奇妙な話だけど:誤った語法 2004年6月2日
「strange as it sounds」、つまり「奇妙な話なんだけど」とか、「incredible as it is」、すなわち「信じられないけれども」といった用法があります。

この「as」は、ご存じのように「though」と同じ意味の「ではあるけれども」ということです。

これを「as strange as it sounds」、もしくは「as incredible as it is」のように余計な「as」を前に付け足してしまう誤った語法がアメリカ人にかなり多く見られます。

作家でもしきりにこれを連発する人がいるくらい。これは「as ... as」という言い回しからの連想によって生じています。おもしろい現象です。

あと300年もすると、これが正規表現として認められるようになるかもしれません。

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