銀行業務検定試験 年金アドバイザー 受験資料

【Last Update 2000. 5. 6】

このページは「銀行業務検定試験 年金アドバイザー」に関する記録についてお届けします。
(社労士受験者の人数が多い「3級」についての情報をお伝えします。)
 
銀行業務検定試験 年金アドバイザー について
  銀行業務において顧客の年金等の相談・照会に応じる為に必要とされる知識・セールスにおいて必要となる技能・応用力についての習得度合を図る事が目的である。
現在2級・3級・4級の試験が実施されている。
年金アドバイザー3級の実施要項
 
試験時期 だいたい3月初旬
試験時間 午後1時〜4時(3時間)
受験料 3,090円
所持品 受験票、筆記用具(HB鉛筆、プラスチック製消しゴム)
電卓(プログラミング内蔵なし)/そろばん
試験内容 5答択一式(マークシート)
100点満点中60点以上が目安
基本知識(30問)
  公的年金制度とその仕組み
公的年金給付の種類と支給要件
その他の年金
技能・応用(10題20問)
  年金受給の為の手続・アドバイス等
変更等諸届出書作成上のアドバイス
年金振込口座の獲得とメイン化セールス
※合計50問、1問2点
合格発表 試験実施後3週間経過後に成績通知書・合格証書を各受験者に送付
勉強を行う上での参考図書
  「銀行業務検定試験問題解説集 年金アドバイザー3級」(経済法令研究会)
  過去問集、願書の綴じ込み有り
  受験するには願書が付いている為に購入する必要があるであろう。若干使いにくい構成。
「検定シリーズ 年金」(経済法令研究会)
  各単元の事項解説及び例題集
  内容は理解しやすい構成。社労士受験用年金対策の参考書としても活用できるかもしれない。
受験動機
  社労士試験における年金科目(国民年金法・厚生年金保険法)の対策の一環として受験
受験勉強期間・方法等
  社労士試験における「国民年金法」「厚生年金保険法」の学習で十分対策となる。共済組合や農協に関する年金問題が出題されるがあまり意識する必要はない。但し過去問については一度目を通しておいた方が良いかもしれない。1〜2箇月前くらいに問題を解いてみて、わからなかった問題について抑えておくのが良い。
合格者平均点は社労士受験者とそれ以外では「20点近く」の違いがある。筆者は合格した1箇月後の中間模試で「国民年金法:4点」「厚生年金保険法:3点」という点数であったが、その知識レベルでも3級は対応可能である。