22時定時の鐘が鳴る 今日の夕飯は何にしようか? そう思いながらディスプレイの電源を消した・・・ 今日も何もしなかった・・・ 始めは簡単に出来るような話を持ちかけてきて このルーチンを作る事になったのだが・・・ レビューをかさねるにつれて訳の分からない項目がどんどん増えてゆく・・ 知るかボケ、おまえがそんだけわかってるならおまえ自身が作ればいいだろ・・ そう思いながら、打刻のためにカードを機械に通した・・・ ピッと電子音が鳴った・・・22:05・・・機械に表示されていた・・・ あぁ、疲れてるな・・・全身がダルい・・・ ずっと何もしないで席にいるのは楽なようで楽じゃないもんだ・・・ 一日の時間の流れがとてもゆっくりに感じる・・・ と、エレベータの所まで行こうとしたとき、エレベータの前に 嫌いな奴がいた・・・ 階段で1階まで降りることにしよう 疲れきった体で一段一段降りて行く・・・ 4、3、2、1 ふ〜・・・やっと1階までたどり着いた・・・ 重い腕で、外気に通じる扉をひらく 思っていたより外は寒かった、半袖状態のシャツを長袖にして 寒さを防ぐ・・・ なんともいえない臭いが漂ってくる・・・・ 今日も臭いな・・・ 自殺があったといわれる所を通りすぎると警備室の明かりが見えてくる その中ではぶっさいくな警備員が怪しい人が入らないように目を光らしている あのちょっとハゲ気味の警備員の顔はきったね〜な・・・と・・・ そう思いながら早足で警備室の前を通りすぎた・・・ バス停が見える・・・ まだ、バスはいないようでバス停の看板の裏に隠れるようにして読書してる ちょっと怪しい奴ぐらいしか客はいないようだ 綺麗なねえちゃんなんかいるわけ無いのにどっかにいないか?と 辺りを見まわしてもむなしくなるだけだった・・・ 自分の足音だけが聞こえる中、遠くで車のエンジン音が聞こえた やっと○○通の敷地の外に出れた・・・ ここからがまた車まで遠いのだ・・・ 車にたどり着くには歩くしかない、歩かなければ車にたどり着けない・・・ 今日は道路の右側を歩くことにしよう・・・ いや、無意識のうちにそう歩いていたかもしれない・・・ 後の車のライトに照らし出された自分の影・・・ 自分が歩くごとにその影も姿を変えた・・・ そんな影をボ〜っと見ながら車にたどり着くために足を進めた・・・ それが自分で見た自分自身の最後の影だった・・・ って言うより最後まで書くの疲れた