著作権に関する私の見解について
インターネット上に限らず、文書、画像、音楽などあらゆる著作物には、著作権
(あるいは著作隣接権) が存在します。従って、特別の場合を除き、著作者の了解なしに無断で使用することは出来ません。私のWebページでは、以下の認識に基づいて運用しております。
インターネット上で公開されている著作物の使用
- 基本的に公開先のURLへのリンク (<A HREF=...>タグ) とし、私のページと同じサイトへのファイルの取り込みは行っておりません。URLそのものは「住所」と同じと解釈しています。「住所」には著作権が存在しませんので、リンクそのものは問題はないはずです。
- 私の作成したHTML文書と同時に表示可能な形式 (<IMG SRC=...>タグの使用、FRAME機能の使用など)
は、一切利用しておりません。これらは訴訟問題に発展することがありますので、皆様も十分ご注意下さい。
公開元のサイトにおいて著作物の使用が許諾されている場合
- 公開元のWebページに明示されている条件を確認の上、私のページと同じサイトへのファイルの取り込み
(コピー) を行っております。
- 上記条件はそれぞれ異なりますが、掲載元へのリンクの明示、リンクボタンの使用、著作権者の表示、著作権者への使用の報告、などです。
- 背景画像・アイコン・クリップアートなどに関しては、その性質上、個々の著作権表示は行わず、一括して表示しております。
その他の著作物の使用
- 例えば文字フォントなどにも著作権がありますが、これを用いて作成した新たな著作物
(文書・バナーなど) に、フォントそのものの著作権を表示することは通例行われていませんので、私も行っておりません。
私のWebページにある著作物の使用
- 私以外の著作物に関しては、私のページからの取り込み、私が取り込んだコピーへのリンクなどは出来ません。直接公開元
(リンク先) から入手して下さい。公開元によっては、既に述べたように個別の使用許諾条件がありますので、十分ご理解の上使用して下さい。
- 私自身の著作物に関しては、許可なしでの使用は認めておりません。必ず私までご連絡をお願いします。
- 上記に関らず、個人的使用に関しては、法律に定められる通り、一定の範囲での使用が認められています。
著作権法では、著作物の個人的使用に関しては、著作物の複製などで例外が認められています。ただし「個人」の範囲に関しては、多くの方に誤解があるようですので、私も法律はあまり詳しくありませんが、ここに紹介しておきます。
- 使用者本人の家族 (同一生計を営む範囲) は、通常「個人的使用」の範囲に含まれます。しかし、友人・知人などは、どれほど親しくても、通常は「個人的使用」の範囲には含まれません。夫婦・親子・兄弟姉妹などでも、同一生計を営む範囲になければ、微妙な解釈になる場合もあると認識しています。
- 当然ですが、会社・団体等の組織での使用は「個人的使用」とは認められていません。教育機関での使用は若干例外があるようですが、無制限に認められるわけではありません。教育以外の目的の場合は、通常の団体と同じ扱いになると認識しています。
- インターネットサイトに著作物を掲載することは、たとえURLを公開していなくても「不特定多数への視聴を目的にしたもの」とみなされるのが一般的であり、
「個人的使用」とは認められません。もちろん、該当ページに「転載厳禁」などと記載しても言い訳にはなりません。
もし私の解釈が、法的根拠に基づいて正しくないような場合は、ご指摘いただけると勉強になりますので、よろしくお願いいたします。
This page was updated on Tuesday, July 03, 2001
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