タペットクリアランス調整


今回はタペット調整です。
カブの走行距離が4万キロを越えたのでやろうかな、と思っていたところ
まれさんから調整のやり方が知りたい、とメールを戴いたのでHP更新のネタにさせて頂きました(笑)

タペット調整はどういう時にやるべきか、ですが、

なんかエンジンからのカチャカチャ音が大きくて気になる。
1年毎とか1万km毎とか定期的に。
なんとなく気になって…。

という感じですね。
特にクリアランスが広くなってタペット音が大きいと言う場合はきちんと調整することによりかなり静かになるのでおすすめします。

では、まず工具ですが、一般的なレンチ(8、10、17mm レッグシールドを外す人は12も)とタペット調整用レンチ(9mmレンチとプライヤーでも出来るけど…)
隙間を計る為のシックネスゲージ(0.05mmがある物)が必要です。


調整用レンチ(上)とシックネスゲージ(下)

作業の前に、、、エンジンが暖まった状態だとクリアランスを正確に計れないのでエンジンが冷めた状態で作業して下さい。

では作業に入ります。
まず、レッグシールドを付けている場合は外しちゃって下さい。
私はレッグカバーなのでそのまま作業が出来ます。

次に、左側のクランクケースカバーとタペットキャップを外しましょう。
Lクランクケースカバーを外すにはシフトペダルも外さなければなりません。

 

外すとフライホイールが出てきます。(写真右)

フライホイールを回して(反時計回りが正方向)”T”とマークされている所の線をクランクケースにある切り欠き部分に合わせます。



Tに合わせるとピストンが上死点になるのですが、タペット調整するには圧縮上死点に合わせないとなりません。
フライホイールを回すと圧縮で回りにくくなるところがあると思いますので、そのまま回してTに合わせればOKです。

これでようやく調整に入れます。
ここでクリアランスを計ってみて範囲内なら調整しなくても良いのですがここまで来たら 調整しちゃった方が良いように思います。



クリアランスはインレット、エキゾースト共に0.05mm(+-0.02mmのマージンがあります)
調整はロックナット(9mmのナット。年式によって変わるかも)を緩めてその真ん中にある ボルトで調整します。
0.05mmに合わせたらロックナットで固定して終了です。



適正値は0.05mmですがマージンがあるのでそんなにきっちり合わせなくても大丈夫。
ちなみに、、0.05mmは引き抜けるけど入らず、0.04mmは何とか入る、、位が私は好きです。

IN、EX共に調整が終わったら後はカバー等を元通りに付けて作業完了。

なるべく解りやすく書いたつもりですが私のやり方を書いたまでですので参考程度に留めて下さい(笑)