日記 

シトロエン、アンサーバックユニット取り付け (1/18/2003)

 アンサーバックとは、キーレスエントリーでドアロック、アンロックしたときにハザードランプ点灯で車が返事をするアレです。最近、純正で付いている車が多くて、見かける度に「いいな〜」と思っておりました。う〜ん、エグザンティアにも返事をさせてあげたいっ!!
 後付けユニットは以前、こうちゃんが教えてくれた、八木澤さんを思いだし、注文しました!八木澤さんのHPからメールで注文できます。購入した物は「アンサーバックユニットVer.2 ABU2C」と、ユニット取り付け中に必要になった「コード付きダイオード CTD01」です。なお、以下の取り付けに付いての記述はアンサーバックユニットの取説をごらんになられた後で見た方が分かり易いです。

 当記述を参考にされ、作業される場合は自己責任でお願いします。何が起きても当方は一切責任もてません。私の勘違いや、車により配線番号、コネクタ等、異なる可能性が当然ありますし。
  まずはエグザンティアの配線図とアンサーバックユニットの説明書を照らし合わせ、何処へどのように何を付ければ簡単なのか、軽い頭で考えまくり...。
 「アンサーバックユニットVer.2 ABU2C」のセットの内容はユニット本体、ハザード点滅用リレー、取付説明書です。
  電装品取付時のお約束、バッテリのマイナス端子を外してから作業します。
 ATシフトの前の小物入れを”内張り外し”でこじって外すと黄丸の様に使っていないコネクタがあります。コレはオプションで「盗難防止アラーム・コントロール・ユニット」を取り付ける為の物のようです。そんなオプション聞いたこと無いけど(F本国用?)。このコネクタには常時電源の他にハザード用の線も来ています。コレにハザード点滅用リレーを配線します。
 作業をするためにセンターコンソールを若干持ち上げる必要があるのでコンソールを固定している赤丸で示しているナットを外します。  こっちはコンソール後ろ側。灰皿を取ると見える赤丸で示している所のナットを外します。コンソールは前後の赤丸のナット4個で固定されています。
 ATインジケータのトルクスネジT10を外し、インジケーター部とシフトブーツ部を”内張り外し”でこじって外します。ATシャフトのクリップを外すとインジケーターと切り離せます。  サイドブレーキ横の小物入れも内張り外しで外します。ウインドーボタン等も作業のジャマなので各コネクタの色をメモした後、引っこ抜きます。
 黄色の丸で囲んだ部品が、パワー・ドア・ロック・コントロール・ユニットです。コレに繋がっているコネクタの配線とアンサーバックユニット本体から出ている線とを配線します。
 パワー・ドア・ロック・コントロール・ユニットを外すにはコンソールを持ち上げると見える、ユニット横のトルクスネジT20を2本外します。
 使用した配線コネクター、使用済みの写真でスマん。私が選んだものは以下です。
・0.5sq〜0.85sq 用、4個入り
・0.35sq〜1.35sq 用、4個入り
・異線径配線コネクター電源側0.85〜2.00sq、分岐側0.35〜0.80sq 用、2個入り
・あと、被覆付きの圧着スリーブ1.25sq 用。
 では配線していきます。「盗難防止アラーム・コントロール・ユニット」用のコネクタ(以下盗コネ)を作業がやりやすいよう、コンソールを持ち上げ外へ引っぱり出します。盗コネの刻印A列の線番B17とハザード点滅用リレー(写真の黒いの)の赤線を異線径配線コネクターで接続。
 次に盗コネの刻印B列の線番2335(黄色)とハザード点滅用リレーの白線とを配線コネクタ0.5sq〜0.85sq 用で接続。
 同じく線番2345(ベージュ)とハザード点滅用リレーの白線とを接続。

 線番B17に常時電源を供給するために、ハンドル右下のフューズボックス内、空きのF17にハザードのフューズと同じ容量の15Aのフューズを挿入してやります。
 盗コネを元の位置に戻したらハザード点滅用リレー側は黄色線を残して、とりあえず終わりです。
 アンサーバックユニット本体側の配線です。
 サイドブレーキを降ろしているときにはアンサーバックしないよう、サイドブレーキ位置スイッチの所にも配線します。
サイドブレーキの位置スイッチに付いているコネクタを、付いている向きを良く記憶してから引っこ抜きます。*怪我に注意してください、狭い上に、金属部がありますので切りやすいです。
 抜いたコネクタの線番440(茶色)とアンサーバックユニットの橙線を配線コネクター0.35sq〜1.35sq 用で接続します。
 パワー・ドア・ロック・コントロール・ユニットが繋がっていたコネクタ(以下Pコネ)の線番B21とアンサーバックユニットの赤線を異線径配線コネクターで接続。
 Pコネの刻印3の線番620にアンサーバックユニットの青線を配線コネクタ0.5sq〜0.85sq 用で接続。
 Pコネの刻印4の線番621にアンサーバックユニットの緑線を配線コネクタ0.5sq〜0.85sq 用で接続。
 あとは、アンサーバックユニット本体の黄色線とハザード点滅用リレーの黄色線を繋ぎ、外した物を元に戻して配線終了です。  
 ここで、うまくアンサーバックするかテストしたところ...サイドブレーキを引いた状態では正常に動作するのですが...しかし、サイドブレーキを降ろした状態でも、アンサーバックしてしまいます...そのときには、メーター内のパーキングブレーキランプが一瞬点灯します。
なんだか変な回り込みの電流が流れているような..。
 八木澤さんに相談したら、この様にダイオードを付けるといいとアドバイスを頂きました。
  追加注文した「コード付きダイオード CTD01」。   アンサーバックユニットの橙線を繋いだ所より上流(+側)へダイオードを繋ぐため作業のしやすいATレバーの横の配線群から線番440(茶)を探しだしました。
 440を切断しダイオードを被覆付きの圧着スリーブで接続。ダイオードの向きは写真で言うと白が手前です。 この段階でテストしたところ良好です!嬉しいね〜。
 インシュロック(結束バンド)で配線群をキレイに元に戻しました。ハザード点滅用リレーとアンサーバックユニット本体を繋ぐ黄色線もココを通るよう配線しました。  この写真は、パワー・ドア・ロック・コントロール・ユニットのコネクタを繋ぎ、元の位置に固定しているところ。
 こちらハザード点滅用リレー側、あとはフタをするだけです。  アンサーバックユニット本体の保護と、防音のため、防振テープを貼りました。
 パワー・ドア・ロック・コントロール・ユニットの隣に置きました。とりあえず点滅パターン設定はロック3回、アンロック1回、低速点滅にしておきました。  アンサーバックユニット本体と小物入れの底が干渉しやすいので、ウインドウスイッチ等を接続する前に、小物入れを取り付けしてみて、確認しました。
 取り付け終了後、意味もなく何度もロック・アンロックをしてしまった。いや〜嬉しいねー、光り物好きとしてはコタエラレマヘン。八木澤さんどうもありがとうございました。


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