空気が柔らかい。とても静か。
　　　中に入ると、何だか手が熱くなるのを感じた。
　　　それは、強くなったり弱くなったりして、そう思って、
　　　隅から隅まで歩いてみて「どこが一番熱くなるのか」調べてみよう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　見付た。！！

　　　 そこに立った瞬間、ブワーって 何かが走ったように感じて、

　　　同行していた彼女もまた、何かを実感していたようだった。

　　　その時、彼女の怪我していた身体の一部に不思議なことが
　　　起こっていた。

　　　
　　　そこから出たくなくなった。不思議な場所だった。　

　　　かつては多くのヒーラーさん達が ここで人々を癒していたのだろうか？

　　　その後、マサキさんの提案で近くにあるドール
　　プランテーションに寄り道してパインフロートを食べ（飲み？）乾いた喉を癒す。
　　周りは、どこもかしこもパイナップル農園だった。

　　そのままノースの方を走って回ってくれて、 ワイキキとは全く違う色をした風景も見せてもらう。
　　ハワイには色んな顔があるんだなぁ〜、と思いながら窓の外の景色を眺めていました。

そして、 クカニロコ。

　　かつて王族しか踏み入ることが出来なかった神聖な場所、
　　　　　　王妃の出産　はこの場所で行われ石が作る影と星の方角を
　　　　　　　　　　　　見て、暦を読んでもいたらしい。
　　　　　 「精霊の住む場所」って言われている場所。

　　
　　　　　　入ってすぐにココナッツが落ちているのを見つけて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レイと一緒にお供えをした。

　　精霊からのプレゼントだったのかなぁ？

　　ここは何とも不思議な空間で、時間も空気も止まったかのような・・・

　　自分がフッと溶けていくような・・・。 本当の「心の中の無」を経験した。

どれほど音を遮断しても作り得ない静寂がここにはある。


　 　　 そよそよと風の音が聞こえ空気が流れているのが分かる。
　 　 むしろ、私達も空気の一部のよう。頭の中も空っぽになって、
　　　　空気に溶け込んでいった。

私達はただ黙ってそこに居て、その空気を味わった。

　　　このクカニロコについて書かれている資料のどれを見ても

　　　「ここは空気が違う」そう書かれていたけど、その意味を実感。

　　　　そこを出て車に乗り込んでからも、しばらく言葉はなかった。

　　　　瞑想って、こんな「 無 」のところに存在するものなのかもしれない。 言葉では伝わらない。
　　　　　　　　　 どんなに豊かな感性 があっても想像し得ないだろう。 知ることは、ただ経験するのみ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当に感動し行って良かった。

　　　　　　　この機会を与えてくれた、ムサシさんには、大変感謝しています。
　　　　　　またハワイに行く際には、ぜひお願いしたいと思っていますので、その際にはどうぞ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よろしくお願い致します！