちゅう設定もその日の気分で決めた。ボツ食らっても、表にださなきゃいいわけだし。
 とにかくこいつらは今後の僕の蓬莱人生をになうらしい連中だったりする。