ファミコン ファミリーコンピュータ CPU 6502 (8bit) 3.1MHz を搭載した任天堂の家庭用ゲーム機だ はじめてのファミコン ファミコンとの出会い あれは何年前だろうか? ゴムの四角ボタンのファミコンを持ってる奴が近所にいて そいつの家でドンキーコングとかロードランナーとかやっていた おいらはその時セガのSG-1000(知ってる?)というゲーム機で それなりにTVゲームを楽しんでいたが 画面の綺麗さ(当時)ゲーム性の面白さ(当時)でファミコン購入計画がスタートした 「勉強やるからさ〜」と誕生日プレゼントにファミコンを 買ってもらう約束をし勉学に励んだ・・・ 最初にやるのはロードランナーと心に決めていたので ファミコン本体が無いのにロードランナーのカセットだけ買っておいた 説明書を読んだりパッケージを眺めたりカセットを舐めたりして 本体購入を待ち望んでいた その時も近所の奴の所に行って初期のファミコンゲームを楽しんでいた ※近所の奴・・・みんなから嫌われていたがファミコンを持っていたために ファミコンやりたさで近所のみんなが通った・・・ ファミコンが家にやってきた いよいよファミコンを購入するときがきた! 近所のオモチャ屋に行ってみる 定価販売&カセットとの抱き合わせ・・・・なんでやねん 今度はヤオハン清水店(当時)にいってみる (その頃はまだファミコンは爆発的人気じゃなかったから どこの店にも置いてあったが定価&カセット抱き合わせだった) ここでも初期のカセットとの抱き合わせだったが 抱き合わせ価格がたしか13800円(消費税無し時代)くらいだったので ドンキーコングJrと一緒に本体を購入した ついに、ファミコンを購入したのだ!! これでカセットさえ買えばクオリティーの高い(当時)ゲームが 楽しめるぞおらぁ! 家に帰って箱を開ける! においをクンクン嗅いでみる これがファミコンのにおいかぁ〜涙を浮かべながら 箱から取り出す んん?コントローラーのボタンが丸いぞ ま、いいか・・・ さっそくアダプターをぶっさして 抱き合わせで買ってきたドンキーコングJr.を初挿入 グリュっとした感触が手に伝わる 一時の緊張と期待 電源ON!!! うぉ RFユニットを通して安いTVに表示された ドンキーコングJr.のタイトル画面・・・ オレはファミコンをこの手で動かしている しかもこのファミコンはオレの物だ! うっひゃっひゃっひゃっひゃひゃ 興奮して鼻血が出てきたが そんなの気にしないでゲームスタート! 家のTVにドンキーコングJr. 家のTVでドンキーコングJr.の音楽が! ッヒャッヒャッヒャッヒャ こうしてファミコン人生が始まった その後何万回カセット抜き差ししただろうか? 今では部屋の片隅で引きちぎれた2コンと黄ばんだ本体の色を さらしながら当時の思い出を抱きつつひっそりと眠っている