1999年年表

・宇宙船ディスカバリー号がモノリスの調査のため木星へ向かう(2001年宇宙の旅)
・ギシン星侵略の開始(六神合体ゴッドマーズ)
・イデリア星の侵略開始(特装騎兵ドルバック)
・マシン帝国バラノイアの侵略開始(超力戦隊オーレンジャー)
・7月、空より恐怖の大王が降臨、地球滅亡(ノストラダムスの大予言) ・7月、南アタリア島に巨大な流星が落下、調査により異星人の宇宙船と判明(マクロス)
・7月、3万光年離れたアンタレス近くの大王星より宇宙人が飛来、 地球港開設さる(21エモン)

・ラーメタル接近、関東平野浮上(千年女王の降臨って9/9だっけ?)
・帆場映一、東京湾上の方舟より投身自殺。レイバーの暴走事故多発(パトレイバー劇場版)
・オゾン層消失に対し地球を覆うシールドが発明(ハイランダー2)
・グラドス制圧下の地球にエイジ再度出現(蒼き流星STPレイズナー)
・月の裏側の爆発事故により月が軌道を離れ漂流する。(スペース1999) ・鉄鋼龍浮上、日本は壊滅的打撃を受ける。(冥王計画ゼオライマー)

参考文献:SFアニメが面白い(アスペクト)

あとはなにかあったっけ……??


第10回次世代ワールドホビーフェアin幕張メッセ


ルギア爆誕とピカチュウたんけんたい 997.31

7/30に見てきました。やっぱし今回も混雑を避けて最終。劇場はそんなに混んでなかったですね。隣でやっていたスターウォーズもそんなに混んでなかったような。でもって劇場窓口には、TVとは違う基準で制作しましたっていうコメントが(^^;
で今回も、大人な目で見た感想です。辛目。
「ルギア爆誕」
ヤドキングじゃないけれど「困ったなぁ」ってのが正直な感想(笑) キャラ立てがヘタで、全然立ってないの。ストーリーに流されているだけで、「ミュウツーの逆襲」と同じくキャラたちが全然動いてない。オマケにストーリーもヘボで説教臭いし。まあテーマを掲げるな、とは言わないけれど、もちっとやりようがあるんじゃないの? セリフでテーマを語らせないとわからない、ってのはやっぱダメだと思う。しゃちほこばらずに素直にエンターティメントに徹してもいいんじゃないかなぁ。ピロインのフルーラの位置づけも弱いし、ケンジはまーーったく役立たずだし。 ヤドキングもようわからん。全体のテンポも悪い。
それぞれの生き物にそれぞれの世界があって…みたいなテーマなんだけど、ファイヤー・サンダー・フリーザーの争いって単なるなわばり争いにしか見えない(^^;)
やっぱしね、ポケモンで世界を救うってのがちぐはぐさの原因かも。サトシが仲間を助けるために頑張って、結果として世界を救う、ってんならまだしも最初っから「世界を救う」ために動いちゃうのがダメダメさの根源ではないかと。
その方が世界を救うことは自分の身近な大切なもの、守りたいもの、失いたくないものを守ることから始まるんだということで、テーマにも沿うんじゃないのかな。
これってダ・ガーンと同じテーマだね。
あとはタケシが登場していたのが嬉しかったな(^^) タケシカムバーーーック。フリーザーさまかっこいい(ウットリ)
サトシは結局なにをしたのか
…何もしてません(笑) いやほんと。もちっと考えてくれよ。考えなくても行動してくれよ。主人公なんだからさ。サトシがサトシらしかったところといえば、世界を救うのに一番近いところにいる、といわれて尻込みしちゃうところと、そのあと雪に足取られて「先は長い」と嘆息しちゃうところぐらい。あとはルギアに助けて貰ってるし。ただ与えられた事をこなしているだけ、って感じで自ら動く、頑張る、ってんじゃないですよねえ。あとポケモンを使って何かする、っていうシチュエーションがほとんどないです。あっても計画性ナシ。仮にも「ポケモン」なんだし、ポケモントレーナーなんだし、ポケモン達をうまく使う、という描写が欲しかったですね。でさ、一応カスミもポケモントレーナーなんですけど。それもジムリーダー(^^;;
サトシとカスミ
なんか必要以上にカスミがサトシを意識しすぎで見ててそれは違うだろう、ってとこが随所に。そういう恋愛感情みたいなものを持たせてもストーリーには関係ないし、必然性もない。なぜサトシを助けに行くのにいちいち理由付けがいるの? 「あのバカ、しょうがないんだから」ってだけで一緒に行くのがカスミじゃないの。あと溺れたサトシにカスミが人工呼吸するんじゃないかってヒヤヒヤしましたぜ(爆) しなくて良かった。マウストゥマウスなんかやられてた日にゃ、そのまま映画館飛び出してたかもしんないです(爆) 
ムサシのツッコミじゃないけどホント10年早い。「オレたち5年遅い」つーコジロウのツッコミは爆笑したけど。なんだ、自覚あるんだ(笑) でもあの二人っていまさら、ってかんじなんでしょうねえ。一応美男美女なんだけど。
でも反対にサトシの冷たさよ。助けて貰ったんだからカスミに「ありがとう」ぐらい言えよ。
ロケット団
なぜか妙に見せ場のあったロケット団の二人と1匹。ちょっとおいしいトコ取りすぎ。おいしいトコは一回でいいですよ。あとはマヌケに徹するべし!
4大怪獣大決戦
ファイヤー・サンダー・フリーザー・ルギアの4つ巴の大決戦。心理的に遠景で、危機感や緊迫感に乏しい。バトルは単調だし。ハッタリ度が弱いです。もっとカッコイイ見せ方あるだろうに。もったいない。
ガイナックスっていうか庵野にやらせたらハッタリの利いた凄いバトルシーンを見せてくれただろうに(笑)
世界の危機を感じてポケモンたちが集まって来るのだけど、ただ集まってくるだけ。何もしない。ウチキド博士が「何もできないだろうけど…」という意のセリフを吐くのだが、それにしても集まってただ見てるだけってのは……。
ルギアも強いんだかそうじゃないんだか、まぁ言い伝え通り、ルギアではファイヤー・サンダー・フリーザーの怒りをおさめられないってのは明言されているんだけど。力を使い果たして(?)海に沈むルギアの「これでおわりだ」ってのも唐突なら、フルーラの笛であっさりと復活しちゃうのも唐突。
結局ジラルダンって
何考えてたんですかね。全然わからん。だから敵役としても弱い。世界を滅ぼしかけたというのにそれに対して何を感じたのかという表現とかないし、神を怒らせた罰を受けたわけでもないし(撃墜はされたけど)。世界を滅ぼしてまでルギアを欲っするのかという執着心の強さとかも見えないし。
テーマをセリフで語らせるな!
ルギアで目立つのがセリフ回しの悪さと会話の絡みの悪さ。サトシの母親が最後にサトシを抱きしめて長々とテーマを語るのは蛇足すぎ。っつーかお節介すぎ。もっと簡潔に、そして映像(演出)で語れ!! 今回の映画いらんセリフが多くて必要なセリフが無いぞ。
 
予告編にあった「命を賭けてかかってこい」とか「ピカチュウーー!!」というシーンが無い無い無い! 「命を…」があったのでルギアって高飛車なヤツかと思ったら無条件で頼りないサトシに協力してくれる温厚なヤツだし。期待してたのよ、「すぐれたるあやつりびと」にはどう考えてもほど遠いサトシをどう認めるのか、ってのに。
予告編の方が面白かったですよ。
もひとつ、謎。オーキド博士があの「特別な」ファイヤー・サンダー・フリーザーの3匹がこの世界のすべての命を生み出したみたいなことを言っていたけれど、それって最初に火の神・雷の神・氷の神ありき、ってことなの???
 
「ピカチュウたんけんたい」
他愛もない話。ピカチュウがかわいかったし。ニャースは相変わらず不幸だし。一番のツボは強風に吹き飛ばされそうになってカビゴンに捕まえて貰ったはいいが、カビゴンがリンゴに気を取られ、離しかけた手に足の指でしがみついているシーン(^^)
ピカチュウってほんと苦労人だね(笑)

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