日本法令社労士講座

過去問題 傾向分析と対策講座(通信)
 基本テキスト(全9冊)
  労働基準法及び労働安全衛生法、   
  労働災害保険補償法、雇用保険法、
  労働保険徴収法、
  健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法
  労務管理その他の労働に関する一般常識
  社会保険に関する一般常識
問題集というより「問題集的性格の強い解説集」。
基本テキストの問題演習として使った方が良いと思われる。
過去○年分の問題集と違い、単元毎でまとめてあるので、使いやすい点もあり。
テキストと添削問題の難易度のギャップがかなり大きい。あの問題で満点を取れれば大したもの。

社労士V
 社労士V(ビジネスガイド別冊)   97年版はいささか初回受験者用とはいえなかたった内容と思える所あり。
98年版はうって変わってチャート図が多く使われている。
詳説シリーズ等は割引購入が受けられるので、年間会員になっておくとお得であろう。
各分野の解説+その分野の択一形式問題集/記述式問題集に別れているが択一と記述の分野は異なる。
解説は「労働基準法」から、記述式は「健康保険法」から始まっている様である。
月刊のため、各分野で少々間が間延びする感があるが、1月で本気でこなすにはきつい内容でもある。

詳説シリーズ
 労働・社会保険の詳説   
  労働基準法(含労働安全衛生法)編、    
  労災保険法編、雇用保険法編、
  健康保険法編、厚生年金法編、
  労務管理その他の労働に関する一般常識
  編、
  社会保険に関する一般常識編、
  労働保険徴収法編、
  国民年金法編
条文集+解説書という性格を持つ。「法令集」が使いにくいと考える人に薦めたい。
しかし内容は難しく、このテキストのみで初受験者が勉強を進めるのは到底無理。
受験生のバイブルと言われるだけあって、感心させられる内容も多いが、他にテキストを持っている人ならばどちらかに絞るべき。
かなりの時間をかけて理解する気力が必要であろう。

問題集シリーズ
 9年版社労士試験 過去問題集   過去5年分の問題集。解説が少ないので、「調べて補足」する人にはお薦め。
内容としては普通。各分野毎にまとめて解答・解説がのせてあり、見にくいと思う点もあり。

重要項目必須暗記講座
 重要項目必須暗記講座       テキスト作成者の岩井慶子先生担当。230頁の暗記カードがついてくる。
とにかく暗記しにくい箇所を「語呂合わせ」で暗記しようという発想から生まれた講座。
新しい覚え方を仕入れてくると来年度のカードに反映されるらしい。
大きな法改正があったならともかく、1度受ければ、毎年受ける必要はないかもしれない。
そのためか受講生がさほど多くなかったと感じた。(もっとも法令の単発講座は少ないが。)

中間・全国模試
 中間模試(97)        時期的に考えてそんなに難しい問題がでないだろうと考えていくと大きな間違い。
評判の通り難問が出題される。
試験前1時間で講義が行われるが、なかなか為になる内容なので、遅刻せずに行った方がいいかも。
 全国模試(97) 難問が出題される。40点前後がこれでとれていればとりあえず合格圏と考えてもよいそうだ。
但し復習は必須。
法改正情報の冊子をもらえるが、かなりきちんとしたものなので結構得した気分になれる。
 社労士V中間誌上模試(98)   締切が3月20日とあり、おそらく初学者が1回転できる頃を見計らっての最初の模試と見ている様である。
初学者が5〜6割、経験者が6〜8割を念頭において作成している様だが、実際の平均点は「34点」。
法改正部分が全て確定していない時期でもあり、狙われそうな改正部分は「および腰」の出題か?
ちなみに添削依頼は259人だったようで、データとしては主催者側も肩すかしだったのではなかろうか?
 社労士V最終誌上模試(98)   締切が6月22日で、最終模試ピークの1回目となる。
平均点が「31.93」。6割の正解を念頭に作っている割にはかなり難しい。
添削依頼も313人であり、おそらく来年は違った形での実施となる可能性あり。
主催者側ももう少しデータが欲しいと思っているのではなかろうか?
 中間模試(98)        平均点が36点とまずまずの難易度の模試だと言える。
時期が早いこともあり、改正部分からの出題が多くないのがネックか?
テスト形式は去年同様、1時間講義 => 模擬試験 のパターン
受験者数は642名。択一42点以上はだいたい3分の1の数。


98. 8.18 Update