題名・内容 |
第1話〜第36話
題名及び内容概略一覧です。 |
話数 | 題名 | 内容概略 |
第1話 | ブービー・トラップ | 突如の地球落下より約7年の歳月を経て修復された巨大宇宙船マクロス。その進宙式が行われている最中、 ゼントラディー軍が地球圏に来襲。 マクロス、ゼントラディーに対し勝手に主砲を発射してしまう。このためやむなく地球統合軍はゼントラディー軍と 戦闘状態に突入。 アクロバット時代の先輩、ロイ・フォッカーの招きでショーをやるために来ていた一条輝は、複座型のVF-1Dで 訳も分からぬまま早瀬未沙に出撃させられる。 |
第2話 | カウント・ダウン | マクロス、重力制御装置にて浮上を試みるが、重力制御装置が勝手に離脱。 輝は進宙式を見に来ていたリン・ミンメイを危うい所で救出。ゼントラディー軍の戦闘ポッドに対して発砲する。 しかし中から巨人兵が出現。輝とミンメイはそれを見て驚愕する。 |
第3話 | スペース・フォールド | 輝はフォッカーに助けられ、統合軍が可変戦闘機バルキリーの開発が巨人兵との戦闘を想定して行われたことで あることを知らされる。とりあえずマクロス艦内へ避難。しかし自分の愛機でミンメイと共に脱出を試みる。 一方マクロスはゼントラディー軍を振り切る為、一度宇宙に出た後、地上すれすれまで降下してフォールドを敢行。 しかしフォールドに失敗し、冥王星宙域にて地上の街ごとフォールドアウト。そのときようやく艦外へ出られた輝・ミン メイも巻き込まれ、宇宙へ投げ出される。かろうじて閉鎖空域に飛び込む事で大難には至らず。 |
第4話 | リン・ミンメイ | 輝、リン・ミンメイ、閉鎖区域に飛び込んだ為、外部との連絡がとれない状態となる。 約1週間の漂流生活。ミンメイとの結婚式ごっこ?で唇を重ねようとしたそのときに閉鎖区域が開放され、救出され る。 |
第5話 | トランス・フォーメーション | マクロスに避難していた街の人々は艦内に街を造り始めていた。フォッカーに軍への入隊を誘われている輝は ミンメイにも入隊を薦められる。 一方フォールド装置が消失して主砲の回路が無くなっていたマクロスは、ゼントラディーとの戦闘にて主砲発射の為、 トランス・フォーメーション敢行。変形によって主砲回路が直結され、主砲発射可能となり、ゼントラディーを撃退。 しかしトランスフォーメーションによる艦内の影響は大きく、マクロス内に避難中の市民が作り上げた街は崩壊してし まう。 |
第6話 | ダイダロス・アタック | 輝はミンメイを守る為にと決心し軍に入隊。厳しい訓練を受け、そして初陣。 統合軍はフォールド装置消失により発生していたエネルギーを利用して「ピンポイントバリア」を開発した。 早瀬未沙、ピンポイントバリアを用いたダイダロス・アタックを戦闘において実行。 |
第7話 | バイバイ・マルス | ようやく火星に到着したマクロス、補給物資搬入のため今や無人となっていた火星基地に立ち寄る。 未沙は自分の初恋の人、ライバー少尉の面影を求めて火星基地探索の任に出発。 一方マクロスはカムジンのしかけた重力機雷にはまり、浮上ができなくなる。そこに戦闘ポッド1000機の攻撃。 重力機雷排除の為、火星基地動力炉暴走を基地内にいた未沙に依頼。しかし脱出中にライバーの部屋を見つけ た未沙は回想に浸り動こうとしなくなる。 輝、未沙救出の任を受け、危機一髪助け出す。 |
第8話 | ロンゲスト・バースデー | 輝は未沙救出等の勲功として、統合軍チタニウム賞を受賞。同時に少尉に昇進する。 部下としてマクシミリアン・ジーナス伍長と柿崎速雄伍長が付けられる。 折しもその日はミンメイの誕生日。輝は部下を引き連れていい気になって誕生会へと出かける。 そんなときにゼントラディー軍来襲。マックス初陣にて素晴らしい才能を発揮。柿崎は輝に助けられ一命をとりとめ る。 |
第9話 | ミス・マクロス | マクロスTV放送を開始。開局記念としてミス・マクロスコンテストが開催される。 コンテストの内容が気になって仕方がない輝は、当直中にも係わらずコンテスト会場へ出かける。 ワレラ・ロリー・コンダの3人が偵察部隊として「ケルカリア」でマクロスに接近。輝はアーマードバルキリーにて迎撃 に出る。 リン・ミンメイ、ミス・マクロスに。 |
第10話 | ブラインド・ゲーム | ブリタイの作戦によりレーダーを破壊されたマクロスは、身動きのとれない状態になってしまった。 「安全な所で指揮を執っている」と輝に言われて意地になった未沙、壊されたレーダーの代替として哨戒機で出撃。 そこで待ちかまえていたゼントラディー軍に哨戒機は拉致されてしまう。 未沙を救出しようとする輝と柿崎は、バトロイドでブリタイと格闘。しかしその強靱的な力に沈黙してしまう。 |
第11話 | ファースト・コンタクト | 未沙・輝・柿崎はボトルザー総司令の前に連れてこられる。 ボトルザーは質問する。 「男と女が何故一緒に暮らしているのか?」 「戦闘をしない人間がいるのか?」 「おまえ達はどうやって生まれてきたのか?」 「愛し合うとはどういうことか?」 輝は未沙とボトルザーの前でキスをさせられる。 ボトルザーに「プロトカルチャー」と言われ、驚愕される。 一方輝達は、ゼントラディーは男女が一緒に住んでいないこと、戦闘のみしかない為民間人が存在しない事等を 知る。そしてゼントラディーが星一つを消滅させる事など造作もないという事も。。。 一方マクロスではリン・ミンメイがデビュー。デビュー局は「私の彼はパイロット」 |
第12話 | ビッグ・エスケープ | 未沙・輝・柿崎はマックスの手助けにより脱走。小さい体を武器に艦内を逃げ回る。 ボトルザーは「プロトカルチャー」の存在を恐れ、失敗続きのブリタイを一時戦列から離し、 ラプラミズを派遣。 ワレラ・ロリー・コンダの3人をスパイとしてマクロス艦内に送り込む任に就かせる。 その任に赴く為出発しようとしている艦に未沙達は潜入。フォールドが終わったのを見計らって、戦闘ポッドで脱出 する。 マクロスへのスパイ送り役として「エースのミリア」出撃。バルキリー隊を手玉に取る。 |
第13話 | ブルー・ウィンド | 未沙達、グローバル艦長にゼントラディー軍捕虜生活での体験を報告。 その内容にグローバル艦長達はただ驚愕するしかなかった。 マクロスは8ヶ月ぶりに地球へ帰還。海へと着水を果たす。 |
第14話 | グローバル・レポート | (総集編) |
第15話 | チャイナ・タウン | 輝・ミンメイ、特別に地球への上陸許可をもらう。 ミンメイ里帰り。いとこのリン・カイフンと会う。 ミンメイの面倒を見るというカイフンを連れて再びマクロスへ。 |
第16話 | カンフー・ダンディー | カイフンが来たことにより娘娘ではパーティーが開かれていた。輝・マックス・未沙も偶然にも通りがかり参加。 そんなとき「上陸許可を出さない」軍の放送があり、そのパーティー会場は騒然。輝達にその矛先が向けられる。 カイフンのカンフーにより難無きを得るが、軍人嫌いのカイフンは未沙の出したハンカチを拒否。 ゼントラディーが襲来したが、未沙はカイフンの軍人嫌いを気にして注意散漫の状態。 ダイダロスアタックのタイミングをはずし、ミリアを追っていた輝がミサイルを被弾、負傷。 |
第17話 | ファンタズム | 一条輝の悪夢。 |
第18話 | パイン・サラダ | カイフンの「マクロスにも腕の立つパイロットがいる」という言葉を聞き、出撃するミリア。 しかしその腕も天才マックスの前では歯が立たず、撃墜される。 入院中の輝の部下、マックスと柿崎を預かっていたロイ・フォッカーが被弾。 パインサラダを食べる約束をしていたクローディアの部屋で、ギターを弾きながら息をひきとる。 |
第19話 | バースト・ポイント | 地球統合軍からそっぽを向かれていたマクロスに対して、市民の受入れを引き受けてくれる都市あり。 その都市に着いたとき、ゼントラディー軍との戦闘開始。 ピンポイントバリアより強力な全方位バリアを展開するが、そのバリアが暴走。 全方位バリアーが爆発し、都市を消滅させる。柿崎、退避に間に合わず戦死。 その都市からの受け入れも拒否され、マクロス再び漂流。 |
第20話 | パラダイス・ロスト | マクロス、統合軍本部からの地球外退去命令により地球より離脱。 ゼントラディー軍ではブリタイがマクロス追撃の任に復帰し、再び地球圏へ飛来。 ワレラ・ロリー・コンダの3人のスパイもブリタイの元へ戻る。 マクロスでの体験を先を争って話す3人。そしてこの3人が密かに持ち込んだマクロスでの取得物は一般兵士の 間に広まるのに大した時間はかからず、文化に興味を持つきっかけとなる。 |
第21話 | ミクロ・コスモス | 映画「小白龍」公開。カイフンとミンメイのキスシーンに耐えられなかった輝、未沙。 映画館を出てきたところで偶然に出会ってしまう。 そんなときにトランスフォーメーションが行われ、2人は閉鎖区域に閉じこめられてしまう。 お互いに話す言葉も少なげな2人であったが、その気持ちは確実に近いものへとなっていった。 |
第22話 | ラブ・コンサート | ワレラ・ロリー・コンダの3人の話を聞いて、マクロスへの脱走を試みるゼントラディー兵士現れる。そして 「マイクローン」となって亡命のチャンスを伺う兵士達。 エキセドルはマクロスの戦闘パターンを分析し、ダイタロスアタックを逆手にマクロス艦内への進入作戦を実施。 亡命を考えていた兵士達はこれ幸いと戦闘ポッドを使ってマクロスへの亡命を果たす。 襲撃中に丁度コンサート中だったミンメイは、カイフンの励ましで中断せずに続行。 ゼントラディー侵入にもめげずに歌っているミンメイを見て、ゼントラディー兵士の攻撃がちぐはぐになる。 一方カイフンはミンメイをかばってライトの下敷きとなり大怪我をしてしまう。 |
第23話 | ドロップ・アウト | マクロス艦内に侵入したゼントラディー兵士は「破壊」に疑問を持ち、戦闘を放棄する。 ワレラ・ロリー・コンダをはじめとする亡命希望者は統合軍に保護され、その意見を聞かれる為、輝も出頭。 最初は亡命受け入れ反対だった輝は、彼ら亡命希望者の話を聞き最後は賛成。兵士達の亡命は受け入れられ る事となった。 そして未沙はこの事を良い事態と受け止め、地球統合軍へ和平への足がかりを築く為にも自ら地球へ行くことを 決心する。 |
第24話 | グッバイ・ガール | 未沙、地球の統合軍本部へ。シャトルの中から輝へ別れを告げる。 マックスの部隊が護衛に就くがゼントラディー軍の襲撃により、護衛部隊壊滅状態。 輝はスーパーバルキリーで増援として向かう。 護衛任務を引継、未沙と無線で話をする輝。目的を達成出来るようにと結局祈ることしかできなかった。 地球に降り立った未沙を待っていたのは父、早瀬提督だった。 提督を通じて統合軍の説得を試みる未沙。 和平交渉の糸口が出来たとの報に一時は喜んだ未沙だったが、それは「グランドキャノン」を使った後の事だと 知り、愕然とする。 沈んでいた輝を誘いゲームセンターへと行ったマックス。そこでミリアと出会う。 ミリアとゲームで対決し、見事ミリアに勝つマックス。そのままミリアと会う約束をする。 又カイフンはミンメイと結婚を前提に付き合いたいという事を記者会見で発表する。 |
第25話 | バージン・ロード | マックスの約束の場所に待っていたのは、自分を撃墜したマックスを殺そうとするミリアであった。 しかしマックスはミリアに恋をし、結婚を申し込む。 グローバル艦長のサポートの元、大がかりな結婚式が行われる。 そして同時にゼントラディー兵の受け入れも発表。 その様子に危機感を持ったボトルザーは、ブリタイにマクロスの殲滅と地球への徹底攻撃を指示。 その命を受けて、ブリタイはマクロスへの総攻撃を開始する。 しかし大多数の兵士達がボイコットを行い、ブリタイは停戦を決意する。 |
第26話 | メッセンジャー | ブリタイの停戦協定を締結するためエキセドル参謀がマクロスへ特使として派遣される。 エキセドルの要請によって集められたのは、輝、マックス、ミリア、ワレラ・ロリー・コンダ。 そして「歌の力」を持つミンメイと小白竜で超能力を持つと間違えられたカイフン。 一方ラプラミズはボトルザーへ「停戦協定」の件を報告。ボトルザーは基幹艦隊そのものを地球圏にフォールド。 一緒に消される事を覚悟したブリタイ・ラプラミズはマクロスと共に戦う事を決意。カムジンは立ち去る。 基幹艦隊の事を聞き、愕然となるグローバル艦長。しかしエキセドルの「上級艦隊2000艦のみ」を相手にする作 戦で光明を見る。 マクロスとボトルザー基幹艦隊の戦いが今始まろうとしていた。。。 |
第27話 | 愛は流れる | ボトルザーとの全面戦争突入。 輝、もうあえないかもしれないミンメイへ「ずっと君の事が好きだった。」と告白。 ボトルザー、地球に向けて砲撃。地球統合軍はアラスカ基地を除き壊滅。 唯一生き残ったアラスカ基地は「グランドキャノン」で抵抗をする。 ミンメイは輝の提唱した作戦の為に「歌う」事を決意。 「リン・ミンメイの歌が流れていないものは全て敵だ。」 「反応弾(核兵器)」を使っての攻撃を開始。輝も戦艦1艦を轟沈した直後、敵の直撃。大気圏を漂う輝の「VF-1S」。 「もうもどれないか。」輝、地球へ降下。そんなとき未沙の「応答して下さい」の無線が入ってくる。 マクロス、ボトルザーの眼前に到達。全反応兵器発射。ボトルザー旗艦は轟沈。 未沙を救出した輝。その2人の前にマクロスがゆっくりと降下してくる。 |
第28話 | マイ・アルバム | 全面戦争より2年。マクロス住民、生き残った地球の人々、ゼントラディー軍残存兵達の手で徐々に復興しつつ ある地球であった。わずかに広がるタンポポ畑に降り、懐かしき緑あふれる大地を思い浮かべる輝であった。 マクロスシティーにある輝の家では、非番の美沙が家の掃除中。いわゆるおしかけ女房みたいなものである。 その掃除中、何気なくアルバムに気をとられる。そこにはミンメイの写真がところ狭しと貼られていた。突如機 嫌が悪そうに輝の家を出て行く美沙。 タンポポ畑から飛び出し、パトロール任務に復帰した輝の無線機に突如割り込むミンメイの歌声。近くでミンメ イが巡業をやっているらしい。そこに他のパトロール員からの連絡が入る。その無線でちょっと寄るところがあ るとミンメイのコンサートに行ってしまう輝であった。だが、コンサートが終わった輝が見たのは、うまくいってな さそうなカイフンとミンメイ。会おうにも出るに出れない輝であった。そこにゼントラディー人暴動の連絡が入る。 それは非番の美沙にも。 ゼントラディー人は戦闘ポッドをどこからか持ち出し、街で大暴れしていた。そこに急行している輝のところに、 非番であるはずの美沙の剣幕が落ちていた。輝が駆けつけ、なんとか暴動騒ぎはおさまった。待ちかまえた かのような美沙。ミンメイに会えなかったという輝にちょっとうれしそうに何かを手渡して去っていく。それは美 沙の写真であった。不可思議に思う輝。 グローバル総司令は輝にゼントラディー人の配置転換を決心する。 |
第29話 | ロンリー・ソング | ミンメイは自分が何故歌を歌っているのかわからなくなっていた。 そして久々にマクロスシティの「娘々」に戻ってくる。 知らず知らずの内に輝の姿を追い求める様になっていた。 翌朝、輝はジョギングを兼ねて街のパトロール中。同じように街の様子が気になり散歩している未沙に出会う。 そんな2人の姿を見てしまうミンメイ。それに気づき追おうとする輝。 そんなときゼントラディー人の暴動。町会長さんの奥さんを人質にとる。 「戦争のある場所へ戻してくれ」と嘆願するゼントラディー人。 しかしそんな願いは聞き入れられず、ひっそりと去っていく。 そんなゼントラディー人を集めていたのはラプラミズとカムジンだった。 その夜、輝達にはゼントラディー軍戦闘ポッドの奪取作戦が言い渡されていた。 |
第30話 | ビバ・マリア | ゼントラディー軍戦闘ポッド製造工場奪取作戦の開始。 輝達はブリタイの戦艦で出撃する。マックスとミリアはそんな時においても子供を連れてくる(後のミリーナ・ジーナ ス)。 未沙は子供を抱かせてもらい、自分と輝の子供をだぶらせる。 作戦が開始され、ミンメイの歌、輝と未沙のキスで相手を混乱に陥れる。 しかしもっとも効果的だったのは、マックスとミリアの子供、マリアの存在であった。 マリアの存在にゼントラディーの兵士はおびえ、退却してしまう。 奪取した戦闘ポッド製造工場は地球圏にフォールドされ、ラグランジュポイントに固定された。 |
第31話 | サタン・ドール | ゼントラディー人による暴動騒ぎは大きくなる一方であった。 ついにはマイクローン装置を持つ「カンザスシティ」にてマイクローン装置強奪事件発生。輝達の手で阻止には成 功する。しかしマイクローン装置を軍で引き上げる事を提案した輝と、たまたま来ていたカイフンとで意見が対立。 輝は装置の引き上げを断念する。 エキセドルからは、「ゼントラディー人は『戦う為』だけに遺伝子操作して作られた巨人である」事が発表された。 ゼントラディー人は「サタン・ドール」であると。 カンザスシティを「カムジン」の操る部隊が再び襲撃。マイクローン装置は持ち去られてしまう。ミンメイは輝が正し いと主張できなかった自分を責めていた。 |
第32話 | ブロークン・ハート | カムジンの暴動は日増しに大きくなる。 今度はカイフンとミンメイを人質にとっての新統合政府への「戦艦引き渡し要求」である。 カイフンの説得にも、ミンメイの歌にももう動じる事がないカムジン。 「俺達にも文化が出来る」とラプラミズとキスするのを見せつける。 軍はカムジンをだまし、カムジンがいなくなった隙を見計らって、輝がミンメイ達を救出する。 久々の再会に抱き合う輝とミンメイ。 しかし輝に対して冷たく追撃命令を未沙は告げるのであった。 |
第33話 | レイニー・ナイト | 自分の言い過ぎに深く反省をする未沙。クローディアからもらった紅茶をきっかけに仲直りを決心。 しかし輝の機嫌は直らず、未沙との仲はこじれる一方。 そんな未沙をクローディアは自分の家へ招待。未沙はフォッカーとの馴れ初めを聞く。 クローディアがフォッカーと出会ったには片田舎の基地。 フォッカーの第一印象は最悪。お詫びの為にと日参したフォッカーに見向きもしない。 まもなくフォッカーはマクロスに転属。追うようにクローディアもマクロスへ。 しかしフォッカーは声をかけてくる気配もなく、結局は自分から声をかけるクローディア。 しかしある日、テストパイロットの不安から飲んだくれるフォッカーを見て、つきあい始めた事を吐露する。 輝は言い過ぎを反省して、未沙を迎えにクローディアの家へ。 未沙はクローディアに家を追い出され、輝と一緒に輝の家へ向かう。 |
第34話 | プライベート・タイム | 輝に誘われてピクニックの準備をする未沙。最高の気分でお弁当をつくっていた。 輝もピクニックに行こうと準備していたところ、電話がかかってくる。その声の主はミンメイだった。 「会いたい」というミンメイの言葉に、美沙との約束を気にしながらも出かけていってしまう。美沙は少し早めに 約束の場所に来ていたため、輝からの連絡が取れない位置にいたのだった。 久しぶりの2人きりの再会に話もはずんでいたが、突如の仕事のために迎えに来たカイフンにミンメイは連れ て行かれてしまう。 美沙の元に帰ろうと車を走らせる輝は、ゼントラディー人の暴動騒ぎに巻き込まれる。そこの部隊を借り、暴 動鎮圧を見事成し遂げる。 独り待ち続ける美沙。やっと現れた輝のことを許し、2人でせっかくのお弁当を食べようと出かけていく。「寒い から」と言ってかけようとしたマフラーには「H.I. love L.M.」のイニシャル。怒り出す美沙に輝はかける言葉が無 かった。 コンサートで曲が流れ始めたのに、歌うのを拒否するミンメイ。コンサートは中止。カイフンはマネージャーを 辞め、再び修行の旅に出てしまう。独り残されただ悲しむしかないミンメイであった。 |
第35話 | ロマネスク | カイフンと別れたミンメイは失踪。輝の家に転がり込んでくる。美沙はこないだの件を気にして輝の家に行くが、 ミンメイとの話し声が漏れ聞こえてしまい、その場を静かに立ち去る。独り酒を煽る美沙。翌日は2日酔いでの 出勤となってしまう。 カイフンは反応路エンジンのジェネレータを奪取すべく攻めてくる。マックス・ミリアに出撃命令がかかる。本来 は輝の受け持ち区域だったが、美沙が輝は病気だと嘘をついていたためである。 ニュースで暴動を聞き出動する輝。だが時すでに遅く、カイフンはジェネレータを持ち出していた。街にしかけ た爆弾を爆破させたため、輝達は消化活動をすべく、カイフン追撃をあきらめざるを得なかった。 ようやく街は静けさを取り戻し、ミサの声が方々から聞こえ始める。ようやくクリスマス・イブらしくなってきた街。 不安いっぱいで待っていたミンメイの元に帰ってきた輝も、2人でイブを祝い始める。 |
第36話 | やさしさサヨナラ | ミンメイは輝の家にとどまり、輝の世話をし続けていた。ミンメイは輝に軍を辞めてくれるように頼んでいた。 ミンメイが望むのはあの輝と出会ったころの関係である。 美沙は一人退役することを考えていた。輝を諦めるために。そんなときにグローバル総司令にマクロスの ブリッジに呼ばれる。グローバル総司令は移民船1号艦の艦長就任を美沙に要請したかったのだ。今後の 異星人との戦いによる文化が絶えることにないようにするために。 軍を辞めるか悩んでいる輝。そこに突如、美沙が訪ねてきた。美沙は輝に自分の想いを告白し、そして泣 きながら走り去っていった。追おうとする輝だったが、ミンメイに止められる。 そこに突如襲ってくる多数のミサイル。それは反応炉を奪い、戦艦を奪取したカムジンのものであった。美 沙を心配しミンメイを振り切って後を追う輝。倒れていた美沙を起こし、そして街を守るために戦闘に行こう としたその時、ミンメイが立ちふさがる。美沙はミンメイに言う。「私たちが戦っているのはあなたが歌を歌っ ている理由と一緒なの」輝を引き留めるミンメイ「一人ぼっちは嫌なの。」「君は一人ぼっちじゃない。君には 歌があるじゃないか」 カムジンの放った主砲はマクロスを直撃。美沙達のいる戦闘指揮所も機能不能に陥っていた。美沙達はブ リッジに。すでにクローディアと艦長が準備を進めていた。マクロス発進。その姿に勇気づけられるマクロス シティの住民達。主砲発射。カムジンの艦に直撃させるも、カムジンもマクロスに特攻をかける。マクロスの 右舷を巻き沿いにしてカムジンの艦は爆発する。 輝と美沙の2人で喜びを分かち合っているところに現れるミンメイ。「私もう一度歌を歌ってみる。もう、歌を 辞めるなんて言わない。」 そして美沙に言う。「それが何時になるかわからないけど、わたしが本当に自分の歌が歌えるようになった ら、私も乗せていただけますか?あなたの船に。」「喜んで。そしてあなたの歌を宇宙いっぱいに響き渡ら せましょう。」 何かを吹っ切ったように立ち去るミンメイ。「いっちゃったわね。引き留めなくていいの?」「ええ、ミンメイって 子は僕なんかでは引き留められませんよ。」そっと抱き合う輝と美沙。 |