検索エンジンのスコアリング

検索エンジンのスコアリングを過信しすぎることはSEOのスキルアップには役に立たない?

検索エンジンのスコアリングを理解するか参考にするかの違い

検索エンジンがウェブサイトを判断する指標つまりスコアリングについての話をしましょうか。

Googleではpagerank、Yahooではwebrankが有名ですよね。
で、Bingは後述します。

ちなみにGoogleのpagerankの解説で、ウェブページのランクを決定付ける要因、なとど、したり顔でブログに記事を投稿していた人がいましたが、全然違いますから(汗)

pagerankは、Googleの創設者であるラリー・ペイジ氏のペイジからとったものなので、勘違いしてウソっぱちな解説をしないように、注意してくださいね。

さて、Bingのスコアリングは、あまり注目されませんが、しっかりとあるようです。
って、バカにしているわけではありません・・・。
ドメインスコアDomain scoreとページスコアPagescoreです。

詳細については、Bing webmaster centerで確認してください。

さて、このようなスコアリングを上げることが、SEOの成功の道であるかのように言われていた時期がありました。
特に、GoogleのPagerank信奉者は多かったようですね。
あなたのウェブサイトをページランク4に上げる簡単な方法、などのレポートが売れていたこともあったようです。

今では流石にSEOレベルの底上げコンサルティングによって、参考程度という認識に落ち着きましたが、SEO関連情報の取り扱いは慎重に。

SEOが検索上位獲得ゴッコでは無い理由はSERPを見ればわかる

以前からしつこく言ってきていることなんですが、SEOは上位表示が最大の目的ではありません。
コンバージョンを得るためのターゲットユーザーを、SEOを用いてオーガニック検索からウェブサイトに導くことが目的です。
そして欲を言えば、コンバージョン数の向上もということになるでしょうか。

ただ、SEOリテラシーが相対的に低い昨今、検索ランキングの上位表示、というフレーズがウケが良いのですよ。
誰にでもわかりやすいですからね。

ところが、この検索ランキング上位表示にも落とし穴はあるわけです。
そもそもですよ、検索ランキングと言いながら、Bingを初め、YahooやGoogleも検索結果ページに、ランキングの数字を振っていないのは、いったいなぜなんでしょうか。

検索ランキングならば、上位3サイトをバックカラーを変えて目立つようにしたり、または金銀胴のメダルのアイコンを付けたりしてもよさそうですが、そういうことは過去にもありませんでした。

これが全てを物語っているわけですよ。
検索エンジンは、キーワードに最も最適化されたサイトを返しています。
もちろんコンテンツも考慮してはいますが、最終的には検索ユーザーが判断することを理解しているのです。

ということは、タイトルとディスクリプションが、広告のように人を惹き付ける文言が良いですよね。

表には決して出ないSEOノウハウを習得している事がホンモノの要件

SEOの基本的な施策や技術は、インターネット上で習得は可能です。
しかし、100%かどうかは、誰にもわかりません。
もしかすると、実は全体のわずか十分の一なのかもしれないわけです。

そもそもSEOに関する知識やノウハウの幅に限界が無いため、インターネット上の情報だけで、SEOの何たるかを語るのは、実は大変おこがましい行為であると言えないでしょうか。

SEOには、ホワイトハットとブラックハット、そしてグレーな部分に区分される手法が存在します。
全てをひっくるめめてSEO、という考え方もあるでしょうし、ホワイトハットだけをSEOとして、その他は全てスパム行為と考えても、誰も文句は言いません。

SEOによって、クライアントが目的を安全に健全に達成できれば、善悪を超えて、知識や使える手法、ノウハウを持っていても構わないのです。
なぜならば、悪のSEOつまりダークサイドなSEOを知ることも、リスクを認知するという点では必要だからです。

SEOエキスパートは、その仕事柄、スパム行為についても詳しいのか当たり前です。
スパム行為を知ることで、無知なウェブ担当者の間違ったSEOが、スパムに相当すると判断できるわけですし、リカバリー方法も習得できるわけです。

ついでですから断言しましょう。
SEOは無料での習得は不可能です。

市場の成長曲線に合わせたマーケティングで新規顧客を獲得せよ

SEOビジネスの難しさは、様々な要因がありますが、根底にはSEO業界と市場が成熟途上にあるということです。

まずSEOという実体の掴みにくい(ほぼ掴めない)ものについてのコンサルティング等をサービスとしているので、見込み客が理解し辛いというのは、避けては通れないわけです。

一般認知度の向上も我々SEOエキスパートの仕事として、業界と市場の活性化に貢献しなければならないですよね。

そんな環境にあっても、お陰さまで「SEO塾」もブランディングが確立してきております。
良くも悪くも目立つ存在になってきており、SEO業界における一円起業のポジショニングの影響力とマーケティングのノウハウを獲得出来つつあるという実感はありますね。

しかし、まだまだ向上心と野心、そしてクライアントとSEOへの思いは、留まることなくアゲアゲです。

さて、成熟途中のSEO業界においては、前述のように、顧客の無理解と無知を前提としたマーケティングを展開する必要があります。

従来の他業種でよく用いられるマーケティング手法を、そっくりそのまま転用すると、SEOの目的やSEOを必要としているのかもわからない、つまり迷える子羊のような見込み客ばかりが集まってしまう可能性があります。

目先の利益獲得のために、このような客層を取り込むと、SEOサービスの範疇を超えた要求の対応といった、余計なパワーを使い果たしてしまうという懸念もあります。

SEO市場は成熟途中であり顧客候補はSEOを無理解か無知であるという前提のマーケティングもまだ必要。

SEOに必要な基本技術はクローラーを制御したりリダイレクトや正規化

SEOに取り組む場合、その基本となる技術を一番最初に習得すべきではないかなあと思います。
しかし、SEOには、誰でも学べる教科書と呼べるものは無く、SEOエキスパートも基本とは何かを考えると、なかなか答えに窮することも無くは無いのです。

結局のことろ、SEOを伝授する難しさは、具体的で共通するプロセスが無いということなんですよね。
極論すると、SEOエキスパートだけの基本があると言っても過言ではありません。

各SEOエキスパートの言う基本を集約して見ると、恐らく見えてくるものがあるのでしょうが、現時点では、基本技術はBingを初めとするYahooやGoogleのヘルプで学ぶことがよろしいのではないかなと思います。

敵を知ることから初める、ということがSEOを極めるための基本技術となるでしょう。
SEO技術マニュアルなどでコアな部分からいきなり入るよりは、本質を付いたものになるのではないかと思います。

これが各論となると、話はまた別になり、1ページ内のリンクは100以下に抑えるといったことが、基本的な技術になるのではないかなと思います。
ロボットの制御やリダイレクトなども必要にして基本的に身につけておきたい技術ですよね。

チートシートとして一覧にしておけば、新人教育などに十分に使えます。

高額なCMSで費用回収未定よりも小額でROIの高い戦略的ブログ構築を

商用ブログの運営についてのエントリーが続きますが、しばらくお付き合いくださいませ。
ブログをやろうと法人に持ちかけるベンターはたくさんいますが、具体的なコンテンツ指導や儲けに繋がるコンサルティングを提供するベンダーはあまりいないでしょうね。

差別化にはうってつけだと思うんですけどね、そういうハード面の提供だけではなくてソフト面も提供は。
売りっ放しの方がラクですもんね。

CMS導入の際に、数百万から数千万円の見積もりを提示されたことは、少なくないと思いますよ。
このBingSEOの王道も、プラットフォームはWordpressですので、一切お金はかかっていませんが、素晴らしい成果を挙げるための重要なブログになっています。

投資効果は非常に高いんですよね。
CMS導入は企業規模が大きくなればなるほど高額化していくと思いますが、さらに、経営戦略をも鑑みた運営コンサルティングについてもベンダーがやれば一石二鳥だと思うんですが、やらないんですよね。

前述しましたが、売りっ放しがラクなんですよね。
投資の回収についての方法を尋ねてみるといいですよ。
応えられない場合は、契約しないとかの基準を儲けると、ハズレを引くことは無いと思うのですが、いかがでしょうか。