Team AQUA BELLE in UWAJIMA 1998
宇和島レース顛末記
長文です.雰囲気にひたるならこちらをご覧ください.

レース結果はこちらをご覧ください(独断で掲載しました.問題があればご連絡ください).
1998年5月2日(土)天気:くもり
08:00ハーバー集合.さっさと準備を整え出港.
天気予報では午後から雨が降るとの事.豊後水道の荒れも予想されるので気の抜けない回航となりそうな感じです.
ハーバーを出港すると風は南南東,20〜25ノット吹いている.波も無くスターボードで行けそうなので,メインセイルを上げる.ただし,今以上に風が上がりそうなので(出港前に福山から来た船からの情報だと30ノットは軽くあったとの事),アクア・ベル初のワンポイントリーフをする.機帆走で7ノット強の速度.
12:00潮流が早い佐賀関と高島の間を無事抜ける.ここまでは順調な航海.
海峡を抜ける前から,セールが風をはらまなくなったので,下ろし機走にする.速度は6ノット台に落ちる.
しかし,海峡を抜けてから潮の影響か??突然速度が落ちる.3ノット台,右手奥のほうに臼杵湾(津久見島)が見える.1時間頑張ったが,全く距離を稼げない.
13:30再度セールを上げ,豊後水道を横断する事とする.風は南東から東,30ノット前後が吹いている.波高は2〜3m,船底が叩かれ,バウからはスプレーが頭から降りかかる.
宇和島への回航はこれが初めて.一人また一人とダウンしていく.これくらいのうねりには強いはすのメンバーが,その内クキッパーを残し全員ダウン.
14:30本船航路のど真ん中で上下に走る貨物船に挟まれた途端,エンジンが停止!!セルを回すがかからない!?全員起きだしてくるが原因がなかなか分らない.
本船が両サイドを通過していく.な・なんと,ガス欠??機帆走・機走でかなりガソリンを使ってしまった様だ.海上では給油中に海水が入る恐れがあるので帆走で宇和島近くまで行きそこで給油する事とする.
風・波とも悪条件の中,エンジンを使えないまま,宇和島に向け帆走を行う.最大8ノットを出しながらの帆走だがスキッパー以外は全員ダウン.これから約3時間,スキッパーは一人でGPSを頼りに舵を取る.
16:00宇和島沖の島影に入るようになり,揺れも少なくなって来た.風下の方でやはり帆走している船が見える.三瓶からの船だろうか?
走行しているうちに全員起き出してきたので,給油とエアー抜きを行いやっと安心して走る事が出来る.
17:00着艇.8時間30分.早かったのか?,遅かったのか?宇和島には今回初めて来たので分からないが,とにかくほぼ予定時間で着くことが出来た.
艇を港に固定すると,やっと人心地ついた.みんな朝食は少し食べたが,回航中は殆ど何も食べて(飲んで?)いなかったので,レセプションがあるのも関係なく,腹に流し込む.
19:00レセプション出席.今回のメインディッシュ,“マグロの兜焼き”を目の前に炭火焼料理と酒を呷る.
疲れからか,退席する頃にはかなりハイになっていた.今夜はぐっすり眠れることだろう.
       3日(日)天気:くもり のち 晴れ
06:00ひとり,またひとりと起き出す.昨夜の雨でテントの下に寝ていたため,寝袋の足先が冷たい.
そろそろ活動を開始しなくては・・・.でも,まだ雨は降っている・・・.
07:00本部が受付を開始する.受付場所が近かったため,受付番号が全員一桁.期待できそうだ.
08:00開会式.オーナーが出席.クルーは船の中でレースの準備を行う(?).
08:30出廷.雨は何とか上がったようだ.少しずつ風も出始めてきた.コースをみんなで検討するが,初めての海面でもあり,最終的に走ってれば分かるやろ・・で決着.
09:20セイルを上げてラインを流す.何とスタート後スターボードタックで一本ではないか.回航するマークも見える.ラインの風下側,風上側両方を流しているとそろそろ10分前.本部船に近付き号砲を待つ.
あれ!?鳴らない?時報優先なんだ!・・・
風も落ちてきた,スピードが出ない.時間は刻々と迫ってくるがラインに近づけない.チョット焦る.と同時に本部船とやり取りしていた艇や21fクラスの艇が寄ってくる.これではきれいにスタートできない.
10:00
サテンドールです.風が無いのが良く分りますネ.ここら辺はのんびりしたもんです
後ろも走っていませんネまだまだのんびりしたもんです
スタート.ラインの真ん中よりからサテンドールがスタートしていく.まだ,ラインを切れない.上から海王が流し込んでくる.何とか先にラインを切るが微風のため,なかなか進まない.
暫くすると海王は右海面を目指していく.我々はスターボードタックのまま・・・.
先にスタートしたサテンドールが前に見える.小さなブローを掴みながら我慢のセイリング.
サテンドールに近づいた.この頃から少しずつ風が上がってくる.サテンドールでは,奥さんが盛んに写真を撮っている.アクアベルも取ってもらったので,お返しにカメラを引っ張り出して,サテンドールをパチリ(近いうちにお渡ししますね->森重さん).
サテンドールが風下でタック.風が変わった.アクアベルも(スキッパーはサテンドールに謝りながら)タック.サテンドールを被せる形になってしまった.嫌ってサテンドール,再度タック.そのまま進む.
この時点で周りには一艇もレース艇がいなくなる.風も順調に上がり出し,クルーは上デッキに移動.セイルトリムをしながら第一マークを目指す.
10:40
ジェネカーをトリムする自分です.エッ?!立ち位置が悪いって?ウィンチの関係(?)でウチはここでもOK!
後方を眺める!スピンが並んだのを写したかったんだけど・・・拡大してみました.見えますか?
時間がはっきりしないけど,多分このくらい.マークに近づくにつれ右海面を選択した艇の一団が迫ってきた.中には24fクラスらしいのもいる.やっぱり地元は風を良く知ってるなァ.
トップで回航.別府でのレースでは使うことの無いジェネカーを出す.年に1・2回しか使わないのでセイルトリムが上手くいかないが,風向は最適.順調にセイリングを続ける.
追手は辛い(ってスキッパーとスピントリマーだけだけど),首は痛くなるしシートは手に食い込むし・・・チョット目を離すと潰れてしまうので気が抜けない.他は・・・と見ると,スピードメーターを見ながら,”今○○ノット”なんて言っている.それを聞きながら頑張るしかないんだなァ。
11:10快調に走って来たがスタート時の浮標を回航すると予想通り風が弱まってきた.半島の影なんだろう.フィニッシュまで後少し,ここでスキッパー交代.ジェネカーは・・・.
ラインに艇を向けると真追手になる.ジェネカーがフォアステイに絡む.スケーティングで行くか,このまま騙し騙しフィニッシュするか.後ろも一気に差を詰めてきている.まだか・・・.
11:26フィニッシュ!!
ファーストフォームは取った.後は着艇して飲むだけだ・・・・(結局,3人で焼酎1升・ビール多数を空けてしまいました)
18:00サウナにも入りさっぱりしたところで,表彰式&宴会です.こちらは白敷さんのページでお楽しみください.
全員景品を頂き満足満足の宴会でした(チームで真珠製品3個をゲット!!).景品に釣られて来年も来るか?
       4日(月)天気:晴れ
06:00レースが終われば後は帰るだけ.波も穏やかだし,燃料もバッチリ.真上りがチョット難点だけど,それを除けばクルージングには持ってこいである.毎度の事ながら宴会艇となりながらの回航も機帆走で8時間でした.着低してからは草々に 片付け全員帰宅.
お疲れ様でした.
最後までご覧頂きありがとうございました.m<_ _>m
初めてこんなのを書いてみましたが,如何でしたか?
写真を入れてみましたが,チョット重くなってしまったようです.次回はもう少し考えて書くようにしますネ.


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