人生、半キャラずらし
イ|イース/Y’s
ビクター音楽産業 FAMILY COMPUTER 1988
ジャンル| トップビューのアクションRPG
目的| ダームの塔に住むダルクファクトを倒すこと
ドラゴンスレイヤーシリーズや、ソーサリアンなどを歴史に名を残す作品を多数発売していた頃の、日本ファルコム作品で、パソコンからの移植。
当時は、パソコンは今ほど普及しておらず、だが、パソコンソフトの情報は豊富に入ってくる状況で、待っていた人も多かった。
後に、続編のイース2とカップリングされて発売された、PC-Engineバージョンは、見事な完成度でCD-ROM本体をも購買する気を起こさせる、キラーアプリケーションとなった。
アクションRPGというテクニックを重視するジャンルでありながら、同時に経験値を稼ぐための地味な作業もプレイヤーに要求した。プレイヤーのレベルが低いと、敵とあたっても、カンカンとその攻撃をはねつけられた。そして、敵と真正面からぶつからず、半キャラずらすことが有効なため、プレイヤーの人生に対する態度に、ある種の影響を与えた。
参考 ファミコン通信責任編集 1992 「ゲーム年鑑1988」 アスキー出版局
|