【2000年10月】

10月1日(日)  休養デー

【休養】


 本日は休養です。
 勉強は休養して、模様替えをしています。

【教養問題】


 休養デートはいっても、全く休養しているわけには行きません。
 「うかるぞ 行政書士 予想問題集」の教養編を解きます。

 ここで、意外な学力に愕然とします。国語の長文問題が解けない。
 私は中学・高校時代に国語は得意でした。特に長文読解や小論文は得意中の得意で、代ゼミでは氏名掲載される常習者だったのに…。
 あの頃は、なにかコツをつかんでいたんだな。だけどショック。 

【出費ログ】


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10月2日(月)  アウトプット練習

【アウトプット練習】


 最近は、1問1答式の問題作成に満足してしまって、全く問題を解いていないので、アウトプットの練習をする。

 使った問題は、「うかるぞ 行政書士 5年間試験問題集」の平成7年度分です。
 択一のみ(当り前か)を解き始めます。それにしても、この問題集は ”問題−解説−解答” と記載されているので、解説・解答を隠しながら解くのに苦労します。

 所要時間は54分で、初めて過去問に挑戦した時よりも、精神的にも体力的にもかなり楽でした。
 正答数は、法令が30問中23問、教養が20問中10問でした。

 法令はまあまあ満足のいく結果です。最近見ていない行政書士法が2問とも解けなかったのが不安ですが、同じく見ていなかった民法でも6問中4問正解していたので、理解が出来ていない科目はなく、あとは暗記だけなので先は見えてきました。

 教養は、懸念であった国語が8問中6問正解と良かったのですが、社会が9問中2問しか正解していなかったのが大問題です。歴史は知らなきゃ解けません。学習法にめどが立ちそうにありません。
 たしかに、テキストでは読みました。解答後にテキストを見ると、たしかに一度は読んだところから出題されていました。結局は、過去問をこなしていくしか記憶に定着できないようです。

 それにしては、気がつくのが遅すぎた。あと20日でこの軌道修正は痛い。9月後半に余裕をもったのがいけなかった。

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10月3日(火)  民法問題作成

【民法問題作成】


 今日から、民法の復習です。復習しながら、Spell For Windowsの問題を作成することにする。

【これで大学院?】


 今日も夕方の無料情報探しCS放送編を実行中です。
 10月から後期の授業が始まるので、無料放送も多く探しやすい状況です。

 そのなかで、通信制大学院を発見しました。そして、運良く科目は「行政法」です。
 第1回目の授業というのは解るけど、大学院の授業で行政法のアウトラインから説明するだけで終わってしまうのか。放送大学の方が難しそうだゾ。

 10月から各専門学校の講座も始まります。そこで、行政書士も無料講座が目白押しです。

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10月4日(水)  将来の準備

【将来の準備】


 試験まであと17日。
 そろそろ、試験が終わったとの生活も考えなくてはいけない。

 そういうわけで、今日は仕事のことで勉強はお休みです。

 夕方少しだけ、教養の問題を解きました。

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10月5日(木)  教養ショック

【教養ショック】


 先日の過去問の結果をみて、改めて教養の出来の悪さにショックを受けています。
 その上、そんなことに悩んでいる間に、最近は行政書士法やその他の法令を復習していないことに気がつく。

 今日からは、もうノートを作っている暇はない。過去問を満遍なく解く。

 そう決心しながらも、今日は教養の過去問で社会科学と自然科学しか手を付けていない。

【出費ログ】


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10月6日(金)  積極的思考

【積極的思考】


 今日は、子供の予防接種があるので、午後は時間が取れない。
 しかも、午前中は仕事(の準備とこのページの更新で潰れてしまいそう。毎日6時前には起きて活動しているのに、−もう−11時15分だ。

 子供を保育園まで迎えに行くのに、2時間と15分−しか−無い。

 まてよ、昼飯を抜けば過去問が2年分も解けるではないか。いまから過去問を解くぞ。

 「もう」時間が無いのではなく。「まだ」時間はあるのだ。そう考えることにしよう。

【過去問】


 実は午前中は1年分しか解けませんでした。夕方になって子供が寝たので、もう1年分出来ました。

 平成8年度分は、所要時間56分、法令30問中25問、教養20問中9問正解でした。この年度は足切りでアウトですね。法令を採点しているときは手ごたえを感じたのに…。

 平成9年度分は、所要時間66分、法令30問中23問、教養20問中15問でした。この年に受けていれば、なんとか勝負の土俵にあがれそう。

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10月7日(土)  無料情報源

【教育テレビ】


 昨日は寝付けず、11時に寝て1時半に目が覚めて、以後眠れませんでした。それで、このページを書いていますが、午前3時からNHK教育テレビで「物理」の放送が始まりました。今日が第1回目です。横目で見ていると、波動の紹介でなぜか「コンドルは飛んで行く」の演奏会になりました、しかも、もしかしてゴンチチが演奏している?随分とサービスが良いなぁ。これなら、飽きずに続けられそう。

【無料情報源 大学院だった】


 昨日、前に書いた通信制大学院の「行政法」の授業を見ました。いつの間にか第5回ということは、毎日放送していたのか…。見逃してしまった。

 第5回ともなると授業の進行速度も急激にアップします。今日は行政行為の種類についてでしたが、多様な学説からの分類を紹介し、一般的といわれるもの以外は、各自で調べなさいという感じでした。結局、そうなると授業で取り扱うのは私でも知っている「裁量行為」と「覊束行為」となってしまうのですが、それがかえってこちらには都合が良いのでGOODです。

 そういうわけで、この放送は有用な無料情報源になりました。

 ただ、この放送では「覊束」の「覊」が「羈」となっている点が気に掛かる。 

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10月8日(日)  やっと解った

【本当の難しさがやっと解った】


 過去問−学習−過去問というサイクルをこなしてみて、初めて本当の難しさがわかりました。

 勉強を始めようと思い立ったときは、民法と行政法の学習が中心になると思っていました。
 しかし、これらの学習は系統立てて出来るので、効率よく学習できるのです。しかも、5択の問題を解いていると、8割から9割は反射的と言っても良い程迷わずに解答できます(個人的には民法は反射的に答えると間違えていることが多いのですが)。

 ところが、教養は独学で必要最低限を詰め込もうとすれば、うまく系統立てが出来ない場合には、記憶の歩留まりがかなり悪くなります。しかも、教養問題は5択の問題でも解答するのに時間が掛かります。出題数が少ないから重要度が低いのではなく、法令30問と同じ時間がかかる出題数だったのだと気がつきました。

 一昨日解いた平成9年度分のような、自分にとって得点できる問題が多い問題に実際に出会ってみると、とても教養問題の正答数12問では合格にはおぼつかないと思い知りました。

【教養分析 総論】


 そういうわけで、教養を何とかしなければなりません。教養の怖さを知ったからといって、「先に教養に時間をかけておくべきだった」とは思いません。目に見える成果がわかり辛いので、教養に時間を取られると、気力を維持できないと思います。ゆえに、学習の順番は問題なし、但し、時期は少し遅かったかな、と判断してます。

 時間効率から考えると、国語・自然科学系は学習の時間効率は良いと思います。個人的に高校時代に古文と化学が苦手だったので、文学史と化学は中学校レベルなら出来ます。

 それにくらべ、社会科学系は時間効率が悪い。網羅しようとすれば、ただの詰め込みになってしまうからです。それでも、出題傾向を見てみると、個々の歴史的事件や国際情勢について問われることは少なく、歴史の流れの理解を問われることが多いと感じます。

 持論ですが、経済と社会情勢については、社会生活を過ごしていれば常識として身に付くと考えています。理系の人でも日経を読んでいれば、自然と近代経済学なんて経済学部生くらいのレベルになります。逆に学生時代に近代経済学が得意でも、常に新しい潮流に敏感でなければ日経も読めなくなります。
 つまり、この分野は日々の蓄積ですから特効薬は無いということです。

【教養分析 各論 人文科学系】


 以下、長文の割には当り前のことを書いてあるだけだけど、怒らないでね。

 漢字・熟語・故事成語に関しては、一度間違えればその場で知識として身に付き易いので、暇なときに読む程度で負担には感じません。

 文法は、個人的に怖い先生に中学1年で徹底的に叩き込まれたので、体に染み付いていて問題なしです。よって、効率的学習法はわかりません。

 長文読解系(穴埋め・並び替え等)は、学生時代得意だったので「良く読むだけでコツは無い」、よって、効率的学習方法なしと思っていました。が、最近になってコツを見つけました。長文は必ず問題の末尾に引用もとが明記されているのを利用するのです。
 例えば、平成7年度穴埋めはBとCで「建前」「本音」の順番になり、Cが最後に再び登場しますが、これは「表と裏」からの引用と考えれば、内容を読まずして解りそうなものです。平成9年度穴埋めにいたっては、選択肢が「僕」「私」「あたし」の並びのみなのですが、「僕が僕と言う理由」からの引用ですから、作者が主語の場合は「僕」、それ以外のときと否定的なときは「僕」以外で、深く読み込まなくても解けてしまいます。

【教養分析 各論 社会科学系】


 社会科学系は、総論で述べた通り、個々の事件よりも歴史の流れを重視した方が学習にも解答にも役立つと思います。特に近代史と政治経済は、「民主化・自由化・ボーダレス化」というキーワードを使って、知らなくても強引に解ける可能性があります。

 これだけで、5分の1から2分の1に選択肢が減る場合もあります。特効薬は無いので、これだけで悪しからず。

 地理にはこの手は使えませんが、気候などわりと消去法で解けてしまうことがあります。もちろん気候でも知らなきゃ解けないものもあります。

【教養分析 各論 自然科学系】


 私は文系ですが、5教科7科目をこなした共通一次世代(若い人は知らんかね)にとっては、この分野が苦になることはありません。

 はっきりいって、ここは得点源です。個人的に化学と地学は高校でやっていないので中学レベルを超えたら捨てます。

 物理は、運動分野・電気分野で公式を2,3個覚えて、波動分野では性質を理解するだけです。逆に知らなければアウトです。生物は割と常識で解けるし、遺伝は順列組合せの算数問題になってしまいます。化学も算数問題になってしまうことがあります。

 しかも、5択ですから15gなんて答えをいちいち15×9.8なんて計算しません。150よりちょっと小さいで充分です。

 算数(あえて算数と呼ぶ)にいたっては、コメントのしようもありません。これが不得意と言う人は、生真面目なんだと思います。

 算数問題は、エクセレントな方程式が出来れば、きちんと解を出して終わりですが、汚い式が出来てしまったら、選択肢の数字を入れて全部計算してみます。運悪く、式が立てられなくても、選択肢すべての場合を計算してみれば良いのです。
 私の場合、選択問題は1時間で解けてしまうので、理論上は1時間も時間が余るため、最後の力業の方法でも問題なしです。2次方程式でも代入したり展開するより、選択肢を直に代入する方が楽なときもあります。

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10月9日(月)  完全休養

【ご迷惑をお掛けしました】


 このページに付いていたアクセスカウンターがいつの間にか無効になっていました。折角来ていただいた方に無駄な時間を使わせて申し訳ありませんでした。

 それにしてもこのカウンターは、ログ解析付きの無料カウンターということで申し込んだのに、一度も分析結果を閲覧したりするメンテナンスページへ行けませんでした。ウェブマスターにメールでお願いしていたのに、何の連絡も無くいつの間にか消されていました。

 そのような事情で、リンク切れの発見が遅れました。

【完全休養】


 昨日から妻の実家へ出掛け、今日は完全なる休養日です。
 しかし、自分の子供と姪を相手にして、体は休養とはならず。

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10月10日(火)  予想模試第1回

【予想模試第1回】


 先日購入しておいたDai−X出版の予想模試を解きました。購入したのが9月18日ですから、1月近く手を付けていないことになります。

 最近の解答練習で、教養に問題を感じていたので、まだ解いていない教養問題を解いてからと思いましたが、「広く浅く」問題に手を付ける事が重要だと判断し、この予想問題を解くことにしました。

 さて、結果は60問中32問正解で、あえなく撃沈です。
 懸念だった教養問題は20問中14問と意外と出来ていました。10月8日の日記で分析した甲斐がありました。 社会分野が9問中8問、自然科学が全問正解でした。

 しかし、肝心の法令択一問題が30問中13問であまりにお粗末でした。記述式は半分しか正解しませんでしたが、かなり惜しかったのでなんとか希望が見えてきました。

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10月11日(水)  三巡目

【法令過去問三巡目】


 東京法経学院の過去問DXも三巡目に入りました。最初に思っていたペースよりも遅くなりました。

 憲法全部と民法を10問だけ解きました。
 憲法は72問中69問正解と、かなり学習の効果が出ています。ほとんど学習していない民法も、総則部分では10問中8問正解とまずまずです。

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10月12日(木)  H10,H11

【過去問平成10年度分】


 所要時間53分、法令問題30問中20問、教養問題20問中14問でした。

 法令は相変わらず、民法と行政書士法が正答率が悪いですね。過去問DXで鍛えなおす必要があります。
 教養は、国語がパーフェクトだったので、点は伸びました。

 意外と、教養が易しく感じられるようになってきました。(それも、この時点までとは…。) 

【過去問平成11年度分】


 所要時間66分、法令問題30問中23問、教養問題20問中7問でした。

 法令は、得意の憲法と行政法で1問、2問と間違えたものの、苦手の民法が半分出来、行政書士法が2問とも正解したので、結果としては良い成績となりました。やはり、バランスよく点を取ったほうが、点は伸びるし解答用紙も許せる程度の汚さです。いつもは民法の解答欄に×印が並ぶので、かなり間違えている印象を受けていました。

 教養は………。
 国語も駄目、社会も駄目、自然化学も駄目。この平成11年から合格率も6%から4%へ一段落ちたんですよね。
 問題の質が、かなり違ってきていますよね。やはり合格率が落ちるだけのことはあります。

 今年もこれくらいの難易度なんでしょうね。受験者が増えたので、合格者数が去年並でも合格率は2〜3%台になりそうですし…。
 あと10日しか無いのに、今ごろ気がついてもねぇ。

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10月13日(金)  江戸文学史

【江戸文学史】


 昨日の教養ショックから立ち直れていません。

 国語の長文読解系統は、コツがつかめてきたので良いのですが、文学史それも江戸期の文学史が全くわかりません。
 もう年齢が年齢なので、丸暗記は苦手です。

 江戸文学史は当然、日本史とも関わりがあるのですが、両方とも記憶に定着しません。日本史は井沢元彦氏の「逆説の日本史」が文庫になると必ず読んでいるのですが、いまだ近世には到達していません。この本のように興味が湧くような教材があれば、記憶に残るのになぁ。

 気晴らしに、そのように背景とか流れの必然性とかを解説してくれるホームページを探しました。
うれしたのし文学史がそうです。ここは大学入試用ですので、このページ中の記述中出題の傾向があるとされていても、行政書士試験とは関係がないと思います。
 しかし、ここの解説は量もさほど多くないし、ポイントだけ抑えられるので結構役に立つと思います。それに、ページのデザインも気に入っています。

 今日は、ここで文学史の総まとめをして終わりです。

 ついでに、日本史と世界史も探したのですが、どこが良いかは明日までに決めようと思っています。

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10月14日(土)  世界史

【世界史まとめ】


 今日は試験直前だというのに、体を動かすためにハイキングへ出掛けました。
 当然勉強時間もゼロに近くなりました。 

 やったことと言えば、昨日に引き続き、探してあった世界史サイトの評価です。
 世界史なんか怖くないは、網羅されていないが、内容が濃くて個人的に好きです。ただし、受験の知識に向いているかどうかは疑問です。時間が無い人は、中学生向け地理・歴史・公民が量的に良いでしょう。

 もう一つ世界史では世界史講義録が網羅性も高く、充実しています。

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10月15日(日)  あと1週間

【あと1週間】


 本試験まであと一週間となりました。

 私の苦手科目である民法を何とかせねばなりません。あと2,3日でもう一回挑戦して、捨てる部分を決めようと思います。たぶん債権になると思いますが。

 それに加え、安心していた行政書士法やその他法令も仕上げなければなりません。

【民法過去問】


 13日、14日と法令の勉強をしていないように書いてありますが、細切れの時間を使って民法の過去問を解いています。初回より学力が低下しているので驚きです。

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10月16日(月)  新サイト発見

【無料サイト探訪】


 今日見つけたものに、「悪魔の勉強法」があります。無料情報源からリンクできるようになっています。

 このサイトは、国家公務員2種向けですが、長文問題解答テクニックなどとても有用です。もっと早く見つけていれば良かった、と思わせるものです。

【予想模試第2回】


 今日は、Dai−X出版の予想模試第2回を解きました。

 結果は、悪いです。60問中30問です。
 教養は難しい問題が出るとどうしようもないです。しかし、今回はそれに加えくだらない選択肢の転記ミスもあるので、これが本番だったら悔やんでも悔やみきれないでしょう。
 法令は、その他法令が壊滅的だったので、かなり焦っています。

 そうは言っても、昨日の計画通りなので計画通り進めるだけです。

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10月17日(火)  民法ノート

【民法ノート】


 いよいよ苦手科目の克服です。
 B5版ノートの左半分に大まかな項目と意義・原則をかいて、右半分に例外や細かい規定だが過去問で問われていることを書いていきます。

 今日は総則と物権が終わりました。物権と債権は違う日にやることを最優先にしたためです。
 この作業が結構面白くて、午前3時過ぎまでやってしまいました。

 ノート作成後に過去問DXと解くと、ほとんど間違えませんでした。しかし、総則と物権は始めて解いたときでもそこそこ出来ていたので、あまり意味が無かったかもしれません。

【出費ログ】


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10月18日(水)  民法ノート2

【民法ノート2】


 昨日に引き続き、民法ノートを作成します。
 今日は債権をまとめます。

 今日は風邪をひいてしまったので、完成まであと一歩ですが、寝ます。

【出費ログ】


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10月19日(木)  民法ノート完成

【民法ノート完成】


 やっと完成しました、が、今頃こんなんで良いのか?
 先週の日曜日の予定から2日も遅れている。

 それでも、過去問DXで債権も9割方解けるようになったのは驚きである。

【体調のこと】


 風邪が治らない!

 これには困った。頭がボーっとして、お腹を下している。2時間半もの長丁場に耐えられるのだろうか。

 加えて、月曜日には発覚していたのだが、義父が肺がんでベッド待ち状態である。金曜日に入院は無いと思うけど、本試験日にかかるのではないかと、気が気でない。

【出費ログ】


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10月20日(金)  総復習

【総復習】


 さあ、総復習だ。
 今日一日で過去問DX法令編を解き終わる。

 苦手の民法が見違えるように出来る。引っ掛け問題に2問かかっただけだ。すごい!
 自信を持っていた行政法が7割しか出来ない。ちょっと間を空けるとこれだ。

 あと2日あるから、完璧な民法だって忘れてしまうかもしれない。
 全科目毎日1回転が必要そうだ。

 独学だと、この緊張感が専門学校組みに比べ、1月以上遅いからヤバイ。

【体調】


 風邪は相変わらず治らない。
 このまま本試験に突入しそうだ。

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10月21日(土)  予想模試第3回

【予想模試第3回】


 今日はDai-X出版の予想模試第3回を解きました。

 結果は、60問中35問正解です。相変わらず教養は10問しか出来ないし、目標の7割に届きません。そのため。結構焦っています。

【弱点はココ】


 個人的には、この日記のおかげで弱点が整理されて有益でした。

 私は行政書士法を過去問DXのように何題もあると解けるのですが、本試験形式では2問とも落としてしまうことが多いことが判明しましました。他にも憲法の地方自治が危ないとか、頼れる日記でした。

【ふりかえって】


 ショックを隠し切れない予想模試の結果ですが、この日記を降り返って見ると、そうでもないことに気がつきました。

 予想模試の点は伸びているし、全然駄目だった民法の伸びがめざましく、過去問DXでは憲法・民法が95%行政法が80%くらいまでマスターできました。
 思い起こせば、8月23日に平成11年分の問題を解いたときは30%しか正解できなかったんです。それが10月12日には60%にまで伸びたのです。

 最初に思い描いていた甘〜い考えである、正解率30%を60%に上げるという目標はクリヤーしているのです。

 合格には厳しいかもしれませんが、やるだけのことはやりました!

 みなさんも、頑張ってください。

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10月22日(日)  終わった!

【終わった〜!】


 やっと本試験が終わりました。

 みなさんお疲れ様。

 今日の問題では、オフ会とかでは盛り上がってるでしょうね。

【大ピンチ】


 会場の宇都宮大学へは余裕を持って着きました。安く上げることが目的なので、駅からはもちろん歩き、弁当持参です。(JR代 片道320円)

 11時半には会場に着いて、外で腹ごしらえをし、周囲に合せてノートなんぞ広げていると、カバンの中に、筆箱が無い!?
 あー、家で重い参考書を急に置いていく事にしたので、その時に一緒に出してしまったのだ。

 門の前にローソンがあって良かった。シャーペン2本とBの芯(HBは嫌い)を購入して399円の出費となってしまった。門の前とはいえ、会場が一番奥の建物だったので、時間に余裕があって良かった。
 今日ほど、余裕を持って出発して良かったと思った日はない。(その前に余裕を持って忘れ物すな!)

【出鼻をくじかれる】


 さて、本試験の問題ですが、解答用紙がA4位のマークシート1枚で表向きなので、記述式がどの程度なのかすぐにわかってしまい気持ちの余裕が出来ました。

 いよいよ試験開始!
 のっけから意味が解らん!まぁ税理士試験の経験から意表を衝かれるのは慣れっこだ。一応選んで先に進む。3問目まで良く解らん。4問目からやっと憲法だ。

 んー、でも全体的に難しい。地方自治法が改正点ばかりだったので仕方ないとしても、選択肢の中に過去問の選択肢が少なすぎるような気がする。

【ラッキーなのか?】


 問題は諸法令へと進むと、いきなり青色申告かい!税理士試験をこなしている私には超簡単!次は地方税?私はこの前まで税理士試験の固定資産税の受験生だったのだ!

 問題の行政書士法が4問もある!が、3問は簡単であった。苦しいけど頑張った民法が4問しかない!んー勉強の仕方を間違ったかな。即時取得の要件・混同とかの実例・委任契約の受託者の義務とか結構細かいところを知らなきゃ正解できない。4問しかなくてラッキーかな。

 記述式は、行政法の問題を自分で作っていてラッキー!!
 しかし、直前に解く時間が無かったので、行政指導の問題が度忘れで思い出せない。最低だ。

 一般教養へと進む。国語は文学史が無くて漢字も割と易しいほうだったね。政治経済は知らんもんは知らん!と言いたいところだが、ドント式って解き方が問題文に書いてあるじゃん。意地悪な票数だったけど、表を書いたら多分こうなるって解りそう。

 さらに、一般教養は会計系に有利な問題が続く、ひたすら掛け算割り算を行うが、答えが解ってから良く見ると、暗算でもわかる問題だった。企業会計が一般教養とは恐れ入った。商法ではないのかな?

 続いてやはりWセミナーの予想通りITが出ました。私たちには有利でしたね。最後に算数問題です。算数待ってましたよ。結局は辺の数と対角線の数の問題で、四角形・五角形と図に書いて公式をひねり出せば簡単でした。

【ラッキーでも駄目】


 こんなにラッキーが続いたのに、自信がある解答は37問しかありません。

 まだ解答速報を入手していないので解りませんが、自信があっても間違えていることもあり、逆に自信が無くても合っている場合もありますが、37問前後しかとれていないでしょう。6割では厳しそうです。

【出費ログ】


 本日の出費      ¥ 1,039
 いままでの出費    ¥24,344

10月23日(月)  みんな怒ってるかい?

【みんな怒ってるかい?】


 色んな掲示板をのぞいてみると、皆さん怒ってますね!

 合格発表後の合格者がどういう顔ぶれなのか、普段の成績を知っている専門学校の先生の意見が出るまでは、こんなことを言ってはいけないとは思うのですが、はっきり言って「努力した人が報われない」試験は良くない!

 発表の結果、やはり実力のある人から合格していれば、努力が報われて(危機的状況への対処という適性検査も含んだ試験だったということで)落ち着くのですが…。

 人によっては、36問で合格とか、44問でも不合格とか意見が分かれていますね。

【解答速報】


 解答速報によると、私の成績は次の通り。

TAC   法令 27
     記述  3.5
     教養 14
     合計 44.5

大栄  法令 24
     記述  3.5
     教養 14
     合計 41.5

突破塾 法令 25
      記述 3.5
     教養 13
     合計 41.5

 ま、あてにはならないでしょう。(間違い多すぎ)
 速報じゃなくもう少し待った方が良さそうです。

【合格ライン−総論】


 さて、合格ラインは行政書士試験事務規定というもので、
---------------------------------
第7章 試験問題の作成及び採点等
(試験問題の作成)
第22条 試験問題は、試験委員が行政書士試験の施行に関する定めに従って作成し、試験委員によって構成される試験委員会において決定する。
2 試験問題は、次の要件を満たすことをもって行政書士の業務に関し必要な知識及び能力を有すると認めることができるよう作成するものとする。
(1) 試験科目ごとの得点が、いずれも当該試験科目に係る満点の50パーセント以上であること。
(2) 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上であること。
---------------------------------
と決まっているそうです。

 つまり、法令18−記述2.5−教養10が最低ラインで、合計が36問で合格ですか?

 60%で合格というのは信じてはいけないでしょう。
 かつて税理士試験の試験委員をなさっていた渡辺淑夫先生の講演会を2年程前に聞いたときには、試験の採点では「受験生の学力一定の法則」というものがあって、合格者は常に60%以上得点する【はず】なんだそうです。

 従って、「今年は悪問で合格ラインが50%でした」という事態は【ありえない】ことになっているのだそうです。60%得点で合格者を出したい人数に納まるように、何回も採点し直すのです。

 別の情報源によると、税理士試験ではまともに何回も採点するのは大変なので、100点の問題に対し、最初から400箇所の採点個所を作っておくそうです。そして、どの採点基準を採れば60点で10%の人数になるか振り分けている模様です。

【合格ライン−各論】


 さて、今回の試験の問題数から言えば、択一の足切りを免れても、記述で3取らなければ駄目です。

 そこで記述式の問題ですが、3問ですと大量に合格者が出てしまうでしょう。記述と法令の合計点が合否のポイントなんでしょうね。今回の教養を足切り以外に使ってはかわいそうな気がします。