「more better」と「much better」 2004年6月7日
中学校で習うように、比較級を強めるには「much」とか「far」もしくは「even」などを使います。例えば、「much better:ずっと良い」などですね。比較級を比較級で強めることはしないので、「more better」はダメよ、と教わるはずです。

さて、映画評論家の小森和子氏(小森のおばちゃま)の口癖である「モアベター:more better」ですが、これが非文法的で絶対に使ってはいけない言い回しなのか、というと、そうでもありません。

ハワイの現地風口語英語ではOKです、これ。Pidgin English(ピジン英語:通商英語)の文法に従って、比較級である「more」で次にくる比較級を強調している訳です。

ただし、米国本土などでは「more better」を耳にすることは滅多にありません。

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