狂楽の流言飛語
96年10月
10月21日(月) 今日のプロフィール:だから写真嫌いだってば。
コニカの調査 ではシャッターを押す直前に、笑顔を誘うために撮影者が発する掛け声で最も多いのは「1たす1は?」らしい。30%の人がこう呼び掛けるという。特に若い人に多いらしい。
私は「なめてんのか」と怒り顔になってしまうのだが。嬉々として「にい」と答える人の神経がわからん。
「はいチーズ」 も何故チーズなのかよくわからないが、これは4、50歳代の人が多かったらしい。最近は別の食べ物も台頭して来て、「はい、キウイ」「キムチ」なども結構多いという。
つまり最後が 「い」の母音で終わる言葉ならなんでもいいわけで、「りんち」「うんち」「放屁」「ゴキブリ」なんていう言葉でも、素敵な笑顔で写真が撮れるわけだ。「い」と発すれば確かに口元は笑顔になる。
高知県では 「撮るきーに」と声をかけたら「撮られるきーに」と返事するらしい。なるほどいかにも。
「お母さんのこと好き?」 と子供に聞き、「好き」と言った瞬間に撮るという母親もいるようだ。それはそれで良い。「きらい」と子供が答えても口の表情は同じだもの。「別にい。」と投げやりな子供でも対応可能だ。
応用編は いくらでもある。
「ごう?」 「ひろみい」
「さいじょう?」 「ひできい」野口五郎はここでもやはり・・・
「好きな体位は?」 「正常位い」後背位でも可。その他立位とか騎乗位とか側位とか・・・詳しい人は考えて下さい。私の貧しいバリエーションはこんなもんです。
「今日の流飛は好き?」 「好き」でも「きらい」でも「別に」でも「どうでもいい」でも皆さん笑顔でボタンを押してね。「ぷち」と言いながら。