日記 

シトロエン エグザンティアのユーザー車検 (8/29/2001)

  シトロエン エグザンティアも登録より3年目、初めての車検を迎えました。ディーラーに任せず自分で行うユーザー車検について、ネットで検索したり、本屋で立ち読みしたりで調べてみると、とっても簡単そう。やってみる事にしました! 
**以下の情報は2001年8月の物であり、広島陸運支局 福山自動車検査登録事務所での体験です、また筆者が何か間違いをしている可能性も考慮され、参考にしてください**

車検(継続検査)の流れは..  

車検の予約 → 受付(書類提出) → 検査 → 検査証交付

です。車検当日までの準備として、

(1)車の点検
(2)車の下回りの掃除
(3)当日作成以外の書類準備
(4)予約   (まず予約してから上記をしてもOK)

 車の点検について、私の場合、1年前にディーラーで24ヶ月点検を受けましたので今回は自分で出来る範囲で点検しました。定期点検整備記録簿に去年の24ヶ月点検の記録がバッチリあるので自分で点検した分は特に記入しませんでした。 ココからちょっとあいまい→もしも前回の車検から1度も点検の記録が定期点検整備記録簿に無い場合は、24ヶ月点検(または12ヶ月点検)を自分で行い、記録簿に記入するかディーラーで24ヶ月点検を受け記録簿に記入してもらったほうがいいと思います。

 車の下回りの掃除ですが、私は当日の朝、コイン洗車場で下回りを流しておきました。検査官がピット内で下回りをチェックしますのであまり汚いのはバツです。あとエンジンルームの車体番号、原動機型式が見えるよう掃除しました。(エンジンが止まっていてもクーリングファンが回ることがあるので、ウエス等が巻き込まれないよう注意です!)

 当日作成以外の持参書類は、車検証自動車納税証明書自賠責保険証明書(新、旧)定期点検整備記録簿です。
 自動車納税証明書は、5月頃に送られてくる自動車税を納めたときに手元に残るあの半券です。自賠責保険は、私は駅前通りの中銀の隣の東京海上で加入しました。24ヶ月で¥27,600でした。どこでも好きな所で加入し、保険証明書は新と旧の2枚持参します。 定期点検整備記録簿は通常、車を購入したときに付いているあれです。自動車整備振興会でも販売してるそうです。

 予約は、広島陸運支局 福山自動車検査登録事務所の場合、0849−30−0188 のテレホン案内の中でプッシュホンを押す事で予約できます。10日前から前日までを受付。日にちと午前か午後を選択すると、予約番号をくれます。予約番号は当日受付で確認されます。
 先述、テレホン案内はファックス付き電話をお持ちの人にはとても便利で、 ” はじめてユーザー車検を受ける方 ”  とか  ” 継続検査の手続き ” の結構詳しくて親切な資料が取り出せます。


あとは以下リンクでお勉強しました。
中国運輸局ホームページ
中国運輸局ホームページ(Car アンサー)


車検当日に窓口で作成する書類は

(1)継続検査申請書(OCRシートと呼ばれる)
(2)自動車検査票
(3)自動車重量税納付書

あと必要な物と注意事項は

(1)印鑑を持っていく
(2)書類をはさむバインダーがあるといい
(3)ダッシュボードに物を置かず、フロントガラスのお守り等を付けない。
(4)ホイールキャップが付いている場合は外す
(5)ヘッドランプを拭いておく

車検(継続検査)当日の様子

 広島陸運支局 福山自動車検査登録事務所の場内案内図。場所は福山市高西町。午後の予約でしたが見学もしたかったので10時30頃到着。  車を駐車場にとめ、まずは庁舎へ
 4番窓口の前の立ちテーブルに”自動車検査票”と”自動車重量税納付書”がある。なければ窓口で貰い、テーブルの見本と自車の車検証を見ながら記入。  先の2つの書類が書けたら庁舎を出て、県税事務所の前を通り過ぎ、敷地のフェンスそと、道を渡った所の自動車整備振興会へ行く。
 自動車整備振興会の2番窓口で”自動車検査票”と”自動車重量税納付書”を差し出し 重量税 と 検査手数料 の印紙を貼って貰い、お金を払う。エグザンティアは重量税¥37,800 検査手数料¥1,500。
 続いて2番窓口より、左手に向かって歩き、狭い通路を抜けて自動車整備商工組合の窓口に行き、”継続検査申請書(OCRシート)を買う。税込み¥42。事前の予定ではOCRシート3号様式でしたが窓口で 「こっちの方が簡単よ〜」と言われ、専用5号様式を買うことに。
 庁舎に戻り ”継続検査申請書(OCRシート専用5号様式)”に鉛筆で見本と車検証を見ながら必要事項を記入する。
 そして4番窓口に今までに揃えた、「自動車検査証(車検証)」「継続検査申請書」「自動車納税証明書」「自賠責保険証明書、新、旧」「自動車検査票」「自動車重量税納付書」「定期点検整備記録簿...私は出さなかった様な気が...」を提出。ここで予約の受付番号を聞かれます。オーケーなら番号札(受付確認カード?)をクリップで書類にとめてくれて、検査コースに並ぶように言われる。
 ちょっとドキドキしながらアスファルトに書かれた文字を頼りに検査コース(小型コース)へ移動。(場所は最初の写真参照)  「初めてなんですー」と検査官に言ってるところ。検査官はとっても親切そうな人でした。検査しながら前進し、手前のピットの所で検査終了となります。
 まずサイドブレーキが前輪に効くのか後輪に効くのかを車を降りて押しボタンで選択。エグザンティアは前輪。ここ第1ブロックでは、サイドスリップ検査、ブレーキ検査、スピードメーター検査を行う。 アナウンスに従い、所定のローラーに対象車輪を乗せ、ブレーキを踏んだり離したりします。結構強く踏みました。ケツをシートに押しつけるが如く..サイドブレーキは”ワイヤーがやばいか?”と思うくらい引いたかな。メーター検査は、ドライブに入れてローラーの上で加速し、40キロで車の側にぶら下がっているボタンを押します。「記録して前に進む」が表示されたら、右前方の記録器まで進んで検査表を差込み、印字します。  次は第2ブロックです。前方右側の表示板の ”ストップ” が点灯するところまでゆっくり進みます。 ここではヘッドライトと排気ガスの検査です。ヘッドライトをハイビームにして点灯します。エグザンティアは4灯式ヘッドライトなので外側のロービームを右横に置いてあるライトカバーでかくします。排気ガスは私の時には検査官の方がもう一人出てきてセンサーをマフラーに差し込んで測定してくれていました。
 ライトの測定器が横からスライドして出てきて自動で測っていました。
 「記録して前に進む」が表示されたら、右横の記録器に検査表を差込み、印字します。
 次は第3ブロックです。ここでは保安灯火検査、同一性の確認、外観検査です。検査官の指示により、ライト、ウインカーを点灯したり、ワイパー、ウオッシャー、ホーンを操作したりします。また検査官が書類を確認します。
 ボンネットを開けて車体番号、原動機型式を確認します。運転席も検査官が乗り込んで確認。終了したら前に進みます。  第4ブロックは下回り検査です。朱色の所に前輪を乗せギヤをニュートラルにしてエンジン停止。
 検査官が下回りをチェック。ガタがないか、オイル漏れ等。エグザンティアはこのブロックで検査終了でした。合格の書類を受け取り、庁舎の4番窓口へ。  「やったー」と心の雄叫びをあげながら車を駐車場へ移動。4番窓口へ書類を持って行くとすぐに新しい自動車検査証(車検証)とステッカーをくれました!、記載内容を一応確認して、ユーザー車検終了です。
 もしも不合格になった場合は不合格箇所を整備し、受験当日に合格すれば再検査に要する検査手数料は不要だそうです。 当日に合格しなかった場合は、後日、受検の際に再検査に要する検査手数料が必要になるとのこと。また不合格となった場合、受検日を含め15日以内であれば検査予約は必要ないそうです。
車検後の感想
 とてもスムーズに事が運び、自分で出来る事が分かったので、車の調子がイイときに車検を迎えたら、今後もやろうと思う。また家族の車でも受けるかな。最後に写真を撮ってくれたこうちゃん、ありがとでした。
追記
 当日の所要時間は、書類書きにオロオロしながら30分。検査コースに並んでの実技に30分程度でした。実は午後の予約を入れていましたが、午前中に空きがあり、また、他の人の検査の様子を見学しようにも、受けてる人がいなくて..。窓口の人に「午前でも受けられますが..」と言われ、午前中に受けてしまいました。11時50分頃に車検終了し、昼飯にGOでした。
 


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