★構築およびインストール


必要な環境

JG はまだテスト公開であり、その最新バージョンは1.0です。

現在 JG は RedHat Linux 6.1 ベースの Vine Linux 2.0 がインストールされていると仮定して作られています。したがって、Linux の共有ライブラリ glibc-2.1.2 以上が必要です。また、X Window System ベースのソフトは Linux 上の XFree86-3.3.6 以降の版がインストールされていることを前提と しています。また、各ソフトウェアは色数を消費するものが多いので、Xサーバはできるだけ16bpp以上で起動することをお勧めします。

また、JGの各ソフトウェアは、Vine Linuxと同じく日本語EUC環境で動かすことを前提としています。

今日現在 Vine Linux は ftp://ftp.ryukyu.ad.jp/pub/Vine で公開されています。


配付キットの構成

JG の配付キットでは以下のディレクトリ構成になっています。
<JG> ---+--- rpm/RPMS
        | Vine Linux 2.0 ユーザむけのrpm版のバイナリパッケージで
        | す。
        +--- rpm/SRPMS
        | JGのバイナリパッケージで収録されたゲームのソースです。
        | 不具合のあった場合や自分でコンパイルなさりたい方はこち
        | らをお使いください。
        +--- other-sources
          おまけです。JGではバイナリ配付していないソースを収録し
          ています。内容に関しては、商用再配布を許可していないパッ
          ケージや動作しないものも含まれますので、ftp経由でのみの
          公開とします。
          JGの配布物の再配布については、 ★配布物の再配布について を確認ください。
        

インストールの手順

[0]インストールの前に JG の配布パッケージがが、ターゲットマシンの /mnt/JG 以下にあるということを前提にインストールの説明を行ないます。何らかの手段で、パッケージを準備してください。

[1]Vine Linux 2.0 の場合
Vine Linux 付属の rpm コマンドを使ってインストールを行なうことができます。

  1. rootになって、パッケージが収録されているディレクトリに移動する。

           # cd /mnt/JG/rpm/RPMS/i386
  2. rpmコマンドを使ってインストールを行なう。例えば、emiclock-1.0.4-2.i386.rpm というrpm形式のパッケージをインストールする場合、次の手順でインストー ルを行なう。

           # rpm -ivh emiclock-2.0.2-1.i386.rpm (パッケージのインストール)

    【参考】

           # rpm -qip emiclock-2.0.2-1.i386.rpm (パッケージ情報の確認)
           # rpm -qlp emiclock-2.0.2-1.i386.rpm (インストールファイルの確認)
           # rpm -e emiclock (パッケージのアンインストール)
  3. 以下必要に応じてパッケージのインストールを行なってください。


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Last Updated: 8 May 2000