横谷 奈歩 / Naho YOKOYA



1975
東京生まれ
2002 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
現在  東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻在学中
個展
1999 「アートイング東京1999・21 x 21」セゾンアートプログラム
2001 「I Galleryユs eye vol.4 」ギャラリー伝、Floor 2
グループ展
1999 「SUMMER IMPACT」ヤジマギャラリー
    「KAI展」慶南大学校、韓国
2000 「千住路上アート展『結』00 」北千住、東京
2002 「東京芸術大学美術学部+ワイマールバウハウス大学造形学部交流展
メGreen Spaceモ」 東京芸術大学取手校地
「旅譚」東京藝術大学陳列館、東京
受賞
1998  久米桂一郎賞
2002 O氏記念賞

私は、日常生活に埋もれている普段見慣れている風景、思い込んでいる事柄を探し出し、形にしています。
日常に潜むものや、自分の立ち位置から見えないもの、普段の見方では気がつかないことに目を向けさせることがなぜ大切なのか。
本来人間は、自分の見慣れている、経験した角度からものを見ようとするものです。
しかしその角度ばかりで見続けていては、他の位置から見たものや、見落としているものをそのままにしてしまいがちです。
その、普段生きている中で、流して見ている、見過ごしていることの美しさに気づかせ、目を向けさせることは、私たちがただ「生きている」
そのこと自体が美しいということを言っているのに他ならないのです。
だから私は、一貫してこのテーマに取り組み続けています。

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