B14. 旧デスクトップPCのパーツでWinXPサブマシン作成

(2009-5-19初版) 

 先にメインマシンのCPU、マザーボード(MB)、メモリ、ビデオカードを更新してQuad Coreに作り変えた。 このため旧メインマシンのパーツが余っているのでサブマシンにリサイクルすることにした。
 HDDのパーティション イメージのバックアップによりHPサイト運用上で今までサブマシンを使わなければならない状況は起きなかった。 稀に過去のサイト情報の参照に使う程度だったが無いよりはマシという程度。 現在サブマシンはAthlon 1.33GHz、メモリ 512MB のWinMeマシンになっているので、ハード性能はPentium4 3.0GHz、メモリ 2GBの方が良い。 DSP版のWinXP Home Edition SP3を購入して動かすことにした。
 (注) WinMeマシンはハード性能が落ちるので処分を考えていたが適当な処分方法がなかったもの。
    今回古いパーツを整理してWinMe以前のパーツを処分した。

<参考>
秋葉原のショップで最近のハードにWinXP SP3をインストールした場合はソフト的な不安定さはないが最近のハードにWinXP SP2を入れてWinXP SP3にバージョンアップした場合にはソフト的な不安定要因があるという話を聞いていたのでDSP版のWinXPを購入することで確認することができる。 実際にその通りならDSP版のWinXPをメインマシンに使用することも考えられる。 メインマシン改造前のPentium4 3.0GHz+P4C800でWinXP Home SP3は全く問題なかったがQuad CoreマシンにしてからDiskeeper9ソフトの起動が確実でない部分があり解決策を探していた。
(関連記事) 自作6台目 Intel Core 2 Quadマシン製作
 

 
1.電源交換のためのケース取付け穴の加工
 P4C800で使っていた電源WinDy VariusU350をサブマシン用ケース(星野金属工業製MT-Pro 1001αWに取付けようとすると取付け方向が上下逆になってしまうのでケース背面の排気口やビス穴をあけて電源を取付け可能にする。
青線表示がMT-Pro 1001αWの元からの穴。
取付けビス穴位置やクーラー排気口の開口部分が合わないので赤線表示のように加工。
X印のビス穴は使用できず)

(この加工が大変なので簡単に移設できなかった)
ハンドドリル、小型の金ノコを使って3時間かかった。
(3本のビスで電源を固定することになる)


2.旧環境での動作確認
 サブマシンをどのように使うかを考えたが、通常の稼動状態ではサブマシンを使わなければならない状況はほとんど起きないと考え、有償アプリケーション ソフトは入れないで使うことにしてOS付属のソフトほか最低限のアプリを動かすだけにする。(ソフト環境のバックアップを考えるとサブマシンは通常はWinXP環境だけの最低限の機能で良い)
 SATA HDDで使用可能なものはHDS722512LSA80(120GB)だったのでこれを接続、C・D・Eパーティションのサイズを2009年4月時点のサイズに合わせてAcronis True Image LEでパーティション復元して動くことを確認する。
(WinXPは正常に起動したがサウンド機能が動いていなかった。 後にサウンド機能不具合はBIOS設定不良と判明)
秋葉原のドスパラでWinXP DSP版を安く売っているので購入する。(FDDセット SP3 DVD版 \11,780)
 

3.メインマシンでのWinXP SP3直接インストールの場合の動作確認
 DSP版WinXPをFDDと一緒にメインマシンにインストールして起動状況を確認する。
WinXPインストール直後はWindowsロゴを表示中に3連の青い四角の立体ブロックが流れる画面は途中で引っかからずに滑らかに流れてWinXPが起動する。 所がアプリを少しインストールすると製品版でSP1→SP2→SP3、またはSP1→SP3の場合と同じような場所で青い四角の立体ブロックの流れが止まってから動き出す動作になる。 これで製品版WinXP Home SP1→SP3 と DSP版 WinXP SP3との違いがなさそうだと分かる。
当初の予定通りサブマシンにDSP版WinXPをインストールすることに決定。
(注) 製品版の方はNorton Utilityでレジストリの不整合を削除、NTREGOPTでレジストリ最適化も実行。
 
 
4.サブマシンにWinXP SP3を直接インストール   (2010-2-4サウンド機能復活
 サブマシンにDSP版WinXPをFDDと一緒にインストールしたがマザーボード(MB)のドライバを読み込まない。 サウンド機能が動かなくなっていたことは分かっていたがMBの設定が壊れていることまでは考えつかなかった。
MB販売元のサポートに電話したらCMOSクリアしてはとのこと。 CMOSクリアしてからWinXPをインストールしたらMBのドライバを読み込んだ。 MBの取り扱いが雑になっていてサウンド出力回路を静電気で壊したらしい。(サウンド出力の表示だけで音が出ない) しかし、致命傷ではなかったのでサウンドカードを購入して設定したら音が出るようになりまともな動きになった。 (パソコンは音が出ないと動いた結果の音が聞こえないためパソコンではない感じですね)
 DSP版WinXP SP3のせいかどうか分からないが製品版WinXP HomeのSP1 → SP3の場合とシステム サービスの内容が若干違っていた。(どちらかと言えばDSP版WinXP SP3の方が不要サービスの設定が少ない)
サウンド機能復活
 2010-2-4に使用HDDを320GBのものに交換する際にマザーボードのBIOSをデフォルトに設定してしまいBIOSを再設定した。 その後、サウンド機能が復活して新しいハードウェアの検出が出るようになりサウンド ドライバをインストールしたら音が出るようになった。 (CMOSクリアした後ではBIOSをデフォルトに設定することが重要な操作)


5.フロントパネルにI/Oコネクタを配置
 ケースが古いのでフロントパネルにI/Oコネクタが無いのも仕方がないかと思っていたがサウンドカードを購入するため秋葉原へ行ったついでにI/Oパネルを探しした。 いくつかショップを回ると種類の違うものがありマニアックなものは面白い。
 ainex(アイネックス)という会社が色々と面白いものを販売している。 こちらの希望に100%対応ではないが3.5インチベイ用にファンコントローラとeSATA・USBのコネクタを前面パネルに出せるものがあったので購入してメインマシンで使うことにした。(eSATA接続ケーブルの少し細めのものを購入したがそれでもケーブルが硬くてPCケース背面からは引き回しが楽でない。 私の環境では外付けHDDのeSATA接続はUSB2.0接続より2倍以上速くて作業効率が良い)
 メインマシンのフロントI/Oパネルをサブマシンに移設して使い勝手を良くした。(USBコネクタが前面パネルに出た)


6.稼動音
 
MB他をサブマシンのケースに入れたら何倍も稼動音が大きくなったがケースの構造でケースが共振するようだ。
共振を抑えるためにケース側板に重しをつけているがケース内の空気振動が大きいので重しの配置を変更してなんとか抑えられた。 それでも前のAthlon 1.33GHzマシンの時よりも同じケースで騒音が数分の1に下がった。
 CPUファンが2600rpm、2個のケースファンが2000rpm前後、電源ファンが860rpmだがCPUファンが最大の騒音源で設置方法によってはうるさく感じる。(パソコンラックに置くと静かだが床置きでケース側面に座るとうるさい)
 ケース内の空間が広くなり太鼓状態になっているらしい、Athlon 1.33GHzマシンの時はMBがA7M266でオンボードのデバイスサポートが少なかったのでPCIバスにLAN、USB 2.0、SCSIの基板を使っていたがこれらがなくなり内部がAGPビデオとサウンドカードの2枚だけですっきり広くなったため内部反響を強くしたらしく側板の振動エネルギーが大きくなった。

ケース内部(ガラガラの空間)

右サイドパネル(約2mm厚の蝶番の重し)
左サイドパネルの重しはもっと多く付けています

 
7.HDBENCH結果
 
MB他のハード構成が同じならほとんど同じ結果になるのではないかと思っていたら若干様子が違っていた。
 理由は良く分からないがグラフィックのEllipse(2D円板表示)が悪くなりDirectDraw(3D球形表示)が良くなっている。
 何度かやってモニタ接続方法を変えたりしたが同じ傾向なのでグラフィック 機能に対する性能が違うらしいが設定変更は何もしていない。
 

  09- 5-19 Pentium4 3.0GHz 画面

 07- 4- 8 Pentium4 3.0GHz 画面

演算

メモリ

グラフィック

HDD

Integer

Float
   

ALL

92631

114411
   

60243

Read

Write

Read&Write
   

272486

102451

208486
   

Rectangle

Text

Ellipse

BitBit

DirectDraw

45322

42332

7360

333

75

Read

Write

RandomRead

RandomWrite

Drive

57463

42524

24444

21342

D:\100MB

Integer

Float
   

ALL

92250

114123
   

59025

Read

Write

Read&Write
   

274379

98815

201318
   

Rectangle

Text

Ellipse

BitBit

DirectDraw

46525

42531

9992

343

53

Read

Write

RandomRead

RandomWrite

Drive

56449

40188

18882

22212

D:\100MB

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