新世紀エヴァンゲリオン

内容補完
 
エヴァンゲリオン内容概略 その1

第壱話〜第七話
(この部分の物語の印象)
碇シンジが暗い性格であり、このままの展開ではあまりにも暗い話では、と思わせるような
印象を受ける。トウジ・ケンスケの両クラスメートに若干救われる所があるものの、明るい印
象を持つ人は多くあるまい。


碇シンジの決心第壱話・第弐話

別居中の父、碇ゲンドウに呼ばれ、シンジは第3新東京市にやって来た。
だが折りもおり、第3新東京市には「特別非常事態宣言」発令中。
国連軍と正体不明の生命体「使徒」との戦闘状態にあった。
そんな中シンジは葛城ミサトと合流。父の待つ国連の特務機関「ネルフ」に連れて行かれる。
そこでシンジを待っていたのは「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」の初号機と
ネルフ司令官碇ゲンドウの「出撃」という言葉であった。
エヴァンゲリオンでの出撃をかたくなに拒否するシンジ。
しかし瀕死の状態で出撃しようとする、ファーストチルドレン(最初の適格者)綾波レイの姿
を見て、シンジは出撃を決心する。
「にげちゃだめだ。にげちゃだめだ・・・・」
「やります。僕が乗ります。」

「エヴァンゲリオン初号機、リフトオフ。」
かくて第3使徒「サキエル」と初号機との戦闘が始まった。
初号機は頭部損傷。完全に沈黙。
しかしその後初号機は暴走状態となり、からくも使徒に勝利する。
使徒との交戦の事実はシナリオB−22により隠蔽。
シンジはミサトとの同居生活をおくることとなった。

孤独と逃走第参話・第四話

シンジは学校で友達もできず、単調な生活をおくっていた。
しかしエヴァンゲリオンに乗っている事が明らかになり、シンジはクラスの注目を集める事に
なる。
その一方、先の戦闘で妹を負傷させた原因を作ったシンジを許せないクラスメートである鈴原
トウジは、シンジを殴り倒す。
「僕だって、乗りたくて乗っている訳ではないのに。」
そんなとき非常召集がかかり、シンジはエヴァンゲリオン初号機で出撃。
第4使徒「シャムシエル」と戦闘状態に陥る。
戦闘途中にエヴァへの電源供給を行っている「アンビリカルケーブル」が切断され、鈴原トウ
ジ・相田ケンスケの2人を「エントリープラグ(操縦席)」に乗せるというアクシデントが
あったものの、ミサトの命令を無視して勝利を納める。
そのことが原因でミサトとの行き違いが生じ、その結果シンジは家出をする事になる。
家で中のシンジは、結局ネルフの諜報部員により捕らえられ、ネルフへ連行される。
ネルフの登録を抹消され、以前の生活に戻ろうとするシンジ。
しかしミサトの「がんばってね」の言葉を思いだし、結局はミサトの元へと帰るのであった。

綾波レイ第伍話・第六話

ネルフ地下第2実験場。エヴァンゲリオン零号機が機動実験中に暴走。レイは負傷し、必死
に助けようとした碇ゲンドウも手に火傷を負う。
シンジは父、ゲンドウと楽しげに話すレイに興味を持つ。
零号機の再起動実験に成功した最中、第5使徒「ラミエル」が接近。
出撃した初号機は使徒の加粒子砲に撃たれ、シンジは負傷。
ミサトは使徒に対し、「陽電子砲(ポジトロンライフル)」による超長距離射撃を行う「ヤ
シマ作戦」を発動。日本中の電力全てを集め、零号機と初号機の2人に任せる事にした。
初のエヴァンゲリオン2機による共同作戦となる。
「わたしは初号機を守ればいいのね。」

「綾波はなぜこれに乗るの?」
「絆だから。」
「きづな?」
「そう、絆。」
第1射をかわされ、反撃をくらうも零号機の防御に守られ、第2射で撃墜。
しかし零号機は大破してしまう。
レイを助けようと、零号機のエントリープラグに駆け寄るシンジ。
レイはその姿に以前自分を助けてくれた、ゲンドウの姿をだぶらせる。

「ごめんなさい。こういう時どんな顔をすればいいのかわからないの。」
「笑えばいいと思うよ。」

ミサトの活躍第七話

「よっしゃ。地球の平和はおまえに任せた。だからミサトさんはわしらにまかせぃ。」

普段のだらしない生活を知っているシンジには、なぜトウジやケンスケがミサトにあこがれ
るのかわからなかった。
ミサトとリツコは日本重化学工業共同体ジェットアローン(JA)の完成披露パーティーに
招待されていた。
しかしネルフの裏工作によってJAは暴走。爆発の危機に陥る。
裏工作の事実を知らないミサトはエヴァの発進を要請。自ら乗り込んで暴走をくい止めよう
とする。
炉芯融解の寸前でJAは活動停止。
しかしこれもネルフの予定されたプログラムによるものだった。
この行動にシンジはミサトに尊敬の念を抱くが、翌日のミサトの生活ぶりに再び失望する。

「やっぱ碇ってお子さまな奴。」
「ホンマやな。」
「どうして?」
「他人の俺達には見せない本当の姿だろ。それって家族じゃないか。」


98. 9. 5 Update

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