第9回 2004年10月16日−17日ドロブックル
再挑戦。夕方まで曇っていましたが天気予報どおり、晴れてきました。夜露で撮影は途中で断念しましたが、全天を横断する天の川を堪能できました。また、生まれて初めてアンドロメダを肉眼で認識できました。 キャンプ場の管理者の方によると星はきれいだが冷えるとのこと。積雪は1mほどでもダイヤモンドダストがみれたりするそうで、この夜雲が切れるとみるみる夜露がつき始めテントも 機材もぐっしょり状態。夜露対策のファンをつけてあるVC200Lは無事でしたが、対策をしていないファインダー、双眼鏡、カメラと、レンズというレンズが曇ってしまいました。朝にはテント表面の夜露がみな凍っていました。
圏央道経由で関越の東松山で降り、熊谷,太田を経て国道122号で渡良瀬渓谷にはいり日光に抜けます。今市から霧降高原を越えた向こうが栗山村、その土呂部という地区です。行きは日光で渋滞にあったので7時間ほど、帰りは5時間ほどのドライブでした。(距離の割に高速道路区間が短いのでコストは安くあがりました。)
周囲を山に囲まれています。天気の回復が遅れ気味で夕方はまだ曇ったままでした。日没後、この木立の上に白っぽい光点が現れ、その明るさから地上の光かと思いましたが、なんと北斗七星でした。
キャンプ場の翌朝の様子。周囲に明かりが少なく星見にはうってつけです。
スバル(クリックして拡大できます)
カメラを赤道儀に同架し200mmで撮影、Photoshopでトリミング。なさけないことに極軸の調整がまずく、1分の追尾が精一杯でした。星間に広がる青いガスも撮ってみたいのですが。
北の空(クリックして拡大できます) 主鏡以外ずぶぬれ、接眼レンズもファインダーも拭いても拭いても曇りっぱなしです。あきらめて、15mm対角魚眼での星景写真を撮ってみました。(魚眼の表面もみるみる結露しました) 左上の青い煙状の光は天の川です。 カメラ機種名 Canon EOS Kiss Digital 撮影日時 2004/10/17 0:00:11 Tv(シャッター速度)1824 Av(絞り数値) 3.5 ISO感度 100 レンズ 15.0 mm 焦点距離 15.0 mm
帰り道の風景。紅葉の見ごろはもう少し先か。
ひとことでいって、すばらしい星空でした。こんどは夜露対策を完璧にしてじっくりといってみたいです。
以上第9回星見キャンプここまで。