貝の口 の 帯結び
半幅帯 の 貝の口 または 矢の字 と呼ばれる結び の 分解 写真 を とって見ました
今回は たれ先に帯裏が出る結び方です 返しの部分が 裏になる
結び方もあります 是非 試してください 

御着物は ポリエステルの 絽 この時期に涼しげな鳩羽色(薄い黄色)
帯は 木綿の両面帯 を使用しています
 
 
手順 1
手の長さを 決めます この帯結びは手の長さが格好のよさを決めるので何度か試してその帯に合った長さを見つけましょう
手順 2
たれを 胴に 巻いていきます
二巻き目に 帯板を はさみます 
今回 は 夏用 の メッシュの物を使用しています 手は半分に外表に折り輪を下にしておきます
手順 3
たれが 上になるように 引き抜着きらないよう 一気に 結びます 
ここが緩むと 全体が 緩んだ 感じ になるのでしっかり 絞めておきます
手順 4
たれの長さを調整しながら さらに たれを引き抜いていきます けして 抜ききらないように 気をつけます
手順 5
たれの返しを きれいに たたんでいきます 特に背につく部分はまっすぐになる用に たれの返しが1枚のようにたたんで行きます 長が過ぎる部分はたれの中へたたみ込みます 格好の良い貝の口は手先 と たれの返しが 2cm から 5cmぐらいずつ 左右対称に 飛び出しているのが良いです年齢や帯によって飛び出し加減を試してみましょう
手順 6
たれの返しの折り込んだ部分を 抑えながら 手を通します
手順 7
このままでも完成ですが 帯締めを 通すとしっかりします 帯締めは手と返しにかかるようにします
順 8
一気に回して帯締めを締めなおせば出来上がり
これで一日OKです

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最終更新日 : 2003-Aug-17 by ふじちゃん 分解写真 は やっぱり難しい