MS-DOS 6.2 / MS-Windows3.1雑感 |
MS-Windows3.1 | ||
【製品特徴】 | 言わずと知れたWindows95の前のWindows。この時はあくまでもツールであり、OSではなかった。プラグ&プレイなど当然サポートしておらず、非常に苦労して周辺機器を設定していかなければならない。その一方設定ファイルがみんなテキストファイルであり、何かトラブルが発生しても何とか復旧させられる余地があるWindowsであった。 | |
Setup-LOG |
【2001. 1. 8】 |
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1: | Install | フロッピー12枚。メッセージ通り行えば難なくインストールは行える。インストールが終わった後、何故か使用領域が300MByte。よくよく調べてみるとスワップファイルで250MByte近くを使用している。この設定を見直して総使用領域を50MByte近くに抑える。 |
2: | サウンドの設定 | PCに添付されているCD-ROMにMS-DOS/Windows3.1用のデバイスドライバが入っていたため、それを使ってサウンドの設定を確認した。 MS-DOS:SoundBlaster互換設定でWaveTableが使える様になることを確認 MS-Windows:MIDIマッパーの設定部分で手間取る。最初は「MPU401」の設定で音が出るようになったが、Windows3.1起動時に余計なメニューが出る。そこで一度アンインストールを行い、「OPL3」に変更を行ってみると余計なメニューが出ることなく、音が出る様になった。 |
3: | グラフィックの設定 | MatroxのホームページからMillenniumのドライバを取得し、インストールしてみる。途中で「フォントの設定は貴方の国のものにできる」という英文メッセージが出たが気にせず再起動。するとメニューの文字がすべて化けてしまい、Windows3.1はとんでもない状態になっていた。おそらくフォントの問題だろうと思いつつも久しぶりであった為、どこをいじったら良いかがわからない。再度インストールし直した所、ようやく問題の箇所がわかった。 【Matrox Milleniumインストール後のsystem.iniの問題部分】 oemfonts.fon=8514oem.fon fixedfon.fon=8514fix.fon fonts.fon=8514sys.fon 【文字化けしない為のsystem.ini設定部分】 oemfonts.fon=j18oem.fon fixedfon.fon=j18fix.fon fonts.fon=j18sys.fon この部分さえ変更すれば文字化けすることなく、Matroxのドライバも使用できる様になる。 |
Update-LOG |
【2001. 1. 8】 |
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1: | 2000年対応 | ファイルマネージャーを2000年以降使った場合、ファイルの日付が「:1-1-1」等となってしまう。その修正ファイルだが、何故か日本語版が存在しない。米国のサイトにファイルマネージャー2000年対応版が存在しているが、これを使用するとすべて英語版になる。何故日本語版だけないのと思いつつ、又2000年未対応のものに戻すことにした。 |
Program-LOG |
【2001. 1. 8】 |
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1: | 解凍ツール | LHAファイルの解凍ツールを入手しないと何も始まらない。とにかく「LHA.EXE」を入手しなければならなかったが、すでに「LHA.EXE」は@niftyの会議室でしか入手不可能になっていた。探してみると手元にフロッピーに保存されていた「LHA.EXE」を発見。ようやく圧縮・解凍ツールを入手し、様々なプログラムのインストールが出きる様になる。 |
MS-DOS 6.2 | ||
【製品特徴】 | MS-Windows95が出荷される前のOS、MS-DOS 6.2。今となっては当たり前のプラグ&プレイもなく非常に玄人好みのOSであるが、 何か起こった場合の復旧作業は非常に簡単。それも今の機種を使っていれば非常に速い処理が行える。 | |
Setup-LOG |
【2001. 1. 7】 |
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1: | Install | フロッピー6枚でインストールを行う。単純に指示に従うのみで良い。 Windows3.1の導入を考えていたことからコンベンショナルメモリ(640KByte)の設定を行う為、いくつかのデバイスをコメントにする。 DEVICE=C:\DOS\KKCFUNC.SYS DEVICE=C:\DOS\ANSI.SYS DEVICE=C:\DOS\MSIMEK.SYS /A1 DEVICE=C:\DOS\MSIME.SYS /D*C:\DOS\MSIMER.DIC /DC:\DOS\MSIME.DIC /C1 /N /A1 ANSI.SYSはほとんど使うことのない規格であるためコメントアウト。又MS-DOS上で日本語IMEを使用する可能性はないため、「KKCFUNC.SYS」「MSIMEK.SYS」「MSIME.SYS」の3つもコメントアウト。 |
2: | CD-ROM | CD-ROMドライブの認識を行わせる。今回購入したCD-Rを使用したかった為、OEM提供のRICOHのデバイスを探したがInternet上にその気配なし。MS-Windows98で使っている汎用ATAPIドライバ(OAKCDROM.SYS)及びMS-DOS用のプログラム(MSCDEX.EXE)を組み込んで認識を行わせることにする。 DEVICE =C:\DOS\OAKCDROM.SYS /D:CDIDE01 INSTALL=C:\DOS\MSCDEX.EXE /D:CDIDE01 /M:10 /L:M |
3: | MEMMAKER | もう少しコンベンショナルメモリを確保するために「memmaker」を使用してみる。 結果として次のCONFIG.SYSが作成される。 DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE NOEMS HIGHSCAN WIN=ED00-EFFF WIN=EA00-ECFF BUFFERS=15,0 FILES=30 DOS=UMB LASTDRIVE=Z FCBS=4,0 DEVICEHIGH /L:1,15072 =C:\DOS\SETVER.EXE DEVICEHIGH /L:1,12464 =C:\DOS\BILING.SYS DOS=HIGH DEVICEHIGH /L:1,22336 =C:\DOS\JFONT.SYS /P=C:\DOS\ DEVICEHIGH /L:1,21600 =C:\DOS\JDISP.SYS DEVICEHIGH /L:1,17744 =C:\DOS\JKEYB.SYS /106 C:\DOS\JKEYBRD.SYS REM DEVICE=C:\DOS\KKCFUNC.SYS REM DEVICE=C:\DOS\ANSI.SYS REM DEVICE=C:\DOS\MSIMEK.SYS /A1 REM DEVICE=C:\DOS\MSIME.SYS /D*C:\DOS\MSIMER.DIC /DC:\DOS\MSIME.DIC /C1 /N /A1 STACKS=9,256 DEVICEHIGH /L:1,40800 =C:\DOS\OAKCDROM.SYS /D:CDIDE01 INSTALLHIGH=C:\DOS\MSCDEX.EXE /D:CDIDE01 /M:10 /L:M |