2002/8/2〜4 太郎の記録

04/08/02(月)晴
朝、太郎に冷凍したしゃぶしゃぶ用の生肉をレンジで温め薬をやる。調子はいいようだ。

昼食後、パンに練乳をかけてやる。コンディションは悪くないよう。

夕食はポテトと湯がいた鶏肉と卵の黄身とドッグフード。
ドッグフードを食べなくなったので色々工夫をするが、今日は40%ぐらいで量が少ない。
暫くしてスプーン1杯のアイスクリームに粉薬を混ぜてやる。
夕方から咳が多くコンディションが少し悪くなる。

04/08/03(火)晴
夜中に何度か起きる。太郎の湿った咳で5時過ぎに起きる。
太郎は昨日の夜から調子が悪い。今年の夏は夜中もエアコンをつけているが、
暑そうに場所を変えるので、少しクーラーの温度を下げる。

起きてから太郎に何時もの様に薬を飲ませる。
昨夜、余り食べていないので、少しは落ち着いたか?

昼食後、パンに練乳をつけて 少しやるが食べない。クリームチーズをほんの少しやる。
今日は調子が悪そう。

かなり湿った咳をする。水が溜まっているのかも知れない。
近くで寝ていたが、起きたときフローリングで滑って右の後足を痛めたかも・・・
抱いて、6畳に連れてゆくが下へおろすと部屋の境目でへたり込みそのままオシッコをする。
足が滑ってショックだたのか、初めての出来事。
みるかぎり状態がかなり悪く、顔色も悪い。
昨日の元気なうちに足の裏の毛をカットしておけばよかったと、責任を感じる。

その後は歩くのを観ている限り大丈夫のようで、今は何とか寝ているが・・・

夕食は殆ど食べない。アイスクリームも駄目。呼吸が荒い。
それでも自分でトイレへ行って小便をする。

22時半、下の娘が夜勤で出かけるために起きてきた。
起き上がって尻尾を振っていた。
しゃぶしゃぶの生肉もアイスクリームもアイスキャンデーも食べようとしない。
とうとう夕食後の薬を飲ませられなかった。
様子を見るしかないか・・・

04/08/04(水)晴
3時過ぎ、太郎が起きて咳をするので目が覚める。
足を引きずり場所を変えてパソコンの前の座布団の向こうでどたんと寝た後、
キャンキャンと啼くので見に行くと前足だけかくようにして起き上がれない感じ。
上体をそろっと抱えて抱くと下半身が動かない感じで痛そうに啼く。
座布団と壁の間に後足が挟まっていたようだが、それで動けなかったのか・・・
気がついたら横になったまま小便をしてしまった。

動けない感じ。「太郎!ごめんなーほんまにごめんなー」と誤る。
抱き上げようとするとかなり苦しがって啼くのでそのまま横にして様子を見る。
2〜3度体を痙攣させた後、静かになる。じっとしたまま、呼吸をしていないように見える。
少しの間息が有ったようだが、小さく3度ほどぴくぴくと動いてそのままになる。
3時半頃か?
心臓などの呼吸器系の場合随分あっけなく早いと思う。
長く苦しんだけど、これでやっと本人は楽に成れたなーと思う。
クッションの上にバスタオルを2枚掛け、その上に寝かせる。
暫く毛を串でといてやるが、手も足も体も、関節が妙に柔らかい。
素直に触らせたことが無かったので、こんなに体が柔らかいのかと奇妙な感じがする。

両目は大きく開いたままで、顔を見ていると死んだように思えない。
眼を閉じさせようとするがどうしても出来ない。
とても優しくて穏やかな顔をしている。
病院で夜勤の娘の携帯にメールを入れてもらう。折り返し勤務が終わり次第、早めに帰ると電話。
暫く串でといてやる。寝ながら顔を見ていると生きているようで、とてもいい顔をしていた。

5時前、少し硬直が始まる。顔を見ながら寝る。
少し寝たようで、7時半、すっかり堅くなっているが、そのまま起き上がりそうな感じ。
トイレに行く。ネットで霊園を調べ、電話。上の娘に電話する。

丁度いい大きさの段ボール箱に紙を貼ってバスタオルを敷き太郎を寝かせる。
目を開けたままで、まだ生きているような感じ。
穏やかなとても優しい顔をしている。
奥さんがベランダの白いミニ薔薇やハーブで周りをかこう。
エアコンの温度を下げて下の娘の帰りを待つ。



下の娘は帰るなり泣きだす。
いつも準夜勤で2時ごろ帰るとしっぽを振って出迎えてくれ、1番癒されていたから・・・。
やがて上の娘も来るが、帰るなり泣いていた。
結婚して家に居ないのに帰ってくると、何時も必死で体中で喜びを表し、迎えていた。
子供が出来て、子供嫌いの太郎には孫の大介が1番苦手のようだったが・・・。

上の娘の車で霊園へ行くことにし太郎を抱いて出掛ける。
夏真っ盛りの空模様。霊園では大型犬が多かった。
お経を揚げて、火葬にしてもらい、共同墓地へ納骨してもらうことにした。
先代の太郎と同じところなので、あちらで会えるのかも知れない。

太郎の前は9歳のゴールデンレトリバー
火葬の前、最後のお別れに家族が代わる代わる涙を拭きながら撫でたりする様を横で見て
こちらも急に涙が溢れそうになる。

焼いた後、しっぽの骨や爪まで骨はかなり奇麗に残っていた。頭の骨が意外に薄いと思った。

太郎が生きを引き取ったとき、太郎には本当に良かったとおもった。
苦しむ時間が長ければ長いほど可哀想だと思っていたから。

もっと知識があれば心臓病を防げたかもと、本当に太郎に申し訳なく思っている。
本当なら、もう2〜3年は充分元気だったと思うのだが・・・

一昨日の昼頃までは元気だったのに急に調子が悪くなってしまった。
夜が明けて調子次第で、病院へ行こうかどうしようかと迷っていたほどだったのだが・・・。

霊園から皆と一緒に帰ってきたが、何となく落ち着かない。

孫の大介が太郎のストレスになってはと、気を使っていた上の娘も太郎が居なくなって心配しなくてすむので
皆で夕食を一緒にする。

夕食を食べながら今日は太郎の夕食を心配しない事が不思議な感じがする。
明日から、太郎が居ないことがどんな感じなのか・・・?


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