ステンレスの加工について |
ステンレス製品へのブラストについて |
よく、建築関連では、図面等に「ショットブラスト」と記載されています。 これは、一般的にガラスビーズを使用してのブラスト加工を意味しています。 |
素材について |
ブラスト指示があるが、材料は何でもいいの? という質問が多くあります。 こちらは、使用目的によって違ってきます。 |
一般的な 2B は、板等の肌に油染み キズ等があります。 このような材料に、ビーズブラストを行なっても油染み キズは消えません。 キズ等は、加工前に見えなかったようなものも目だって見えてしまうことがあります。 HOT COLD材も同じように、元の肌にキズがある為 消え切れません。 |
通常 ビーズブラストのみの場合は、使用する場所にもよりますが最低でも BA材 出来れば#400研磨以上のものをお勧めします。 |
また、どうしても製作するにあたり#400研磨等の材料がない場合は ビーズ加工の前にサンドブラストをしてからビーズ加工をする方が良いでしょう。 |
溶接等での加工後も同じように、焦げがある場合は サンド→ビーズ の加工を しないと、焦げは取れません。 溶接後の焦げを取る為に部分的にバフがけを行なうとその部分だけがビーズ加工後に 白っぽく目立ってしまいますので、バフがけをするなら全体にバフがけをしないと なりません。(ベビーサンダーの仕上げも同様 且つ キズが深いと残ります。) |
ビーズのみ と サンド→ビーズの加工では、後者が前者より仕上がり状態が 黒っぽい仕上げとなります。 |
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