受験必修通信講座(カセット) | |||
基本テキスト(全10冊) 労働基準法、労働安全衛生法、 労働災害保険補償法、雇用保険法、 労働保険徴収法、 健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法 労務管理その他の労働に関する一般常識 社会保険に関する一般常識 |
98年度教材内容 言うならば「詳説シリーズ」より内容ははるかに濃い。 第29回の出題内容を受けて、基準法に判例が追加されるなど前年と比べかなり改訂が行われた。 疑問点が発生しても電話ですぐ聞くことができるのは良い。 図表など「視覚的な理解」を目指す教材ではない為、初学者にはお世辞にも奨められない。 98年の教材について言えば、配布ペースが遅いのも気になるところ。 |
||
マスターノート(全5冊) 労働基準法・労働安全衛生法、 労働災害保険補償法・雇用保険法・ 労働保険徴収法、 健康保険法、国民年金法・厚生年金保険法 労務管理その他の労働に関する一般常識・ 社会保険に関する一般常識 |
98年度教材内容 試験出題多発箇所の要約、問題集、QA集より構成。 薄くて頼りなく感じるが、テキストの内容が濃い分この程度で丁度良いと感じられた。 テキストに載せられていない「視覚的な理解」はこちらに委ねられている。 ないがしろにせずこの教材をこなせる事が重要と思える。 |
||
労働常識・資料編 |
98年度教材内容 1月には配本されるので、データも自然と古い内容になってしまう。 講義や資格情報等で適宜補っていく必要あり。 試験で出題されそうな内容は統計としてほぼ掲示されており、この範囲を押さえれば十分 ではないかと思われる。 |
||
労働常識・白書特別資料 |
98年度教材内容 白書セミナーでの配付資料。 労働白書の概要部分を転載したものである。 単純に読むだけでは片手落ちだが、講義等を聴きながらであれば、とても意味ある資料。 直前だけになかなか時間が取れないが、問題演習はやっておいた方が良い。 |
||
社会常識・資料編 |
98年度教材内容 厚生白書・年金白書の内容が主な資料の内容。 やはり読破するだけでなく、白書セミナーに出席して内容を確認した方が、効果的。 同様に問題演習等もやっておいて損はない。 |
||
資格情報 |
98年度教材内容 QAについては一応目を通しておくことを奨めておく。 しばしば講義でも指摘される事があるし、一番質問の多い箇所が載せられる訳である為 である。 各講座の定員情報もあるため、あと書き等も参考になるかも。 |
||
カセット(全40巻) 労働基準法 5巻 労働安全衛生法 1巻 労働災害保険補償法 4巻 雇用保険法 4巻 労働保険徴収法 4巻 健康保険法 5巻 国民年金法 6.5巻 厚生年金保険法 3.5巻 労務管理その他の労働に関する一般常識 3.5巻 社会保険に関する一般常識 3.5巻 |
98年度教材内容 全40巻ではやはり各教科とも説明不足である事は否めない。各教科ともほぼこの2倍 の時間数である「通学」をした方ができればよい。 「カセットなし」で勉強する事を考えると、ありの効果はやはり絶大。 繰り返し聴くことができるのは最高の強みであり、筆者も4回は聴いた。 初めて聴くときはかなり早口に感じるが、次第に慣れてくるので心配はない。 |
法改正情報テープ通信講座 | |||
テキスト(全4冊) |
98年度教材内容 受験生のみならず有資格者も対象の講座だけあり、内容はかなり詳しい。 しかしその詳しい部分で第30回試験は1箇所出題された場所があるので、やはり詳し すぎるという事はないのかもしれない。 (他の受験団体での法改正ではその部分の改正を指摘していたところはなかった。 解説テープでも「細かすぎる内容ですが」と断りが入ったくらいの箇所。) 4冊で多すぎるという人は、通学の「法改正セミナー」か、「テープスクーリング」 を選択した方が良い。 |
||
カセット(全4巻) |
98年度教材内容 カセットにより、かなりテキストの不要・必要部分の切り分けが行えた。 今後の改正方向までテキストには掲載されているため、どこが大事か見失う可能性が あり得る。 普通は一読してからテープだが、この講座に関してはテープを聴いてから一読も良い かもしれない。 |
答案練習講座 | |||
労働基準法(2/7) |
98年度講義内容 谷古宇先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 範囲はいづれも「必修講座」のテキストであるが、6割は判例からの出題となる。 全問題に対して「どれに解答したか」を挙手させるが、クラスが高度なのか大体が 正解の箇所に集まる。 最後の30分でテストあり。択一8問・記述1問 |
||
労働者災害補償保険法(2/21) |
98年度講義内容 谷古宇先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 「必修講座」の範囲におおむね該当。しかし近年の難化を踏まえ、特別加入者などは 範囲外の出題も見られる。問題難易度が高いからか、挙手が正解の所に集まらない場合 もあった。最後の30分でテストあり。択一8問・記述1問 |
||
安衛法・徴収法(2/28) |
98年度講義内容 大宮先生担当 安衛法択一問題6問・記述式問題3問が授業で取り扱われる。 但し択一問題5問にて残りは各自で消化となる。 元々範囲が広く、細かい問題が多い科目であることから、難しく感じられる問題も あったが、「必修講座」の範囲内。 徴収法択一問題10問・記述式問題5問。但し択一は8問のみ消化。 計算問題については「一ひねり」という問題があったが、これもテキスト範囲内。 ともかく2科目を消化するのに必死という感がある。 もあった。最後の30分でテストあり。択一9問・記述1問。 (択一:安衛3問・徴収6問、記述:徴収1問) |
||
雇用保険法(3/14) |
98年度講義内容 大宮先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 出題分野によって問題の難易度が大きく異なるのは仕方のない所か? 近年出題がよく行われている「事務手続き」関連の問題が目立ったように思える。 解説に時間を要する必要があった為か、講義時間をオーバーしてしまった。 最後の30分でテストあり。択一8問・記述1問。 |
||
健康保険法(3/28) |
98年度講義内容 大滝先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 本来本番でも簡単な問題しかでない「健康保険法」をあそこまで難しくしたのは立派。 「初めて見た」様な通達や「社会一般常識」の分野との混合問題も見受けられた。 薬剤の一部負担金・延滞料・傷病手当金などの計算問題も5〜6題あり、手こづる所多し。 大滝先生ならではの講義時間延長が見受けられた。 (不思議と大滝先生は時間外講義が必然である。) 最後の30分でテストあり。択一8問・記述1問。 |
||
国民年金法(4/11) |
98年度講義内容 本間先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 年金の問題は「通則などからひっぱればいくらでも難問は作れる」という事を警告と したかった様子。 消去法で求めて最終的に残った問題は正解だが、何故これになるのかが根拠が分から ない問題も多かった。 問題の正誤がどれかを挙手させても、分散する問題も半分近く見受けられた。 板書をしない先生なので、恐ろしく講義が速く感じられる。 最後の30分でテストあり。択一8問・記述1問。 |
||
厚生年金保険法(5/9) |
98年度講義内容 関口先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 作成者の関口先生曰く「易しい問題で作った」であるが、結構難しかった。 ただ「ひっかける」為の問題には解答者が集まらず、思惑通りにはいかなかった。 問題の正誤についてはほとんどばらける事なく、多数意見が正解であり、難しくは ないというのはやはり本当の事であろう。 今年の改正問題(雇用保険法との併給調整)に苦心していた様子であった。 蓋を開けてみてまさかあのような記述で、とさぞ思ったことであろう。 本間先生の逆で板書量はかなりのものになる。 最後の30分でテストあり。択一8問・記述1問。 |
||
労働一般常識(5/16) |
98年度講義内容 大宮先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 択一の内訳は「関係法規」6問、労働経済4問、労務関係用語2問。 労働経済に関しては最新の数字から問題を作成ということもあり、プリントで最新の 数字を確認してからの問題取り組みとなった。 範囲は広いが、「実際の試験で5問中、みんなが解答できる2問の範囲」の問題レベル で作成しているそうで、「難問」「奇問」については触れられていなかった。 最後の30分でテストあり。択一6問・記述2問。 |
||
社会一般常識(5/30) |
98年度講義内容 大滝先生担当 択一問題12問・記述式問題5問が授業で取り扱われる。 択一の内訳は「法規」6問、「共通事項」4問、「統計」2問。 統計については数字の説明あり。ただし「厚生白書」等での確認をしておく事の 指摘があった。 問題の難易度については普通。ただ記述の関しては難しい。 (年金白書2問、介護保険1問) 択一に関してよりも記述問題での背景等について詳しい説明が加えられた。 大滝先生らしく40分オーバーでした。 最後の30分でテストあり。択一7問・記述1問。 |
集中問題解説講座 | |||
労基法・安衛法・労災法(5/2) |
98年度講義内容 谷古宇先生担当 労働基準法 討議用 択一7問(5問)/記述2問(1問) テスト 択一7問 記述1問 労働安全衛生法 討議用 択一3問(3問)/記述1問(1問) テスト 択一3問 記述1問 労働者災害保険法 討議用 択一7問(5問)/記述2問(1問) テスト 択一7問 記述1問 問題の難易度は労基法が難、安衛法が並、労災法がやや難。 いずれも討議して解かれる問題なので、かなり細かい出題が成されているのは確か。 ライセンスのテキストには載っているが、その他のテキストでは?という事項がいくつ かある。 各自で問題を解く時間がかなり少なく(1問2分程度)、それが難しく感じさせる要因 でもある。 講義自体は「ポイント解説」を用いて、スマートに行われたと思われる。 暗記のための語呂はよく思いつくものだといつも感心させられる。 |
||
雇保法・徴収法・労働一般(5/3) |
98年度講義内容 谷古宇先生担当 雇用保険法 討議用 択一7問(5問)/記述2問(1問) テスト 択一7問 記述1問 徴収法 討議用 択一6問(5問)/記述2問(1問) テスト 択一6問 記述1問 労働一般常識 討議用 択一5問(4問)/記述2問(1問) テスト 択一5問 記述1問 問題の難易度は雇用が難、徴収法が並、労働一般も並。 やはり討議用の問題ということで、首を傾げさせる、意見を分かれさせるモノがある。 講師が同じということで、その他は1日目と同じ印象。 |
||
健康保険法・社会一般(5/4) |
98年度講義内容 大滝先生担当 健康保険法 討議用 択一10問(7問)/記述2問(1問) テスト 択一10問 記述1問 社会一般常識 討議用 択一5問(5問)/記述2問(1問) テスト 択一5問 記述1問 但し討議では「テスト用問題」を使用して行った。 問題の難易度は健保がやや難、社会一般が並。 討議用の健康保険法の問題はかなり難しかったが、答練・中間模試と同様の問題が見られ、 さすがに同じ間違いをしなかった事もあり、自分としてはあんまり難しくは感じなかった。 問題を解く時間は1日目・2日目と比べ緩やかだったので、かなりあったと感じられる。 講義は大幅な時間延長(45分)。大滝先生だからそうなるだろうと覚悟していたが。 丁寧な解説もあり、脱線もありという事なのであろうか? 社会一般に関しては学習の進んでいない人も多く、出来が悪かったと思われる。 |
||
国年法・厚年法(5/5) |
98年度講義内容 関口先生担当 国民年金法 討議用 択一10問(7問)/記述2問(1問) テスト 択一10問 記述1問 厚生年金保険法 討議用 択一10問(7問)/記述2問(1問) テスト 択一10問 記述1問 問題の難易度は国年法・厚年法ともやや難。 国民年金法はかなり細かい問題が多かった。(年度が年等の箇所) 厚生年金保険法については細かいというより、「穴となるような部分」を狙った問題 が多いと感じられた。 両科目とも似ているとは言えかなりボリュームのある科目なので、受講生全員が疲れ 切っていた様子。 先生も時間通りに終わらせる様にかなり努力をしたようだ。 厚年金だけはこの討議用の問題と違う範囲で第30回の試験では難問であり、 その他の科目については討議問題より平易だったという感想である。 |
一般常識特訓講座 | |||
労働関係科目(5/23) |
98年度講義内容 大宮先生担当 一般常識演習講座テキスト・資料編(労働)・プリント。 講義は以下の形式で進められた。 1.法規関係 一般常識演習講座の問題解説を兼ねて、重要事項を説明。テープ講座をとって いないのでなんとも 言えないが、かなり詳しく説明があったのでは? 2.労働経済 法改正セミナーで配られた資料と資料編(労働)を使って最新労働経済データの紹介。 資料編での数字は把握できる範囲で指摘してくれるので、かなり有意義な講義 だと思えた。 3.労務関係用語(記述対策) ここで労無関係用語約60語程の演習を行う予定だったが、時間不足で断念。 残ってやっていきたい人のみ教室で勉強をしていた。 |
||
社会関係科目(5/24) |
98年度講義内容 関口先生担当 一般常識演習講座テキスト・プリント。 講義は以下の形式で進められた。 1.法規関係 一般常識演習講座の問題解説。逐一の問題解説となったので、テキストの方々 をめくって大変であった。横断事項までもう少し突っ込んで欲しかった気がする。 2.保険共通事項 同様に一般常識演習講座の問題解説。かなり時間が厳しく十分な時間がとれなかった。 年金白書について若干触れた部分あり。 (5つの選択肢について) 3.厚生統計 最新資料がまだ出ていないため、説明はあまりなかった。 プリントによる若干の説明にとどまる。 |
直前急所対策講座 | |||
基準法・安衛法・労災法・雇保法(6/6) |
98年度講義内容 「直前急所対策講座」専用テキストで講義を実施。 基準法・安衛法・労災法 吉沢先生担当。 重要語句の部分を拾って解説あり。説明を速くし、その分全てを説明しようとしたため か講義が何とも分かりにくく感じられた。一度も講義を受けた事のない先生だったから かもしれない。 雇用保険法 大宮先生担当。 時間が残りわずかであったため、翌日に持ち越すのを前提で講義が進められた。 単元を削り、限られた単元のみをゆっくり解説するという方式を取った。 |
||
雇保法・健保法・労働一般(6/7) |
98年度講義内容 「直前急所対策講座」専用テキストで講義を実施。 大宮先生担当。(全科目) 前日に「どの単元に解説を加えるか」を示し、その部分を一読する旨の指示があった。 それに則って講義が進められたが、雇用保険法・健康保険法とも時間がかかり過ぎた為、 労働一般の講義は断念。プリント配布にて代用という形になった。 |
||
国年法・厚保法・社会一般(6/13) |
98年度講義内容 「直前急所対策講座」専用テキストで講義を実施。 国民年金法 本間先生担当。 ほぼ全般的にわたって解説。この先生は内容が納得できる説明なのだが、板書をしない 為、進度は恐ろしく速く感じる。 一度講義を受けた人ならば要領が摘めているので楽なのだろうが、初めて受ける人には きつかったのではと思う。 厚生年金保険法・社会一般 関口先生担当。 本間先生と逆で、板書重視主義。板書量はかなりに上る。 今回は「失業手当との支給調整」・「在職老齢年金」あたりを詳しく説明したので、 やはり社会一般の方で時間不足。それでも何とか講義を終了させた。 (悲しい事に本試験では違った観点からの出題だったが。) |
試験3週間前の総仕上げ講座 | |||
科目横断編(7/5) |
98年度講義内容 「横断的整理&練習問題」という専用テキストで講義を実施。 労働関係 大宮先生担当。 重要事項に絞って丁寧に説明。テキストがまとまっている分、コンパクトに行われた。 結局後の勉強でテキストを有効活用する事はできなかったが、よく練られているテキスト だと思う。 社会関係 大滝先生担当。 こちらも重要事項に絞って説明。年金の箇所でかなり苦労をされていたようだ。 どちらかというと大滝先生の専門外なのでやむを得ない事かもしれないが。 この時期になると復習の時間をもてないので、極力この時間内で納得する様に努力。 |
||
科目分割編(7/6) |
98年度講義内容 「総仕上げ講座(基本テキスト)」という専用テキストで講義を実施。 労働関係 谷古宇先生担当。 重要事項に絞って丁寧に説明。テキストがまとまっている分、コンパクトに行われた。 結局後の勉強でテキストを有効活用する事はできなかったが、よく練られているテキスト だと思う。 社会関係 大滝先生担当。 こちらも重要事項に絞って説明。年金の箇所でかなり苦労をされていたようだ。 どちらかというと大滝先生の専門外なのでやむを得ない事かもしれないが。 この時期になると復習の時間をもてないので、極力この時間内で納得する様に努力。 |
白書解説講座 | |||
労働白書(午前) |
98年度講義内容 「平成10年版労働経済の分析」という労働白書要約で講義を実施。 大宮先生担当。 労働白書の要約部分を主として講義が行われた。 かなり詳しく解説していただいたので、復習するにも苦労しなかった。 尚、白書全体を通じての「労務管理用語」をまとめたプリントも配布されるが、 今年はこれが鍵になった様に感じた。 |
||
厚生白書・年金白書(午後) |
98年度講義内容 「社会保険に関する一般常識 資料編」で講義を実施。 大滝先生担当。 厚生白書の要約部分を使用して講義が行われた。年金白書は「5つの選択肢」くらい。 統計については既に解説が何度も行われている数値の為、とりたてて詳しくは説明されず。 付属していた問題演習はきちんとやっておくようにという指導は何度もあった。 |
中間・全国模試 | |||
中間模試(98) |
平均点が28.8点と非常に悪い。問題の難易度的にはそう難しくもなく、受験者層の問題練習不足と出題者も判定している。 労働関係の科目はかなり難しめに作ったそうで、社会関係の時間不足というパターンもあったとの事。 年金法等は細かな出題も見られたが、センターの受験生にとっては見慣れた問題かもしれない。 受験者数は459名。択一42点以上はだいたい43名しかいない。 |
||
最終模試(98) |
平均点が28.6点。 中間模試より本来平均点が上がるはずなのに下がったということはかなり難しいという事。 年金関係・雇用保険は第29回の傾向を考えかなり難しい問題。 国民年金法の記述は予想外の範囲からの出題であった。 受験者数は829名。択一42点以上はだいたい103名。 |