----- 自分の心の奥底で想う人がいる 意識していなくても その想う人は心の中で生きつづけている 忘れようにも忘れない 忘れたくても忘れられない その想う人と離れ離れになっても 心の奥底では ずっとずっと その人のことを想いつづけている あの時に勇気があれば・・・ 人生は変わっていたかもしれない・・・ ----- 引っかかっている あの人が 自分の心の中に もう,忘れたと思っていても ある時フッと思い出す そんなに楽しい思い出があるわけでもないのに・・・ 悲しい思い出だけなのに なぜか思い出してしまう それだけ大切な人だったのか・・・ ----- なつかしい思い出は 時が経つごとに 頭の引出しの中にしまわれて 鍵をかけられてしまう そんな思い出を引きずり出したい 鍵をはずして思い出したい その思い出がどんなに辛いことでも 後悔はしない 実際に経験したことだから・・・ ----- ソビエト社会主義人民共和国が崩壊した時に 私はトイレにいた 歴史的が崩壊したときに 私はうんこをしていた ロシア人と結ばれたいたこの私は これを機会に国籍を変更した そう,ずっと思いつづけていた 未来の自分なんかを想像しないで その日その日を大切に過ごしていたあの日々は 自分がイきり出したウンコと共に 流れてゆくのだ 私には未来が無い 過去を流しつづけて その日その日を生きるのが精一杯だ ----- 腐乱死体が異臭を放つ中で 私はベビースターカップラーメンをほおばる いけねぇ,お湯を入れすぎた・・・ ラーメンのスープの味は無常にもうすくなってしまった ハハハ,まいいか コスミックブルーマイカの愛車は今日も元気にうなりを上げた すばらしいよあんたこ しゅぱしゅぱ〜 ちょしいいい ぽぁあああああああああああ ポアする,うげ〜なつかしいよ あの日の思いはもう帰ってこないのさ・・・ 零れ落ちる雫が目に入る午後の一時 朝日が昇った ----- 鼻毛が優雅に空を舞う あれはたしか25年前の私の鼻毛だ・・・ 鼻毛が私の元を去っていった時 私は悲しい気持ちでいっぱいだった 長年連れ添った鼻毛と別れの時がくるなど 思ってもいなかった・・・ 別れは突然やってきた・・・ 黒々としたその鼻毛は わたしにさよならを言い残して 夏の暑い空に向かって飛んでいった このよどんだ空気の中で 私はどうやって生きて行けば良いんだ? 鼻毛は何も言わなかった・・・ まさか再開する日がくるとは思ってもいなかった しかし私の寿命ももう終わりだ・・・ 元気な鼻毛の姿を見て 安心して死ねる・・・ ----- あぁ,脳が眠りたがってる・・・ 少しでも気を抜くと この世界から離れてゆく 暗黒の世界に導かれる 夢と現実とのギャップ 眠りと夢のギャップ 現実の眠りとの隙間が見えた気がする ----- 今日も雨が降る・・・ 自分の心の中を見透かされているように・・・ まるで,トン汁のような僕の心・・・ その中でもサトイモしか食べない僕の心・・・ そんな世の中の会社のホンの一部のハナクソのような・・・ いつほじくり出されてもわからない・・・ もしも,ほじくり出される時は・・・ ハナゲと共にほじくり出されてやる!! ----- 霧の中 深い山奥で霧に遭遇した ここは沼津のF山と呼ばれる場所 粗悪な環境での強制労働 自殺者も後を絶たない こんな粗悪な環境に 適応しようとする自分がいた かなり目がなれてきた様で 直視できるようになってきた しかし下山して街に出てみると すべてが綺麗に見えてくる あぁ,F山病 あぁ,F山病 ここにいる人は 自覚症状がない・・・ しかし確実にF山病にかかっている・・・ もう,治る見込みも無く・・・ ----- とても眠いこの気持ちは 脳の中で眠気との格闘 でも結局最後は負けてしまう ここは現実か?夢か? まったく自分ではわからない世界だ 遠くでキーボードをパンチする音が子守唄のように心地よい 今日もいい夢を見れそうだ ----- ある人の夢を見た とても懐かしい感触 すごく久しぶりな感触 とても会いたかった感触 すごく嬉しい感触 とても新鮮な感触 すごくやさしい感触 とてもあたたかい感触 でも,夢から覚めたら もう会いたくても会えない感触だけが,頭の中を駆け巡る もう,二度と会えないんだ・・・ あの夢は何だったのか・・・ 過去の事を忘れないようにと彼女が夢に出てきたのか? 思えばもう,5年前か・・・ 今,生きていれば何をやっていたのだろう? ・・・・・ 暗い過去は自分の一生で何度も振りかえってしまうのだろうか? 思い出したくなかった過去も・・・ この事は過去の記憶の引出しの奥底に鍵をかけて大切に保存しておきたい・・・ 自分が死ぬ時まで... ----- 人間には思い出したい過去と思い出したくない過去が存在する 思い出したくない過去に限って時として鮮明に思い出してしまう 人間の存在,声,場所,天気,自分が考えていた事すべてが 当時のまま再現される 昔の事はすっかり忘れたい・・・・ そう思って忘れようとしても,何かのきっかけでポンと 当時の記憶のテープの再生ボタンが押される そんな記憶のテープが頭の中で大切に保存されている いつか再生されるであろう瞬間を待って・・・