「six」と「sex」:東北弁的発音のすすめ 2004年6月6日
「it」を発音するときに「イロハのイ」と同じ音を出すと、これはちょっと関東弁っぽすぎて、本来の英語音とは違います。

英語の短い「イ」の音は、「イ」と「エ」の中間だと思ってください。東北弁のネイティヴ・スピーカーにとっては簡単な音だと思います。ま、東京、神奈川県、千葉県あたりは東北弁への玄関口にあたりますから、ここら辺の出身者にもそれほど難しい音ではありません。茨城、埼玉、群馬周辺の出身者にとっては、楽勝です。

この音が中部・東海地方以西の人達に馴染みのあるものであるかどうかは不明ですが、「イ」って言おうとしたのに、ちょっと「エ」みたいになっちゃったなあ、と加減するのがコツだと思ってください。

「six」って発音する時には、ちょびっと「sex」の音に「i」の部分が擦り寄るようにします。

尚、長い「イ」の英語音、すなわち「eat」とか「heat」とかの「イ」は、まんま「イ」の音でOKです。歯切れのよい、硬い「イ」の音を引っ張る訳ね。

ご承知のように、「been」の米国音が「bin」と同じです。「イ」と「エ」の中間ですね。ちょっと「ベン」に聞こえちゃうような「ビン」。これは、長くひっぱりません。

そして英国音の「been」は「豆」の「bean」と一緒。普通に「ィー」って発音しちゃってよろしい訳です。

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