冒険計画法 1998年4月8日 PM14:17 眠い体を奮い起こし 飲み物を買いに行こうと思う 目当てのブツはピクニック コーヒー 200ml 80円だ 財布の中身を確認する・・・OK 周りの状況を確認する・・・とくに障害となる奴はいない・・・ 重い体を動かし、自販機のある場所まで歩くことにした 1歩2歩・・・周りではキーボードを叩く音、プリンターの音が聞こえる・・・ 足元を確認しながら、俺は生きているんだと当たり前のことを思う 自動ドアのところまで何事も無くたどり着いた ヴィ〜ン モーターの音が聞こえる、ドアが開く・・・ 新鮮な空気が脳を潤す あぁ、生き返った・・・心の中でそう思いながら自販機に近づく・・・ そのとき!! 何物かの気配を感じた・・・ 注意しながら自販機に足を進める・・・ あの角を曲がれば自販機が見える・・・ 注意深く足を進めていった・・・ 角を曲がったとき・・・ 奴がいた、超ブサイク勘弁してくれなブサイク世界一な女・・・ その場で引き返したかったがコーヒーの魅力に負けて 結局ぶっさ〜な女の後ろを通ってコーヒーを買った・・・ 夢にまで見たピクニックのコーヒーだ!! しかし、また女の後ろを通らなければならない・・・ よし!! 勇気を振り絞って早足で女の後ろを通過した・・・ ふ〜助かったぜ・・・ カードでドアを開けて後ろを振り返る・・・ 奴はまだこないようだ・・・ 助かった・・・ 安堵感が体中を駆け巡って意味も無く鼻くそほじる 自然と笑いがこみ上げてくる オレは勝利したんだ!! やった〜 これでコーヒーが美味しく飲める・・・ こうして壮大な冒険は終わりをつげたのでした・・・ END